日本図書館研究会第59回(2017年度)研究大会(第2日目) シンポジウム「図書館員は専門性をいかに維持・確保するのか-各館種の現状と課題-」
武田「『蘭学新聞』を作る授業の時も、学校司書が入ることで面白い授業となったとおっしゃってくださった。新聞をまとめながらも参考文献とした資料を書いていこうと。6時間図書館で行われた。司書が常勤なので最初から最後まで関わることができる。」#nal59
2018-02-25 13:16:34武田「「百年後のふるさとを守る」という授業。子供達が表現する力をつけたいということで、伝記を読む活動をしたいとのこと。伝記といえば亡くなった人のものがあがるが、ルポルタージュも入れてはと学校司書から提案した。取り入れられて、スポーツ選手とか掃除マイスターのルポルタージュも」#nal59
2018-02-25 13:18:03武田「小中高の12年間で資料の活用や情報リテラシーの能力を身につけて行くかを見通して考えて行く必要がある。そのための利用教育がもっと必要になっていくと思う。」#nal59
2018-02-25 13:19:35武田「職員会議や校内会議に積極的に関わり、カリキュラム編成等にも関わる。学校司書の立場や司書教諭・教師の意見を重ねて、より良い教育活動ができるものと思う。」#nal59
2018-02-25 13:20:51武田「自己実現ができる場として資料と子供達が繋がっていく、発信できる場としてもなっていくのかなと思っている。司書教諭の専門性としては、教員の一員として発言や行動を行う。」#nal59
2018-02-25 13:22:00武田「かなり岡山としては意識した取り組みを行っている。個人の研修や努力。幅広い資料提供を行っていこうと思うと、やはりその人自身、学校に自分しかいないので、自分自身が広い視野を持っているか、どういうことを知っているかを知ることが必要。」#nal59
2018-02-25 13:23:45武田「一人しかいないので、学校図書館のイメージになる。利用者となってもらうためにも教職員とのコミュニケーションも重要。」#nal59
2018-02-25 13:26:14武田「研修は重要。公的な研修のほか、学校図書館問題研究会での議論や自分では気づかない視点をもらって活かして行く。」#nal59
2018-02-25 13:27:12武田「学校図書館に朝から晩まで勤務できることが大事、図書館情報学をベースとした知識、フルタイムで仕事ができることが大事。専門職としてどう確立していくか。兼務であったり、配置されていない、研修制度まで充実していないところも。それをどう拡充していくのか。声を出しずらい。」#nal59
2018-02-25 13:28:38武田「校内での理解が重要。専門性が認められて職員会議に入っていく等が重要。力を発揮するための校内民主主義が必要。そして、どのような学びを学校司書と教師が作っていえばより豊かな授業になるのか研究することが必要。」#nal59
2018-02-25 13:30:42武田「学校図書館がどういうものか発信していくことが必要。学校司書が入っていくと授業が面白くなるということを発信していく必要がある。」#nal59
2018-02-25 13:31:28最後は、千本沢子氏(エル・ライブラリー)によるご報告「雇用形態を超えたスタッフのスキルの形成-労働関係専門図書館の実例から」です。#nal59
2018-02-25 13:32:13日本図書館研究会の大会に参加ちゅう。 今日の午後のシンポジウムに当エル・ライブラリーの館長補佐・千本沢子(ちもと・さわこ)が登壇。 「雇用形態を越えたスタッフのスキルの形成 労働関係専門図書館の実例から」 ボランティアスタッフに支えられる図書館の実態を報告。 #nal59
2018-02-25 15:48:58千本「専門図書館といっても一言で言えない。多種多様。そこで働く図書館員にも求められている技能等も多様。一専門図書館の例として話すことをご了承いただきたい。」#nal59
2018-02-25 13:33:00千本「主題の蓄積について。スタッフの資質向上のための取り組みについて。当館は労働関係を主題とする専門図書館。閲覧席は8席。未登録がとても多い。寄贈図書がとても多い。」#nal59
2018-02-25 13:34:02エル・ライブラリーのコレクションの貴重さは、蔵書数などの数字では計れんよ? #nal59 @Llibraryosaka
2018-02-25 13:34:46千本「団体や個人の資料をレスキューして蔵書とすることが比重として高い。もともと2つの図書館が統合。労働情報総合プラザ(実務的な資料が中心)と大阪社会運動資料センター(労働運動史編纂のため)。」#nal59
2018-02-25 13:35:11千本「労務実務系とアーカイブズ系に大きく分かれる。前者は研修用ビデオや賃金統計書、労務関係参考書が中心に。労務実務系の雑誌。学術雑誌はあまり使われることはなく商業誌が多い。公共図書館ではフォローされていないタイトル。これを目的として来館されるのが多い。」#nal59
2018-02-25 13:36:30千本「利用者は大きく分かれる。日に60人ぐらいだが濃い。前者は実務家。後者は研究者。もっぱら図書館に親和性のある前者について話をする。」#nal59
2018-02-25 13:38:23