TRPGについて話してみた vol.2
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ttt_ceinture
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やっぱケルナグールの地味さ加減はTRPG改造のイメージに近かったな。間合い判定が細かいんだわこれがまた。動画http://bit.ly/apvE78 http://bit.ly/aBd445 技リストhttp://bit.ly/aNRLlN
2010-03-31 19:40:38
マップを見ると源平討魔伝と桃太郎伝説を髣髴とさせる。当時の格ゲーといえば、あとは飛龍の拳か。どっちも攻撃/防御ではなく、攻撃/ヒット判定がキーだった。スト2以前の格ゲーは判定が厳しく、技の映像演出が弱いので、私の印象としてはTRPGと重なっていたのかな。
2010-03-31 19:45:37
やり込みの時は、覚える技を減らしてHPをできるだけ増やさない方向でやってた記憶。二周目以降の縛りプレイで。RT @ttt_ceinture: やっぱケルナグールの地味さ加減はTRPG改造のイメージに近かったな。間合い判定が細かいんだわこれがまた。
2010-03-31 19:46:10
@yishioka 私は小学生ちょいのときにやってたんで、やりこみできるようなレベルに達しなかったですねえ。ふたりでたいせん、をただひたすら手癖だけで強くなっていくという路線でした。よくわからない渋さを感じていたような記憶があります。
2010-03-31 19:51:14
やっぱマリー=ロール・ライアン『可能世界・人工知能・物語理論』やルドロジーの本を読むべきなのかな。このへんを思いっきりすっぽ抜けたままにやってるから私は他の話との接合ができてないのだし。しかし誰かルドロジーやってる人が論じればいいだけのようにもおもふ
2010-03-31 19:22:26
.@trickenが面白がりそうなネタでいうと、竜騎士07はAT&Tは知ってるはずで、初期のキャラ説明コーナーの北条沙都子の項目には「ベアダンジョン級のトラップワーク」とある。罪編ぐらいまではTRPGっぽい感触が結構あった印象。うみねこでもGMが普通に単語として出てきたりするが。
2010-03-31 15:41:30
@ttt_ceinture 知ってますよん。あれ、多分故BTさんの影響もあったのじゃないかなあ。ちなみにT&Tはハイパー(これがつく場合は国内独自展開)で、Advancedなのは2版までのD&Dですね。オタク的な指摘ですいません。
2010-04-01 00:17:52
@tricken 知ってたましたか。BT、八咫桜、竜騎士、サークル初期メンバーはラグナロクつながりでもあったっぽいので、TRPGからラグナロクにいたる動きでもあったのかなと思ってました。AT&Tというのは存在しなかったのか。あちゃー。言説のほうは話半分でいいですよ。
2010-04-01 01:25:54
古参以外は語んな、な空気のことね。それはまずいけど、かといって私が面白く語れる自信もないので。@trickenみたいな人が面白く展開してくれるといいな。RT @simada_netそういう発言が「自重するのが良識」という空気を醸成してしまうんじゃないかと、ちょっと気になったので。
2010-03-31 19:12:37
@ttt_ceinture 何語ればいいですかねえ。といっても、最近考えて来たことは文学フリマ『モダンラヴ』の対談記事にだいぶ詰め込ませてもらってます。あと、僕はどうも言説としては商業の人に嫌われがちなことばかり言ってますので、まあ話半分で聴いた方がいいかもしれません。
2010-04-01 00:21:34
@ttt_ceinture あとは『リーフファイト』から7th Expantionの同人活動が始まってるので、D&D→国産RPG→富士見・角川ファンタジーノベルブーム→MtG旋風→TCGブーム&TRPG冬の時代&ノベルゲーム黎明期 という(粗い)流れの中にいるんですよねえ。
2010-04-01 01:37:15
@tricken あと、リーフのライター高橋龍也といい、type-moonの奈須といい、GPMの芝村といい、"TCGブーム&TRPG冬の時代&ノベルゲーム黎明期"が同時に、TRPG経験者→シナリオライターorゲームデザイナーと変化している時期の後、っていう面がありますね。
2010-04-01 01:41:28
@ttt_ceinture いや、芝村さんはもっと遡ります。あの人はウォーゲームが先で、今も魂はウォーゲームにある感じ。奈須は奈須で、クラシックD&Dを「思いっきり自分好みに改造した」という運用側のセンス磨きが強くて、国産TRPGで育ったというわけでもない感じなんですよね。
2010-04-01 01:45:11
@ttt_ceinture それと、むしろ現在TRPG産業に貢献している人は(2005年頃までは確実に)今「ライトノベル市場」と言われているような市場で脚光を浴びた市場とはまた全然違う市場で活躍している(規模もだいぶ違う)ので、単純に「だからTRPG偉い」とも言えないところです。
2010-04-01 01:47:51
@ttt_ceinture 歴史的にTRPGが明確に関わっているので意外と知られていないのは、FPS『DOOM』の背景設定がD&Dキャンペーンの成れの果てだったりすること、かなあ。『ダンジョンズ&ドリーマーズ』という本に書かれています。
2010-04-01 01:52:02
@tricken えーーそうだったんだ!? さすがTRPG者はよく知ってる…。ウォーゲームって端的にTRPGとは別種になるんですか。奈須の月姫前後の記録は目を通したつもりだったけど、クラシックD&D魔改造だってのは知らなかった/忘れてました。市場が違ってるってのはそのとおりですね
2010-04-01 01:50:14
@ttt_ceinture 奈須の話は『コンティニュー』37: 97-116がおそらく一番詳しいですね。シミュレーション・ウォーゲームの歴史はウェルズが1913年に作った『The Little Wars』からですが、1950年代にnotミニチュアのウォーゲームが米国で出来ました。
2010-04-01 01:55:38
@ttt_ceinture 「兵棋演習」という意味でのプロのウォーゲーム、軍事学的に有効なシミュレーションとしてのウォーゲーミング(wargaming)は、18世紀のドイツでフォン・ライスヴィッツ親子が徐々に構築したものがまあ、祖先です。もちっと遡れますが有用とされるのはこの辺。
2010-04-01 01:57:50
@ttt_ceinture そしてTRPGというのは、実は1954年以降にチャールズ・スワン・ロバーツII世が作ったnotミニチュアの(ホビーの)ウォー・ゲーム(war game)が20年くらいの間にSFファンタジィ的想像力とミクスアップされ始めた中で出てきた新しい流れなんです。
2010-04-01 02:01:15
@ttt_ceinture こうして1950年代からホビーのウォーゲーム(ミニチュア&notミニチュア)の中で洗練されてきたボードゲームデザイン技術が、1970年代前半に「ミニチュアウォーゲーム『チェインメイル』を改造した半完成品のゲームデザインキット」に応用されたわけです。
2010-04-01 02:04:40
@ttt_ceinture 1974年に出たそのDungeons & Dragonsは、ウォーゲームからスピンナウトして出来た、世界初のRoleplaying Gameだったわけですが、同時に「ゲームデザインキット」という半完成品商売が商売として成立した年でもありました。
2010-04-01 02:07:40
@tricken 「ゲームデザインキット」という半完成品商売が商売として成立、なるほど…。たしかにかなり独特な商品のあり方ではあったけれども、スピンアウト的展開なのか。
2010-04-01 02:14:00
@ttt_ceinture こうした点で、1970年代後半はRPGという商売が(米国経済誌でもちょっとした話題になったほど)人気が出たわけですが、とある同人誌によれば、その時期はウォーゲームとRPGが兄弟のように遊ばれていた時期でもあったそうなんですね。だって基幹技術同じだし。
2010-04-01 02:09:52
@ttt_ceinture そういうわけで、ウォーゲーマーが(ウォーゲームと同じ技術で出来た新しいジャンルである)TRPGも嗜む、という流れは、70年代中盤から80年代前半にかけては、わりと自然な流れだった。そして芝村さんは(年代が若干不明ですが)その空気を知っている(らしい)。
2010-04-01 02:11:27
@ttt_ceinture そんなわけで、芝村さんのゲームデザインを見る時には、『Steal Panther: World at War』というデジタル・ウォーゲームや、TRPGで言えば『トンネルズ&トロールズ』や『トラベラー』辺りを知ってると、また全然違う見方が出来ます。
2010-04-01 02:13:09