当時は黒人差別でさえ「差別」と見なされないこともあった、と語るのは「差別の相対化」なのか
@72ki_s 当たり前ですよ。差別に決まっています。でも当時は、それが社会のマジョリティにおいては差別と思われてなかったわけです。今、差別とされているものは、最初は、皆、差別と思われてなかったわけです。それがわかりますか?
2018-04-28 02:29:58@nk12 >「バスの席くらいで」という批判が相次いだでしょう それはガッチリ差別発言なだけじゃないですか、それを意見として尊重する意味あります? 当時でも、今でも。というか、歴史的に、なぜ「黒人」がアメリカにいるのか、知っておられますよね? その上でなぜそう言えるんですか?
2018-04-28 02:33:05@nk12 そんなこと無かったから、今でもこうして「ローザ・パークズ」の話題をできているんじゃありませんか。「差別と思われてなかった」思ってましたよ、みんな。差別してたんですから。南北戦争の話でもしましょうか?
2018-04-28 02:35:35@72ki_s en.wikipedia.org/wiki/Separate_… 当時、最高裁が「人種隔離は平等に反しない」他、様々な、差別正当化の見解を、当時、出したのはご存じですか?
2018-04-28 02:44:22@nk12 当時の南部白人の立場に立って考えることの学術的な意味はあるかとも思いますが、今、現在、その立場からの発言をする人を「差別野郎」と呼ぶことに、いささかのためらいもありません
2018-04-28 02:44:24@nk12 思われていなかったからこそ、覆ったのではありませんか? 差別するほうも差別だと思っていましたよ! 当たり前じゃないですか、天然自然ではそこにいる筈のない人を、「貿易」で連れてきたのですから。知ってますよね? 再度、マジで言ってますか?
2018-04-28 02:49:23@72ki_s マジョリティが差別だと思っていなかったところに「それは差別である、おかしい」という粘り強い抗議をした人がいて、その声が広がったから、覆ったんですよ。 繰り返しますが、人種隔離は合衆国憲法の禁止する差別に当たらないという判例が出ていたくらいです。
2018-04-28 02:52:23@nk12 だから! USA国内に限ってもいいですけど、「黒人」は北米大陸に先住してたわけでも、沸いてでたわけでもないでしょう? マジョリティとかそういう問題ですか、それ?
2018-04-28 02:56:15@72ki_s 人間は、黒人を奴隷貿易で無理矢理連れてきて、その人、子孫らを、白人と同じ公共施設を使えないようにして、そのほか、ありとあらゆる迫害を行いつつ、それでも「それは差別でない」と思える生き物なのですよ。残念なことに。
2018-04-28 02:57:56@nk12 それこそが「差別」です。という地点に、私もあなたも生きているのですはないですか? なので、「差別」は「差別」としてガッチリ克服しなきゃならないのです。その際に「あれも・これも差別」と言って、何百年も前からの課題を解決できますか? やっぱりそれは相対化だと思います
2018-04-28 03:04:05@72ki_s そこで重要なのは、過去の彼らと同じく、今の我々も、現在ここにある大きな差別に全然気づいてない、差別と意識してない、たいしたことないと考えていることがありうる、という話なのですよ。
2018-04-28 03:09:21@nk12 それは、やっぱり相対化だと思います。私は人間は「残念な」生き物ではないと思っています。未来にあるかもしれない「差別」は、どなたかの手に委ねますが、私は、今ここの「差別」に立ち向かうことに、注力したいです。おつきあいありがとうございました。勉強になりました
2018-04-28 03:15:34@72ki_s 私は、人間が「残念」でなくなれるとするなら、それは過去の教訓に学ぶことだと思っています。 黒人差別が昔すぎると思いますか。でも、今現在、「完全にアウトなセクハラ」だって、ほんの十数年前まで「文句言うほうがおかしい」という扱いだったわけです。
2018-04-28 03:18:26@nk12 あの、「黒人差別」が昔すぎると思う人が、こういう「議論」をするでしょうか? ま、いいですけれども、海法さんが、相対化に尽力されていることはわかりました。いろいろな立場があるので、それはそれでいいです
2018-04-28 03:23:37@72ki_s とまれ、別に、オタク差別を差別と思うかはさておき、「差別とは、最初から皆が差別と認識してたわけではなくて、むしろ、差別だと思われてないから蔓延っているところから始まる」というのは、把握されたほうがよいと思います。
2018-04-28 03:28:24@nk12 >「黒人差別を、誰も差別でないと思っていた時代が」 ありませんよ、そんな時代。「誰も」に黒人奴隷はカウントされないのですか? 当時の人権意識がとかそういうのは、もういいです。未来の「差別」の話は興味なくもないけど、「なんでも差別」と括る方と共有したいとは思いません
2018-04-28 03:29:08@72ki_s 誰もというのなら、「社会のマジョリティが」ですね。そして、恐ろしいことに、差別されてる当事者すらそれが差別とわからない状況というのも、世の中にはよくあります。 そして「当時の人権意識」じゃないんですよ。今も、そうなんですよ、と、セクハラを例に挙げて説明しました。
2018-04-28 03:30:37@nk12 >「むしろ、差別だと思われてないから蔓延っているところから始まる」 そんなことないでしょ、という例で「黒人差別」の話をしたのに、差別する側の法律や「当たり前」を持ち出したのは海法さんでじゃないですか。「いわれ」がありまくりだからこそ、現在でも「差別」なんじゃないですか
2018-04-28 03:32:34@72ki_s 社会権力を構成するマジョリティにとって、当時は、あれほど明確でひどい、絶対に許されない差別行為が、そもそも差別と思われてなかったのですよ。マジョリティがそう思っていたからこそ、法律が出て、最高裁判決が出たわけです。
2018-04-28 03:35:22@nk12 話が一周している気がしていますけど、だから、「差別」は歴史的・社会的背景があるものと申し上げているのです。お認めになられているも同然じゃないですか。「そこから先」の見解は分かれますが。あと、「黒人奴隷」の時代の権力はマジョリティではないですよね? おわかりだとは思いますが
2018-04-28 03:40:16