放射線障害関連ツイートの非網羅的まとめ

放射線障害に関連したツイートをまとめました。網羅的なものはありません。 まとめていただいたもの:「原発事故の影響で鼻出血や下痢が増えた」という話への長野県在住の血液内科医による解説 https://togetter.com/li/150517
1
森 勇一 @ymori117

MRICより: Vol.64 緊急被ばくの事態への​対応は冷静に - MRIC by 医療ガバナンス学会 http://medg.jp/mt/2011/03/vol64-1.html

2011-03-14 21:42:08
森 勇一 @ymori117

ケアマネジメントオンライン - 被爆によるがんの心配は、喫煙より、ごくわずか――放射能の基礎知識 http://www.caremanagement.jp/news article.storyid+8602.htm

2011-03-18 00:57:20
森 勇一 @ymori117

【放射能漏れ】甲状腺がん発症防ぐヨウ素剤 妊婦は飲んでも大丈夫? - MSN産経ニュース sankei.jp.msn.com/affairs/news/1…

2011-03-18 00:57:45
森 勇一 @ymori117

MTproより: 日本医学放射線学会が“緊急被ばく事態”への対応について声明を発表/専門家としての適切な対応を呼びかける http://mtpro.medical-tribune.co.jp/mtpronews/1103/1103058.html

2011-03-18 13:04:50
森 勇一 @ymori117

@itoshunya @HenachokoDr 造血幹細胞採取には、1週間はみていただいた方が良いです。約1割の方は、体質的に末梢血に十分量の造血幹細胞が動員されません。動脈硬化リスクの高い方は、ごく稀に狭心症発作などを起こす可能性があります。採取には十分な準備が必要です。

2011-03-20 17:51:24
森 勇一 @ymori117

@itoshunya @HenachokoDr なので採取による合併症への補償など、制度の整備は必要になると思います。あと、自家造血幹細胞移植が有効なのは、一度に多量の放射線を浴びた骨髄不全に限られます。

2011-03-20 17:57:58
森 勇一 @ymori117

@itoshunya @HenachokoDr 骨髄不全を起こすような放射線量を一度に浴びた場合、本当に問題になるのは、血液ではなく皮膚・粘膜の幹細胞障害です。火傷や傷がいつまでも治りません。実際、東海村臨界事故で亡くなられたかたの死因は骨髄不全ではなく熱傷と肺の感染です。

2011-03-20 18:03:42
森 勇一 @ymori117

@itoshunya @HenachokoDr なので、アイディアとしては魅力的ですが、利益と負担(造血幹細胞採取による合併症の僅かな可能性を含む)を天秤にかけて考える必要があります。

2011-03-20 18:08:36
森 勇一 @ymori117

福島県災害対策本部、環境放射能の人体への影響についてのQ&Aを公開 -INTERNET Watch internet.watch.impress.co.jp/docs/news/2011… via @internet_watch

2011-03-21 15:31:04
森 勇一 @ymori117

原発事故復旧作業に当たる方の造血幹細胞事前採取保存案。魅力的だが安全性と所要期間で制約が大きく、今回の福島原発では不利益が利益を上回ると思う。将来の技術革新でこれが逆転する可能性はある。短期間での造血幹細胞採取法の確立と、造血幹細胞による皮膚・粘膜再生だ。研究は続けるべきだろう。

2011-03-21 15:40:30
森 勇一 @ymori117

R.P.Gale先生の原子炉事故関連の論文で、全文が読めるのは以下の二つ。他は有料か、古すぎてオンラインで読めないか。 http://goo.gl/luik2 http://goo.gl/xfJyI にしても、Gale先生の一番古い論文は1972年。私はこの時幼稚園児。大先輩だ。

2011-03-22 22:39:52
森 勇一 @ymori117

抄録しか読んでないが、1999年の東海村と同様、放射線熱傷と間質性肺炎が主な死因となっている。放射線で上皮の幹細胞が傷害されて再生しないからだ。Prelixafor併用で自家造血細胞を多量に採取できれば、一部を再生医療に使用する手があるだろう。既に計画されていても私は驚かない。

2011-03-22 22:47:30
森 勇一 @ymori117

原発復旧作業の方の造血幹細胞事前保存。すでに計画が動き出していると。本当なら成功を願うしかない。造血幹細胞を必要とするような事故が起こらず、結果としてPrelixaforの有効性と安全性が確認できるのが、最良のシナリオだろう。

2011-03-22 22:54:41
森 勇一 @ymori117

東海村被爆事故の経験から骨髄バンクコーディネートの迅速コースができたように、福島原発の経験から造血幹細胞採取の迅速コースができるわけだ。なるほど。

2011-03-26 18:27:08
森 勇一 @ymori117

@t_w_o_s_o_n 妥当な懸念かと。一泊入院での造血幹細胞採取の有効性と安全性が国内で確認されていないこと、「急性骨髄不全は致死的だが放射線熱傷と間質性肺炎は致死的でない」被爆が実際の事故でどれだけあるか、東海村事故での同種移植は二例とも成功していることを考えると。

2011-03-26 19:44:33
森 勇一 @ymori117

@t_w_o_s_o_n 一泊二日の造血幹細胞採取が当たり前になり、自家造血幹細胞を用いた再生医療の目処がつけば、自家造血幹細胞保存は妥当な医療の範疇に入ると思います。でも、今回の福島原発事故には間に合わない。意欲的だが実験的な試みかと。臨床医としては期待したいところですが。

2011-03-26 19:48:26
森 勇一 @ymori117

ゲイル博士の声明「チェルノブイリや東海村を含む複数の原発事故における経験から、自家移植のための幹細胞の採取をやるとしてもごくわずかの効果しかないでしょうし、かえって思いがけない副作用をもたらすかも知れません。私はこの方法を勧めません。」 http://goo.gl/NkEKt

2011-03-29 18:25:04
森 勇一 @ymori117

@dryos @miho_katagi 期待できる利益と起こりうる不利益について医療機関と患者さんが同意し、自費診療や臨床試験として行う分には問題ないと思います。ただ、国策として行うのは無理があるでしょう。

2011-03-29 18:30:52
森 勇一 @ymori117

@dryos @miho_katagi 高線量被爆で本当に恐ろしいのは放射線熱傷と間質性肺炎です。ゲイル博士がチェルノブイリ事故で行われた同種移植を報告した論文でも、主な死因はこの二者で、移植片対宿主病による死者は少数派です。採取の安全性と得られる利益は慎重に天秤に掛けるべきかと

2011-03-29 18:34:52
森 勇一 @ymori117

原発作業前の自家造血幹細胞採取。一人一人の利益と不利益を慎重に判断して合意できれば悪いことではない。問題はここにPlerixaforを持ち込むことと、造血幹細胞さえあれば大丈夫という安易な誤解が蔓延することだ。

2011-03-30 02:11:15
森 勇一 @ymori117

Plerixaforは、おそらく慣れてしまえば安全に使える薬剤なのだろう。ただ、非常時にテンパって慣れないことに手を出すのは火傷のもとだ。こういう時に限って、悪魔に囁かれたかのように、思ってもみないトラブルが起こるからだ。こんなこと書くと不勉強と笑う向きもあるだろうけどさ。

2011-03-30 02:16:22
森 勇一 @ymori117

下手を打つと、たくさんの患者さんの恵みになるはずのPlerixaforが、イレッサと同じ扱いになってしまうかもしれない。だから、最初は慎重に扱ったほうがいいと思うんだ。

2011-03-30 02:18:08
森 勇一 @ymori117

そして一部の人たちは、造血幹細胞さえレスキュー出来れば鬼に金棒と勘違いしているように思える。移植の成功は、高線量被爆の泥沼のほんの入り口に過ぎない。東海村臨界事故の患者さんの経過が、当時の全国骨髄バンク推進連絡協議会誌に詳細に記載されている http://goo.gl/BrUD1

2011-03-30 02:25:03
森 勇一 @ymori117

この、全国骨髄バンク推進連絡協議会誌の中でも、幸道先生の書かれた「被曝治療の神話」は、今から見ても鋭い問題提起だと思う。

2011-03-30 02:27:49
森 勇一 @ymori117

@ymori117 補足。この会誌の原稿が書かれた頃は、東大医科研で臍帯血移植を受けたBさんは生存していたが、熱傷による全身の皮膚拘縮と肺炎の悪化で4月10日に東大病院に転院、同月27日に死亡されている。

2011-03-30 02:55:53
1 ・・ 7 次へ