エレン先生が語る、日本人の「英語できます」願望

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おまけ

uroak_miku @Uroak_Miku

そうそう、学校英語で頭がちがちになった私たちを「ネイティヴはこんな風に使うよ」と揺さぶる系の本の画期は、やはり『英語に強くなる本』でしょうか。カッパブックスの傑作。大ベストセラーになった。1961年刊行。3年後に東京オリンピックを控えていた時代の子でした。amazon.co.jp/dp/B000JAN02G

2018-03-22 10:59:24
uroak_miku @Uroak_Miku

トイレで「入ってます」を英語でいうには?と謎かけして「Someone in.」で通じるよとスマートに私たちを揺さぶってくる…こういう種類の本は以後ぽつぽつと出ているようですが、一大ジャンルとして市場を形作るのは21世紀に入ってからでした。デヴィッド・セインの本なんてまさに寵児ですね。

2018-03-22 11:01:37
uroak_miku @Uroak_Miku

ただ、学校英語の教科書そのものをネタにした英語学習書はないんですよ。私の調べたところでは過去に二冊あることはあるのですが、ひとつはあら捜しと教科書検定委員会批判が主眼で、もうひとつはマーク・ピーターセンによるもの。後者は英語学習書として優れてはいても、ネイティヴ目線なんですね。

2018-03-22 11:07:49
uroak_miku @Uroak_Miku

「日本語」と「国語」の葛藤を学校空間で味わっている私たちにとって、ピーターセンが指摘することがらは、正論ではあるけれど実行困難なのです。どうしても義務教育のあいだに体にしみ込んでしまったものに足を取られてしまう。

2018-03-22 11:10:21
uroak_miku @Uroak_Miku

何がどうやってどんな理由でしみ込んでいったのか、そこまで踏み込んで語ったものでないと不十分なのです。

2018-03-22 11:11:07
uroak_miku @Uroak_Miku

この厳しい要求に答えてみせるのは非常に厳しい。けれども不可能ではない。手持ちの道具の組み合わせでやってやれなくはない。All you need is 文才と論理構成力と洞察力、そしてひらめき。

2018-03-22 11:13:09