放射線障害関連ツイートの非網羅的まとめ

放射線障害に関連したツイートをまとめました。網羅的なものはありません。 まとめていただいたもの:「原発事故の影響で鼻出血や下痢が増えた」という話への長野県在住の血液内科医による解説 https://togetter.com/li/150517
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森 勇一 @ymori117

@teratter 抗癌剤の場合、G-CSF使用直後は骨髄球系細胞の分裂増殖が盛んになりますので、そこに抗癌剤が入るとこれらの細胞の障害はより大きくなります。2~3日あければOKです。放射線も同様と思います。G-CSF単体の発癌性は否定されていますが、被爆との関連は存じません。

2011-03-31 00:15:59
森 勇一 @ymori117

@teratter これです→Oncology STATより。骨髄・造血幹細胞ドナーに悪性腫瘍リスクの増加は認められなかったと。12559人対象、55228観察年、ドイツの調査。G-CSFを使用したドナーでも血液腫瘍の増加はなかったと。 oncologystat.com/news/No_Increa…

2011-03-31 00:28:50
森 勇一 @ymori117

@Drikurs 御意です。被爆した線量と範囲で、医療側の努力に関係なく予後は決まるように思います。とはいえ、少ないながら存在する境界線上の患者さんを、生の側に引き戻すべく知恵と手段を尽くすのが臨床医の性(さが)でして、そういう場合には自家造血幹細胞は有効な手段のひとつかと。

2011-03-31 01:05:19
森 勇一 @ymori117

@teratter 意見が分かれるのは、「割に合う」かどうか判らないからです。G-CSF単剤での幹細胞採取によるリスクは既知で限定的です。しかし、どんな被爆事故が起こって、どの程度の線量を被爆するか、誰にも判りません。被爆リスクをどう捉えるかで、「結果として」意見が分かれます。

2011-03-31 21:29:39
森 勇一 @ymori117

@shuhein まさしく! さらに言うなら、原発作業の労働環境を改善して疲労の蓄積を避ける方が、幹細胞採取よりも事故対策としては有効でしょう。

2011-04-01 01:18:03
森 勇一 @ymori117

@Drikurs @teratter 造血器腫瘍の自家造血幹細胞移植だと、G-CSFで幹細胞を採取して、約半月後にアルキル化剤(放射線類似のDNA損傷を起こす)を含む大量化学療法を行います。それでも、G-CSFを使わない骨髄移植と比べて二次発癌が増えたという話はなさそうです。

2011-04-01 02:50:20
森 勇一 @ymori117

@teratter @MAYUMIWIND まあ、そんなところです。その点、造血幹細胞移植学会の声明は、私からみて実に適切です。 http://www.jshct.com/pdf/110329announce.pdf

2011-04-03 16:12:09
森 勇一 @ymori117

ヘッドライン | 社会 | 医療・健康 | 被ばく医療で長崎大と福島県立医科大学が連携協定締結 - 47NEWS(よんななニュース) 47news.jp/news/2011/04/p…

2011-04-04 13:01:47
森 勇一 @ymori117

「全員やるべき」と「不要」の不毛な対立。現場で地道に医療をやっている先生方の感覚が一番健全な気がする。

2011-04-04 23:23:50
森 勇一 @ymori117

このまとめはお薦め!! RT @NATROM: 産経disが入りきれなかった。[作業員の自己造血幹細胞の事前採取の是非は誰にもわからない http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20110404#p1 ]

2011-04-05 00:57:32
森 勇一 @ymori117

これはわかりやすい: 放射線って何? きほんのき|ニュース|ロハス・メディカル http://lohasmedical.jp/news/2011/04/05081814.php

2011-04-06 22:01:20
森 勇一 @ymori117

今日の抄読会ネタ。チェルノブイリ事故から2年後の1988年にUCLAで行われた、原子炉事故への医療対応についてのカンファレンス記録。ゲイル博士が参加している。四半世紀前の論文だが、要点は今も変わっていない。 http://goo.gl/luik2

2011-04-06 22:12:37
森 勇一 @ymori117

放射能汚染を巡る日本人の誤解と政府の説明責任 ――チェルノブイリの惨状を知る被曝治療の権威 ロバート・ゲイル博士に聞く|DOL特別レポート|ダイヤモンド・オンライン diamond.jp/articles/-/117… via @dol_editors

2011-04-07 22:11:52
森 勇一 @ymori117

.@gyaooo さんの「福島県で行われた『校庭などにおける大規模線量調査結果の地図』と、その解説」をお気に入りにしました。 http://togetter.com/li/122766

2011-04-11 23:47:20
森 勇一 @ymori117

「原子炉事故作業員の自己造血幹細胞採取は不要」との日本学術会議見解。移植のこと知らないで書いただろ、という痛い内容。かといってモゾビル使っての採取を主張するグループが正しいとも思えず。被爆を知らない移植医と、移植を知らない被爆医が、すれ違っている希ガス。

2011-04-28 23:08:31
森 勇一 @ymori117

たぶんとてもタイムリーな論文だろうが、読んでる余裕なし。リンク先の元論文は無料で全文読めるのだが。:The Chernobyl Accident—An Epidemiological Perspective - OncologySTAT oncologystat.com/journals/revie…

2011-05-11 18:26:34
森 勇一 @ymori117

.@toshihiro36 さんの「菊池誠(kikumaco)さんが「低線量の内部被曝で鼻血・下痢」というデマについて解説」をお気に入りにしました。 http://togetter.com/li/149654

2011-06-15 19:21:20
森 勇一 @ymori117

.@cloud_sun_rain さんの「放射線科医による放射性ヨードI-131の解説と木下黄太氏のブログへの反論」をお気に入りにしました。 http://togetter.com/li/149186

2011-06-17 01:00:51
森 勇一 @ymori117

そして、白血球・赤血球・血小板が減る病気は放射線以外にもあって、急性白血病とか、重症再生不良性貧血とか、特発性血小板減少性紫斑病(これは血小板のみ)などがそうだ。人口10万人あたり年間数人しか起こらない病気だが、それでもこの50年で2人しか起こらなかった高線量被曝よりは多い。

2011-06-17 02:47:01
森 勇一 @ymori117

ご紹介ありがとうございます。 RT @ayabekaz: @ymori117 死亡までの経過は一冊の本にもなっていますよ。名著です。『朽ちていった命』 http://amzn.to/jQ98PV > これが起こったのが、東海村臨界事故の被害者3人のうち、一番重症だった方

2011-06-18 01:23:23
森 勇一 @ymori117

ご紹介ありがとうございます。RT @a_bms: NHK取材班の『朽ちていった命』も読むといいかもRT @HYamaguchi: RT 東海村臨界事故の被害者3人のうち、一番重症だった方。当時の全国骨髄バンク推進連絡協議会誌に詳細に記載。 http://goo.gl/BrUD1

2011-06-18 01:24:26
森 勇一 @ymori117

鼻粘膜で微量の放射性物質を感じられたら、ガイガーカウンターは要らないと思うんだけど…。

2011-06-18 01:33:03
森 勇一 @ymori117

@euporia いまの環境中の放射線量だと、粘膜を傷めるだけの線量はないと思います。放射線が粘膜炎を起こすには、やっぱり2グレイ(≒2000ミリシーベルト)の線量が必要とされていますので…。

2011-06-18 01:35:00
森 勇一 @ymori117

@seiya_kawano いまの環境中の埃の放射線量で腸の粘膜が傷むことはないと思います。感染症・食中毒の類は、実は毎年起こっていますので、今年だけ日本人の免疫能が特に下がったわけではないと思います。

2011-06-18 01:37:02
森 勇一 @ymori117

@SyanSyanSiaojye 粘膜障害を起こす線量は2グレイ以上(≒2000ミリシーベルト)とされていますので、今の環境中の放射線にそこまでの力はないと思います。

2011-06-18 01:38:42
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