商店街活性化のコペルニクス的転回

天動説:通行量が増えると個店が繁盛する 地動説:繁盛する個店が増えると街が賑わう どちらの視点に立つかで施策は文字通り天地の違い。 地動説の優位を論証する
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情報創発研究 @takeoquolaid

なるほど。 ではそのレトリックで消費増税に対応出来ますか? 天動説的レトリックによる消費税対応は: “お互い商売のプロなんだから対応出来るよね" ということになりますが、それでよろしい?

2018-08-31 10:37:00
情報創発研究 @takeoquolaid

商店街に立地する〈独立自営地場中小小売商業者〉は、店頭歩行者を自店の得意客に転化する技術を持っていない。 これは商店街活性化に取り組む場合、いの一番に押さえておかなければいけない事実。 念のために言っておくと、そもそも小売業界には店前通行者をお客に転化する技術など存在しない。

2018-08-31 10:48:26
情報創発研究 @takeoquolaid

商店街活性化における天動説的施策が採用されるのは、その根拠を突き詰めて推論していないから。天動説の淵源は大店法時代、大型店出店の影響調査で通行量の顕著な減少があったことから、対症療法:「大型店対策=通行量の復元」が唱えられたのが嚆矢。以来、通行量増大は商店街にとって見果てぬ夢。

2018-08-31 10:54:13
情報創発研究 @takeoquolaid

しかし、これまで通行量の増大で商店街が活性化したという事例は無いに等しい。そもそも増大策で通行量を増やすこと自体がほとんど出来ていない。 例外的に(特別な理由があって)通行量が増えても、その結果ショッピング客が増え、街が活性化したという報告は無い。

2018-08-31 11:11:48
情報創発研究 @takeoquolaid

天動説vs.地動説、商業者の事業機会として提供されるのは、 天動説:店前通行量の増大 地動説:商業集積としての再構築への参加 これまでのところ、通行量の増大を実現し、その結果として事業機会を満喫出来た事例はほぼゼロ。

2018-08-31 14:54:35
情報創発研究 @takeoquolaid

問題は、天動説から地動説への移行。 新たな在り方検討会的課題であり、期待されていたいる気配もあったが、経路依存の人たちじゃブレイクスルーは出来ない相談だった。 ここからどう進めるか。

2018-08-31 15:17:28
情報創発研究 @takeoquolaid

各個店は、見立てモールのテナント見立てで売り場の改革充実に取り組む。すなわち、中活法的商店街活性化は、元来、地動説なんですよ。スキームに天動説的レトリックは全く無い。通行量など一度も出てこない。関係者は確認して見るべき。

2018-08-31 16:26:51
情報創発研究 @takeoquolaid

このことから分かるのは、中心市街地活性化基本計画は中心市街地的問題状況を理解していない人たちによって作られ実施されたと言うこと。目標数値・通行量は第一次基本計画の挫折後にスキームとは無関係に採用された弥縫策、繕えなかったが。

2018-08-31 16:31:48
情報創発研究 @takeoquolaid

商店街活性化、天動説から地動説への移行は来年10月施行される消費増税への商店街―地場中小小売業者の対応のあり方を巡っていよいよ正念場。

2018-08-31 18:09:13