- shun_akikusa
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新刊『アメリカのナボコフ――塗りかえられた自画像』秋草俊一郎(慶應義塾大学出版会)を読み始めました。 この著者の『ナボコフ 訳すのは「私」―自己翻訳がひらくテクスト』は、ものすごく斬新で、驚くほど面白かったので、今回も楽しみ! pic.twitter.com/d3krCb8WcB
2018-05-18 09:08:51拙著『アメリカのナボコフ――塗りかえられた自画像』が刊行されました。前著から執筆に7年近くかかってしまいましたが、その分まったく新しいものになったと思っています。よろしくお願いします。 『アメリカのナボコフ――塗りかえられた自画像… yakusunohawatashi.hatenablog.com/entry/2018/05/…
2018-05-19 01:17:10@shun_akikusa 入手しました。拙論への論及ありがとうございました。丸谷才一が川端にナボコフについて話しかけた話もありましたね。なお大江はまだ存命なので「晩年」は不適切では。
2018-05-19 18:42:12@tonton1965 早速のお手にとってくださったとのこと、ありがとうございます。。大江については自分で「晩年」と言っているのでつい使用しましたが、確かにそのまま使うのは不適切でした。川端がナボコフを評価していなかったらしいエピソード、先生が書かれていましたね。これも注などで触れるべきでした。
2018-05-20 00:23:51@tonton1965 ご指摘、どうもありがとうございます。そうですね、「ネームバリュー」と書いたのはうまくなかったですね。どう直すかはすぐ出てきませんが……。
2018-05-20 16:51:16ナボコフ『ロリータ』に寄せた小島信夫の言葉「男にとって、女の理想像は、十二歳の女にあることは、誰れでも知っている。これはむしろ精神的には非常に健康な感じ方であるはずだ」秋草著より引用。
2018-05-20 19:06:37『アメリカのナボコフ』買いたいのに近場の書店全部回っても見つからず、最後の店で耐えられなくなってボルヘスの『幻獣辞典』をBuy
2018-05-20 20:34:17『アステイオン』88号には池上裕子先生によるバーンハイゼル『冷戦モダニストーー美術、文学とアメリカの文化外交』の書評。バーンハイゼルは『アメリカのナボコフ』でも参考にしたJames Laughlin, New Directions Press, and the Remaking of Ezra Poundの著者で、近著の方にもロフリンは登場する。 pic.twitter.com/NBWqwDJlhn
2018-05-20 21:02:42夏のような一日の終わりに寄り道して、 秋草俊一郎/アメリカのナボコフ 、City Soul 1970s-2010s、トム・ミッシュ/ジオグラフィー、ダーシー・ジェームス・アーギュー/インファーナル・マシンを。 暑くなると思い出す、ザ・ドゥルッティ・コラムを聴きながら。 youtu.be/Kc7Hny8uLr0 pic.twitter.com/zo9YR4oHCa
2018-05-25 22:54:19『アメリカのナボコフ――塗りかえられた自画像』(秋草 俊一郎 著)が「読売新聞」(2018年5月29日「文芸月評」)で紹介されました。 新大陸に移住後、『ロリータ』によってスキャンダラスな形で知られたナボコフは、いかにアメリカの大作家へと上りつめたのか。 keio-up.co.jp/np/isbn/978476… pic.twitter.com/0p8Uf3UG1g
2018-05-29 09:56:40『アメリカのナボコフ』で『チョールブの帰還」をストルーヴェによる1932年の訳を1975年の自己翻訳版に差し替えたという話を読んで、イギー・ポップが「ロー・パワー」をデヴィッド・ボウイによるミックスから自分でリミックスしたものに差し替えたこと思い出した。
2018-05-31 00:07:19『アメリカのナボコフ』の内容紹介を投稿しました。#はてなブログ 『アメリカのナボコフ――塗りかえられた自画像』内容紹介 - 訳すのは「私」ブログ yakusunohawatashi.hatenablog.com/entry/2018/06/…
2018-06-02 02:32:18ツイッターに影響されやすいので秋草先生の『アメリカのナボコフ』を買ってからとんかつ屋に行った pic.twitter.com/6wvNsU9cMu
2018-06-02 13:44:17ツイッターに影響されやすいので秋草先生の『アメリカのナボコフ』を買ってからとんかつ屋に行った pic.twitter.com/6wvNsU9cMu
2018-06-02 13:44:17【design】 『アメリカのナボコフ』慶應義塾大学出版会、2018年5月初版発行 voids… instagram.com/p/BjmSyVRlr3Q/…
2018-06-04 18:50:25秋草俊一郎[アメリカのナボコフ』 ロシア語作家V・シーリンからアメリカ語作家ナボコフへ、そこには言語だけではない、蝶のマニア、愛妻家といった、自身によるイメージ戦略があった、それは、ロシア語の作品を英訳した際のニュアンスの変化にも現れていると、いう当たりの論考のスリリングな面白さ
2018-06-04 22:49:45ー自己翻訳によって、一九六〇年代、七〇年代を通じてナボコフのロシア語作品は書きかえられていった。それは、過去の自己を現在の自分でー「世界的な英語作家」というセルフイメージで置きかえることだった。それは、(中略)V・シーリンの顔に、自家製の仮面をはめることだと言ってもいい。
2018-06-04 22:50:13ナボコフの自己翻訳が自分のイメージの再構築であるのに対し、ケヴィン・シールズによるイズント・エニシングとラヴレスの繰り返されるリマスターはなんなの
2018-06-05 00:49:03「愛妻家」「蝶マニア」という〈自画像〉は実は『ロリータ』成功による偏見から自らを守るイメージ戦略だった、という秋草俊一郎『アメリカのナボコフ 』。 『LIFE』など写真誌全盛期のアメリカでのナボコフとメディアとの共犯的なイメージ形成。作家がスターだった幸福な時代の物語でもあると思う。 pic.twitter.com/Ehvsyz1t5r
2018-06-05 06:51:53『読売新聞』文化面で紹介いただきました。「『アメリカのナボコフ』…作家が、どのようにアメリカの出版界になじみ、読者へ受け入れられたか。出版社との駆け引きや、肖像写真などを通しての自己イメージの演出、没後の著作権管理の問題など、作品の外側から迫った」 goo.gl/yNkKvX
2018-06-05 14:31:00