蔵臼 金助選 #1日1本オススメ映画 2151~2200

2000迄書いた時にキリが良いからやめるか…などと思っていたのですが、面白い映画が次から次へと作られ続けて、どれもこれもお薦めしてるうち、やめるタイミングを逸してしまうま。
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『ザ・ロード』 数多ある終末物の中でも純文学的アプローチによる静謐な逸品。強い絆で結ばれた父と子が、崩壊した世界を南下して行く。人肉食を選ばずサバイバルする、“善き人”としての行動規範を保ちながら。鳥の囀りや犬の声、人々の気配の消えた世界の何と荒涼としたことか。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/lDsnSdASet

2018-04-21 23:18:36
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『ナバロンの要塞』 難攻不落の要塞に鎮座する巨大砲塔(通過する船舶を一撃で撃破。発射プロセスの描写は圧巻)を破壊するために集結したスペシャリスト達。活劇の教科書として本作もまた戦争映画の頂上付近に君臨するのだ。銃箱の隅は幾らでもつつけるけど、燃えるぜ。ぬぉ~! #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/HAh5s8KLb1

2018-04-21 00:01:01
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『ブラック・シー』 硬派のドラマを作り続ける英国人監督の潜水艦物。活劇は無くドラマと緊迫感溢れる演出で見せ、最後はほろ苦い。黒海に沈むUボートから金塊を引き揚げようとズタボロ潜水艦に乗り込む英国+露混成チーム。『恐怖の報酬』海洋版と言うか、海の『黄金』と言うか。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/a2MsBAQdjw

2018-04-20 00:02:24
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

確か『レザボア・ドッグス』の製作がDog Eat Dog Productionsで、エンドクレジットにかじられた犬のイラストがあった気がする。 pic.twitter.com/WJWDyav6Di

2018-04-19 01:12:05
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

昔どさくさに紛れてこの2作のフィルムノワールをDVD化しようとしたけど、版元が見つかりませんでしたw  (『野獣ども地獄へ行け』はアメリカで後にDVD化されました)

2018-04-19 01:07:35
蔵臼 金助 @klaus_kinske

それとこちらは日本公開のサスペンス、『野獣ども地獄へ行け』(1965)。 『ミネソタ無頼』翌年にキャメロン・ミッチェルがジェーン・マンスフィールドと共演。米公開題は“DOG EAT DOG”。ニコラス・ケイジで映画化されたエドワード・バンカー原作のクライム・ノベルと関係あるのかな? 音楽良いです。 pic.twitter.com/kcSnD89GdK

2018-04-19 01:05:59
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

ジェーン・マンスフィールド出演作で気になるのが、未公開のフィルムノワール、『The Burglar』(1957)。共演がダン・デュリエ(『サハラ戦車隊』『帰って来たガンマン』)。 原作及び脚本は『狩人の夜』のデヴィッド・グーディスで、監督は『新・荒野の七人/馬上の決闘』のポール・ウェンドコス。 pic.twitter.com/fPio9Qt7Jq

2018-04-19 00:55:43
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

お父さんとお母さん。 お父さんと娘。 娘。 『キック・アス』に出演中のお父さん。 pic.twitter.com/595Fm7VqOq

2018-04-19 00:30:35
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

彼女はボディビルダー出身で、後にマカロニウエスタン俳優となったミッキー・ハジティと一時期結婚していました。間に生まれた娘も女優となり、私の大好きな『リービング・ラスベガス』にも出ていたらしい。美人薄命を地でいったジェーン・マンスフィールド、本日4月19日生まれ。 pic.twitter.com/uIYtQyL18P

2018-04-19 00:09:48
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

1950年代の巨乳セクシー女優としてマリリン・モンロー的な売り方をされたジェーン・マンスフィールドですが、どうしてどうして。美人で頭も良く(大学で物理学、心理学を専攻)、演技力もあって(シドニー・ルメットの父親が設立した演劇学校の門下生)、34歳の時に事故で亡くなったのが惜しまれます。 pic.twitter.com/7GjHxMre5A

2018-04-19 00:09:18
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『女はそれを我慢できない』 “それ”って、家事がされてないことだ。ごめんね。期待させちゃって。これはこれで今だと論議を呼びそう。セクシー女優相手専門男優トム・イーウェル共演のスクリューボール・コメディ“ロックン・ロール仕立て”。特別出演のミュージシャン達が凄いぞ。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/fPhHR7VPWR

2018-04-19 00:08:47
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

仕事中に見つけた面白い写真。 合衆国騎兵隊正式拳銃はS&W M29であったかw 『騎兵隊』のオフショットらしいけど、デュークはハリー・キャラハンの10年以上も前に.44マグナムを撃っている。 pic.twitter.com/9bUS3OTb6y

2018-04-18 18:20:33
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

最近の目つきの良くない若者三人衆。 『ダーク・プレイス』タイ君。 『少年は残酷な弓を射る』エズラ君。 『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』バリー君。 pic.twitter.com/rSCQ7iz0PC

2018-04-18 00:16:08
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『ダーク・プレイス』 カンザスで起きた一家惨殺事件。その唯一の生き残りの少女がトラウマを抱えながらも28年後に真相を追っていく。惜しいです。地道に淡々と描くのはいいけど、ちょっと退屈。でも終わらせ方が良いです。“デス・ロード”コンビに萌え♡ クロエは邪悪な役が巧い。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/eJJnLjW8TB

2018-04-18 00:05:58
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『オー!ラッキーマン』 なかなかパッケージ化されない(“Wの悲劇”というやつだ)、英国製ブラック・コメディの力作。監督は“怒れる若者たち”の旗手リンゼイ・アンダーソン。3時間近い大作で、しかもかなり黒い。特にマッド・サイエンティストのくだりはトラウマ級の描写も。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/Qzpe1rhwX2

2018-04-17 00:02:55
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『街の灯』 エンディングの鮮やかさにおいては、この映画を超えるものはなかなか無い。必要にして簡潔。それ迄物語の面白さに笑い、はらはらしながら見守ってきた観客が、最後の数分で経験したことのない感動に包まれ、美しい結末の余韻に何年、何十年も浸り続けることになる。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/W675YBufsq

2018-04-16 00:00:47
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

以下、一つでも該当する方は『ワンダーストラック』観てもいいんじゃないかな。ハマるかもしれないよ(謙虚な物言い)。 ・澁澤龍彦、種村季弘、荒俣宏、稲垣足穂等を読む。 ・子供の頃よく図書室に閉じこもっていた。 ・友達がいない。 ・家庭や職場に居場所がない。 ・ボウイ大好き。 ・本屋が好き。 pic.twitter.com/FlINUTDkdo

2018-04-15 10:19:39
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

発射時のガス圧を最大限有効活用しようとの考えであるが、それはつまり、サプレッサ―を付けても効果が発揮できるということなのである。 そして、『シャーロック・ホームズ』で実験機種としてナガントを用いていたことに、考証の正確さと正しい知識であることでの説得力を感じるのである。 pic.twitter.com/xMtQ4Ze94m

2018-04-15 01:56:55
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

通常、リボルバーに消音器を付けても効果は無い。 シリンダー・ギャップから発射音が漏れるからである。しかし、ナガントだけは別で、この独特のリボルバーは射撃時に撃鉄を起こすとシリンダーが前進して、カートリッジ先端部分がフォーシングコーンに食い込むように設計されているのだ。 pic.twitter.com/iDsKkbjzfN

2018-04-15 01:54:12
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『シャーロック・ホームズ』には19世紀の武器がたくさん出て来てご機嫌な映画ではあるのだが、中でもホームズがサプレッサ―の研究をしている場面が出てきて、その銃がナガントであることにとても感心いたしました。 pic.twitter.com/TGFuZYZbvP

2018-04-15 01:52:05
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『私の20世紀』のイルディコー・エニェディほぼ30年ぶり公開の新作『心と体と』も観たいけど、何だか『ワンダーストラック』の感動をこのまま保つために、しばらく映画観たくない気持ちもあったりする。 twitter.com/klaus_kinske/s…

2018-04-15 00:47:08
蔵臼 金助 @klaus_kinske

観ていない方も多いと思うので詳しくは述べないが、『ワンダーストラック』は孤独な魂を抱えた少年少女が現実を忘れて打ち込める対象への愛、時代を経ても偏愛され続ける対象へのリスペクトを描いた傑作です。子供の頃環境に馴染めず、独りで図書館に通い続けた経験がある人はぜひ観て下さい。

2018-04-15 00:42:20
蔵臼 金助 @klaus_kinske

『スペース・オディティ』は宇宙空間に孤独に漂う飛行士の物語であり、危険を顧みず一歩前に踏み出す人間の歌でもある。『LIFE!/ライフ』でもその様な場面で使われ主人公の背中を押す役目を果たしていたし、『ワンダーストラック』でも、頼る者が誰もいない孤独な子供たちの応援歌として機能していた。

2018-04-15 00:38:22
蔵臼 金助 @klaus_kinske

なので、『ワンダーストラック』で『スペース・オディティ』が使われると聞いた時に既に覚悟はしていたんだけど(劇中で3回流れます)、予想通り、最後に流れた時に感情が決壊。ほぼわんわん泣きながらスクリーンを見つめていました。

2018-04-15 00:33:59
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