アレフガルダーズ ver11.54 革命軍のアジトへ！そして意外と偉い階級だったジョン。

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アレフガルダーズ ver11.54 用語説明 NPC：ノンプレイヤーキャラクター PC：プレイヤーキャラクター PT：パーティー また満月の塔：前回はシドー教急進派の拠点だったが、今回はテパ革命軍のアジトなんだって。

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これまでのお話 ペルポイ船籍の船は、商船に偽装したペルポイ海軍の船であり、船長以下クルーはペルポイ海軍軍人だった。そこで今後の予定を聞くと、テパ革命軍という組織と合流する予定らしい。カカオの仕入れどころではなくなってきてしまった。

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甲板。船長のジョン「これから川をさかのぼります。皆さん手漕ぎ小舟に分乗してください」「え？この船でもいけるんじゃね？」大きさ的に無理では無さそうだが「小舟の方が怪しまれずに済みます」いつもそうしてるみたい「念のため説明しますが、我々はカカオ買い付けに来た商人と護衛という設定です」

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小舟でテパ周辺の河川に入り、適当な農場からカカオを仕入れて帰る。偽装のためそういうことを続けてるんだって。事実、川をさかのぼっていると、いろんなところで検問があって止められるが、結構顔パス「すごいぜ。今のところ怪しまれずに突破できてる」船長ジョン「このあたりはベラヌール領です」

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ポール「今のテパ地方なんだけど、海岸沿いとその周辺、だいたい南西半分がベラヌール領。北東半分がムーンブルク領といった感じだ」イックス「俺たちはどこへ行くの？」「テパ地方南東部の、このあたりだね」「満月の塔じゃん。また行くの？」「君、よく知ってるな！この地域には古い塔があって」

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「あんまりカカオの栽培に適してなくて、両国とも占領してないんだ。そこで我々ペルポイ連邦が支援するテパ革命軍のアジトになってるってワケさ」「へー」イックス生返事しながら両岸を観察すると「なんかだいぶ拓けた感じになってるぜ」「たしかにそうですね」バレンタインも驚いており「密林が無い」

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300年前の世界ではうっそうと茂る熱帯雨林が川の両脇に迫り来る感じだったが、今は「ほとんどがカカオと背の低いもう一種類の木で、規則正しく並んでいるというか」するとポール「背が低いのはコーヒー豆の木だよ」「変わり果ててるね......」テパ出身のンシアが、故郷の変貌にひどく落ち込んでいる。

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彼女が生まれ育ったテパ地方は、様々な種類の熱帯の植物が生い茂り、住民たちは貧しいながらもジャングルの一員として他の生物と共生していた。しかし300年後のテパは「人間だけじゃなくて、森も徹底的に征服されてしまったんだ......」人間に都合の良い植物以外、生長を許されない世界になっていた。

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「こんなのはテパじゃない」静かに怒りをたたえており怖いぞ。そして「着きましたね」「何の妨害も受けずに満月の塔だぜ」イックスたちの時代では現地部族の攻撃があったが、今回は全く無し。戦士クワベナたち森の部族の末裔は、滅ぼされたかプランテーションで奴隷労働させられてるかなのだろう。

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バレンタイン「満月の塔は、古くなってるだけというか、あまり変化ありませんね」周辺もテパの森という感じで、ジャングルっぽいまま「ここはいいアジトだな」「ベトナムとラオスの国境みたいな感じか」アルファたちも、なんかよくわからない談義をしながら興奮気味に到着。塔の中に入ると「大佐」

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ペルポイ軍人とテパの戦士たちが待っており「首尾の方は？」ジョン「アレフガルド共和国からの援軍を連れてきたぞ。百戦錬磨の軍人たちとのことだ」「おお」「それは頼もしい！」「では武装蜂起は予定通りに？」「決行する」勝手にどんどん話が進み始めるのでイックス「ちょっと待って」「なんです？」

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「予定通りって？俺たち予定何も聞かされてないんだけど」「そうでしたな！今から説明しましょう」「あとさ、ジョンって大佐なの？結構偉い？」大佐とは将軍の一個下くらいに偉い階級でおじさんが務めるが、ジョンはおじさんというには若い「あ、それはですね」ペルポイ海軍の事情があるらしい。

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「我が国は独立したばかりの若い国なので」自前の船で独立戦争に参加したジョンみたいな軍人（義勇兵上がり）は自動的に大佐扱い「そうなんだ。俺も大佐になれる？」「活躍次第ですぐですよ。人手が足りないので」「イックス大佐。かっこいいぜ」「アルファ大佐......」横でうっとりしてるPCが。

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「アレフガルダーズ」つづく

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タグ #dqxtails 建国間もない国だと、まだ体制が整ってなかったりいろいろあったりで、普通だったらもっと年配の人がなってるような地位に若い人材が配置されてることがよくあるんですね。ナポレオンなんかはその典型的な例だし。