2018年2月4日ロヒンギャ難民キャンプ活動報告会個人的まとめ

島の人Part2 @simasyodes

患者は女性や子供に身体の不調を訴えているのが多いと

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難民キャンプと聞いて最初は当の林医師もまた映像を見ていた私もだいぶ混沌としているんだろうなと思っていたが難民らは悪く言えば「のどか」でカメラを向けるこちらに笑顔を見せる子供達が目立った。(前述のクリスマス祝日なのでキャンプ内の学校は休み)

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難民流入から４ヶ月が経過して季節も乾期で「だいぶ落ち着いてきた」と言うのが現状のようです。映像の途中にある水の配給風景なども各人が列を作り「秩序」が感じられた。

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子供らは大体がブルーのリュックを背負っている。ユネスコの支援で「リュックサック」として支給されたらしく結構「洒落たデザイン」だった。

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カメラに映る少年達は普通に遊んでるんだが男の子なんでおもちゃの「gun」を使っている。「gun」によって住む地を追われてきた人々なんで林医師は複雑な気持ちになったそうな。

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26日は各国の支援団体の人々とミーティングや情報交換が行われた。(70名ぐらいで白人が20人ほどであとアジア系) 大腸菌が水に混じる濃度が報告され井戸30％家庭70％であった(これ改善された数字だそうです)

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アジア系の人々でマレーシア人がおり、後に林医師らが見学した映像もあるがこちらはバングラデシュから政府間の援助をお願いされた国(マレーシアとトルコ)なんでしっかりとした設備の病院(手術や分娩も可能)や物資も豊富だった。

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赤十字(イスラム圏なんで月の標示)、「国境なき医師団」、WFP(世界食糧計画)などがいまバングラデシュで活動中とのこと

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今のNGOなどの活動はOCHA(国連人道問題調整事務所、後述)が「コーディネート」して「⚫⚫地域は⚫⚫」と割り振ってるそうな(効率や特定地域に集中しないようにとの配慮)医療、物資、教育など11の部門に別れそこの専門のNGOが入っていくという流れ。これは私も初めて知った仕組み。

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unocha.org/japan　国連人道問題調整事務所

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NGO活動の「見える化」によって資金や物資が「ピンハネ」される心配も少なくなってきた。

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難民らはその為にテントには「住所」があり、医療や教育が受けられ「各地区のリーダ」がいるそうな。すでに30万人がワクチンを接種。トイレやシャワーが整備され、電気はソーラーパネルがあった。

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難民キャンプの各所には英語で「与えることは受けとることと同じぐらい大事なことです。責任を持って与えましょう。」との横断幕がある。

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難民キャンプと聞いてかなり無秩序な状態を想像していた私は整備された状態にびっくりした。ちなみに日本の震災などは「難民キャンプ」の方法が取り入れられたとか (ハキンパラの難民キャンプは3万3千人が暮らしていた)

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29日金曜日でありイスラム教では休日。前述の観光地であるコックスバザールの海岸には「夕涼み」の人で賑わっていた。難民キャンプの一歩外にはレジャーを楽しむ人々がいた。

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31日大晦日はバングラデシュは普通の日でしたが医療団体の診療はおやすみであり、林医師らな休日。日本から持参した「そば」で年越ししたそうです。

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イスラム圏なんで「ヒゲを伸ばしていた方が威厳ある」と林医師は伸ばしていたが普段は「マスク」してるので「意味ない」と途中で止めた。

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元々は難民キャンプは丘陵地帯の野山なんで各地区を回る時はかなり急勾配の道(未舗装)を行く。2018年1月1日は現地は雨で「雨の難民キャンプの状況」を知りたいと林医師は難民キャンプへ

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当然、道は未舗装なんでドロドロで急勾配の道に人々は難儀しながら登り降りしていた。(ちなみに映像には「のめる」水牛の姿があり、四つ足動物さえ苦労する道だった)

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現地民とロヒンギャの人々は同じ人種であり、外国人には区別つかない。「見分け方」はあるらしく服装の巻きスカートにシャツを「IN」はロヒンギャで「OUT」は現地民とのこと

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そして活動を映像を交えて一通り説明した後に林医師は今後の課題について述べた。

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今の貧弱な家屋や未舗装の道はモンスーンやサイクロンの季節はどうなるか？(季節はこれから雨季)

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現地民との軋轢である。 ロヒンギャの人々は労働禁止されている。(あくまでも難民なんでいずれは移動するがそこで働くと生活ができて定着するから) その為に、食糧や医療が提供されている。

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些か語弊はあるが「難民がかえって優遇されてる」こともあり、林医師は難民キャンプで「物乞い」には遭遇せず(これは林医師曰く異常なこと)一歩出るとハキンパラはけして豊かな地域ではないので「物乞い」はいたという。(難民の生活については後述)

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自分らの生活圏に難民の流入を「なし崩し的」に許し、また自分らより「豊かな生活」をしている難民へ不満が出てくる。