【2018.08 信頼ブックフェア #2018_bookfair】この本を わたくしが語ろう

『信頼を考える』刊行記念 紀伊國屋書店新宿本店ブックフェア 「リヴァイアサンから人工知能まで」 にリストされた書籍を 様々な人たちが推薦します。 おおむね新しい順に並んでいます。 続きを読む
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hiroyuki @hiroyuki_in

『信頼を考える』は論文集ですが、論文相互のリファレンスも整っているので、ただの寄せ集め論文集ではありません。君も『信頼』本を読んで、自分だけの「推し註」を探そう!! #2018_bookfair bit.ly/201808fair togetter.com/li/1260266

2018-09-10 19:50:36
朱喜哲(ちゅ ひちょる/JU Heechul) @hee_verm

『信頼を考える』5章註21(p.131)、パッとは調べましたが、たしかにこれは「かっこいい註」です。ややネタバレ気味ですが、こうした「何度も読み返せる(読み方が変わる)」また「重層的な相互言及がなされている」ような学際的論文集」というのは本書の最良の個性のひとつでしょう。 #2018_bookfair

2018-09-10 23:19:57
朱喜哲(ちゅ ひちょる/JU Heechul) @hee_verm

その意味でも本書にとって「5章 政治学における信頼研究」がひとつの要石になっているというのは執筆者陣のほとんどがもつ認識だと思うのですが、どうしたことかブックフェアでは不人気なんですよね…。お手元に『信頼を考える』のある方は、ぜひ5章をご一読いただきたいです。#2018_bookfair

2018-09-10 23:19:57

06 社会心理学と行動科学

http://bit.ly/201808fair#sec06

モートン・ドイッチほか『新版 紛争管理論』

モートン・ドイッチ『紛争解決の心理学』

縮限 @contractio

ブックフェアにてドイチェ編『紛争管理論』を買ってくれた方がおりますね。「これダメかも」と思ってたやつなので嬉しいです。 bit.ly/201808fair#sec… #2018_bookfair

2018-09-06 13:05:39
縮限 @contractio

今回論文を書くために検討してみて、モートン・ドイチェの信頼研究は、50年以上前のものなので もちろん古いところもあるんだけど、それ以上に透徹した思考に驚かされました。 bit.ly/201808fair#sec… #2018_bookfair

2018-09-06 13:05:54
縮限 @contractio

『紛争管理論』には、新しめの研究が収められているだけでなく、ドイチェの信頼研究、信頼研究とコンフリクト研究の関係などについても自身による回顧・概観が含まれているので、その点でもお勧めです。 bit.ly/201808fair#sec… #2018_bookfair

2018-09-06 13:06:25
縮限 @contractio

我々の論文では、「〈囚人のジレンマ〉を社会心理学実験の設定に初めて使った人」という、人類のほとんどにとってどうでもよい側面に光を当ててしまいましたが、 bit.ly/201808fair#sec… #2018_bookfair

2018-09-06 13:32:43
縮限 @contractio

その後のドイチェは、行動科学的な紛争研究のトレンドに合流し、コロンビア大学大学院の国際協力紛争解決センター長に就任するなど、紛争解決研究で著名になります。 bit.ly/201808fair#sec… #2018_bookfair

2018-09-06 13:39:10
縮限 @contractio

現在ではドイチェの名はこの「紛争解決研究の父」としてよく知られていますが、それは初期の信頼研究の延長線上で展開したものなのでした。 なので紛争解決や交渉といった論題に関心のある方にも『信頼を考える』を読んでいただけるとありがたいですね。 bit.ly/201808fair#sec… #2018_bookfair

2018-09-06 13:39:57

04 ルーマン

ハーバート・サイモン『経営行動』

マルティン・ハイデガー『現象学の根本問題』

縮限 @contractio

紀伊國屋書店新宿本店にて開催中の信頼ブックフェア紹介ページに 高尾義明さん@takaoyoshiaki(経営学)にいただいた「04 ルーマン」の選書  ハーバート・サイモン  『経営行動』  ダイヤモンド社 への推薦文を掲載しました。 bit.ly/201808fair#pop… #2018_bookfair

2018-09-03 01:16:12
勁草書房 @keisoshobo

ハーバート・A・サイモン『新版 経営行動』ダイヤモンド社 リスクがあろうと、現代に生きるわれわれは、組織や機能分化した諸システムを信頼せざるをえない。合理性の限界をもつ人間の意思決定から組織を捉えることで、システム信頼を考察する新たな視点を示す現代組織論の名著。 高尾義明(経営学) pic.twitter.com/gZuic4nZwn

2018-09-04 12:03:16
拡大
縮限 @contractio

ルーマンは当然ながら様々な先行者を参考に彼の議論を組み立てましたが、その議論の内実に対して中でも最も貢献度の高かった一人を挙げよ、と言われたら、私ならサイモンとフッサールを挙げます(二人だ #2018_bookfair

2018-09-03 01:22:07
縮限 @contractio

なのでサイモン『経営行動』はぜひ『ヨーロッパ諸学の危機』と併せて読んでいただきたいですが、フッサールしんどそうという方は、ハイデガー『現象学の根本問題』に当たってみてください。 #2018_bookfair

2018-09-03 01:23:42
縮限 @contractio

数学の哲学から出発し基本的には学問論を中心においていたフッサールの議論が、そのほかの領域においてどのような可能性を持ちうるのかを わかりやすく敷衍することにおいて、ハイデガー以上に長けた人はなかなかいません。 #2018_bookfair

2018-09-03 01:27:07
縮限 @contractio

(そのせいで、長い間フッサールはハイデガー経由で読まれることにもなってしまいましたが

2018-09-03 01:27:20
縮限 @contractio

『現象学の根本問題』をはじめとするハイデガーの講義録は、読者を手取り足取り導いてくれる親切心という点で、ほかの様々な著者と比べても際立っています。

2018-09-03 01:28:57
縮限 @contractio

でもハイデガーもきびしそう・・・というヘタレな人のために、もう一冊、バーガー&ルックマン『現実の社会的構成』も置いておいたので、どうしてもだめそうな人はそれを買っていってください。 #2018_bookfair

2018-09-03 01:30:35
縮限 @contractio

ハイデガー『現象学の根本問題』の詳細目次がこちらにありました。 www2.chuo-u.ac.jp/philosophy/res… #2018_bookfair

2018-09-03 12:30:28
縮限 @contractio

『存在と時間』未読の人と挫折した人は ・25年の講義『時間概念の歴史への序説』amzn.to/2LL8MOl  →27年の著作『存在と時間』  →27年の講義『現象学の根本問題』 の順に読むとよいです。 #2018_bookfair

2018-09-03 12:31:13
縮限 @contractio

『時間概念の歴史への序説』の簡略目次: sobunsha.co.jp/detail.html?id… 『存在と時間』既読の人は『現象学の根本問題』から読みましょう。 #2018_bookfair

2018-09-03 12:31:52
縮限 @contractio

なおフェアでリストした作品社版は海賊版の訳で、これとは別に全集24巻から訳した邦訳(創文社版)というのもあります。 amzn.to/2LTgdDj 今回作品社版を選んだのは創文社全集版が購入できないからという理由です。 #2018_bookfair

2018-09-03 12:32:28
縮限 @contractio

どっちを読んでもいいのですが、創文社版全集は「Sein→有」「ontologisch→オントローギッシュ」といった訳語のお約束があり、全集訳出作業全体として、有意な人材を「縛りゲー」に従事させるようなことになっています。 #2018_bookfair

2018-09-03 12:33:15
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