【R18】真奈美の性活日記 第二話

愛魅に自分の気持ちを曝け出された真奈美。父を愛しているという気持ちは愛魅の妄想か、それとも事実か。悶々とした日々を真奈美は送り・・・
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夢乃 @iamdreamers

それに、愛魅さんの、あの愛撫。あんなに気持ちのいい経験は初めてだった。愛魅さんを見るとその姿に見惚れると同時に(また愛魅さんに抱いて欲しい。愛魅さんに愛して欲しい)という気持ちが湧き上がるのを抑えきれない。・・・本当にわたし、お父さんに恋してあるのかな? #twnovels

2018-05-04 11:28:53
夢乃 @iamdreamers

愛魅さんは、お父さんにもわたしにも、これまでと変わらず接している。何事もなかったように。お父さんも、愛魅さんと話す時は今までと変わるところがない。わたしだけが、家で落ち着けない感じ。いや、お父さんも半分は落ち着けていないのかな。 #twnovels

2018-05-04 11:29:16
夢乃 @iamdreamers

あ〜ん、これじゃ何をするにも身に入らないよ。中間試験は終わった後だからまだ良かったけれど、試験前だったら散々な結果になっただろうな。愛魅さんはどうして平然としていられるんだろう。水商売をしていたから肝が座っているのかな。 #twnovels

2018-05-04 11:29:37
夢乃 @iamdreamers

いつまでもこのままじゃいけない、よね。お父さんも、わたしがぎこちないの、セックスを見たからだって思っているだろうし。勘違いさせたままではいて貰いたくない。でも、その誤解を解くためには本当のことを話さないと・・・ううん、その前に、自分の気持ちをはっきりさせないと。 #twnovels

2018-05-04 11:29:56

夢乃 @iamdreamers

悶々とした気持ちのまま数日経過したある日、学校から少し遅めに帰ったわたしは台所で夕食の仕込みをしているらしい愛魅さんに控えめに声をかけた。 「・・・愛魅さん」 「なあに? 着替えなくていいの?」 振り返った愛魅さんの天使のような微笑み。 #twnovels

2018-05-04 11:30:38
夢乃 @iamdreamers

「はい、あの、えーと」 声をかけたはいいけれど、何をどう続けたらいいのか解らない。愛魅さんの姿が眩しくて、正視していられない。愛魅さんは水を止めて、エプロンで手を拭きながらこっちに来た。うわぁ。身体に密着した服にエプロンだから、正面からだと裸エプロンに見える。 #twnovels

2018-05-04 11:30:57
夢乃 @iamdreamers

愛魅さんのこういう姿にも慣れてきていたのに、あの日以来、愛魅さんが来たばかりの頃に戻ってしまったみたい。 「また、あたしとえっちなこと、したくなった?」 甘ったるい愛魅さんの声と視線。愛魅さんに愛されて初めてイッた時の感覚が蘇る。 #twnovels

2018-05-04 11:31:20
夢乃 @iamdreamers

「はい、いえ、あの」 もう一度あの感覚を味わいたいのは事実。だけれど、もっと気になっていることがある。 「あら? その顔はちょっと違うかな? うーん・・・ そうか、睾士さんとシたいのね」 「あ、その、えっと」 顔が熱くなる。 #twnovels

2018-05-04 11:31:40
夢乃 @iamdreamers

お父さんと、セックスしたいわけじゃない。それとも、シたいのかな? でも、それよりも、わたしが本当にお父さんを一人の男として見ているのか、その自分の気持ちを確かめたい。でも、どうやれば確かめられるのか、それが判らない。 #twnovels

2018-05-04 11:32:00
夢乃 @iamdreamers

愛魅さんなら、適切な助言をしてくれそう、そう思えた。だから愛魅さんの手を止めさせたのだけど・・・まともに言葉が出てこない。我ながら、情け無い。けれど、愛魅さんはそんなわたしの気持ちをも汲み取ってくれた。 #twnovels

2018-05-04 11:32:20
夢乃 @iamdreamers

「んー? その目はちょーっと外しちゃったかなー。うーん。・・・解った。真奈美ちゃん、お父さんと本当にシたいのかどうか、自分の気持ちがよく解らないのね」 わたしはこっくりと頷いた。 「そっか。うーん、そう悩んでいる時点で、真奈美ちゃん、睾士さんとシたいんだと思うけど」 #twnovels

2018-05-04 11:32:43
夢乃 @iamdreamers

そうなんだろうか。自分の心に聞いてみる。よく解らない。自分のことなのに。 「そうだ」愛魅さんが手を打った。「今夜、あたし、寝る前に愛魅ちゃんの部屋のドアを叩くから、そしたら、睾士さんとあたしの寝室を覗いてて。大丈夫、睾士さんは気付かないから」 #twnovels

2018-05-04 11:33:08
夢乃 @iamdreamers

にっこりと微笑む愛魅さん。素敵。うっとりしちゃう。・・・いや、そうじゃなくて。と我に返った時には愛魅さんはもう、夕食の仕込みに戻っていた。今日の夜、愛魅さんは何を見せてくれるんだろう。・・・いや、夜の夫婦の寝室といったら、ヤることは決まっている。 #twnovels

2018-05-04 11:33:37
夢乃 @iamdreamers

それを見たら、わたしは自分の気持ちを確認できるのだろうか? 「真奈美ちゃん、プリン作ってあるから、着替えたら食べてね」 愛魅さんが振り返って言った。それだけの仕草も可愛らしい。 「はい」 わたしは簡単に答えて、椅子に置いていた鞄を持って自分の部屋に行った。 #twnovels

2018-05-04 11:34:04

夢乃 @iamdreamers

扉が控え目に二回、叩かれた。暗い部屋の中でベッドにも入らず、椅子に座って悶々としていたわたしはびくりとした。誰も入って来る気配はない。わたしは立ち上がり、そっと扉を開けて廊下を覗いた。ふた部屋離れた大人たちの寝室に入って行く、ネグリジェ姿の愛魅さん。 #twnovels

2018-05-04 11:34:50
夢乃 @iamdreamers

扉を閉じる前、わたしを見てウインクした。どきっとする。ほんと、いい女。綺麗な亜麻色の髪が部屋の中に消える。わたしは生唾を呑み込んだ。細く開けた扉の隙間を広げて、そっと廊下に出る。足音を忍ばせて廊下を進む。どきどき。心臓が高鳴る。 #twnovels

2018-05-04 11:35:11
夢乃 @iamdreamers

鼓動が廊下に鳴り響いているよう。落ち着け、わたし。けれど、落ち着けるわけもない。思い返してみると、わたしはお父さんとお母さんのそういう場面を見たことがない。まあ、大抵の親は子供に隠れてヤるだろうから、見ている子供の方が少ないんじゃないかと思うけれど。 #twnovels

2018-05-04 11:35:31
夢乃 @iamdreamers

それを、これから、見に行くのだと思うと、どうしたって胸の高鳴りを抑えられるわけもなく、わたしはその鼓動がお父さんに聞こえないように、と無意味な不安を抱えながら、夫婦の寝室の扉に手をかけた。中からは微かな声が聞こえる。 #twnovels

2018-05-04 11:36:14
夢乃 @iamdreamers

内容は解らないけれど、きっと喘ぎ声に違いない。わたしはまた唾を呑み込んで、把手を回した。 「ふぅ、あ、いいよ、あぁ、んく」 全裸で寝ているお父さんに、全裸の愛魅さんが寄り添うように横たわり、おちんぽを撫でながら唇を塞いだところだった。 #twnovels

2018-05-04 11:36:39

ロスト・ヴァージン ■

夢乃 @iamdreamers

「ん、ん、んん」 「ん、ん、んむ」 塞がれた唇から声が漏れる。二人の寝巻きは広いベッドの隅に丸められている。お父さんのおちんぽは恥ずかしげもなくおっ勃っていて、愛魅さんの手が撫で回している。あれが、お父さんのおちんぽ・・・おっきい・・・ごくり・・・ #twnovels

2018-05-05 11:03:50
夢乃 @iamdreamers

昔はお父さんと一緒にお風呂に入っていたこともあるから、初めて見るわけじゃない。けれど、小学校高学年頃からはそれも少なくなったし、中学以降は皆無に等しい。うちのお風呂、大人二人で入るには少し狭いから。だから、お父さんのおちんぽをこうして見るのは、久しぶり。 #twnovels

2018-05-05 11:04:21
夢乃 @iamdreamers

部屋の入り口からベッドまで少し離れているけれど、部屋の明かりがあかあかと灯っているから、はっきりと見える。愛魅さんが点けておいたのかな。これなら、部屋の中から暗い廊下は見えにくいから。それとも、いつも明かりを点けてヤッているのかな。愛魅さんの肉体がよく見えるように。 #twnovels

2018-05-05 11:04:43