井上のきあ先生の『入稿データの作り方』関連tweet纏め
【先行販売のおしらせ】8月17日から『入稿データのつくりかた CMYK4色印刷・特色2色印刷・名刺・ハガキ・同人誌・グッズ類』(井上のきあ 著)の先行販売を行います! 先行発売特典は特色2色の掛け合わせサンプル帳「TWO-COLOR PRINTING SAMPLE BOOK」 先行販売実施店は添付画像をご覧ください pic.twitter.com/xrJzxYvUZO
2018-08-15 19:11:19書きながら、自分も知識がひとまわり古いことがわかったんで、独学でやってるかたにいいと思います
2018-08-17 23:31:08表紙は活版印刷の原稿作りに便利そうな、フォトショで2値の網点変換するときのサンプルになってます 執筆時は、いまカミメマーケットやってる活版印刷のまんまるさんのご協力もいただきました pic.twitter.com/37NIn8cYPg
2018-08-18 00:14:26カミメマーケットで新刊と先行販売ノベルティのサンプル展示させていただいてます カミメマーケットなので、紙の種類とか、サンプルと関連のある販売物、活版印刷やスクリーン印刷と関連が深いページなどに付箋で書き込み入れてます 表紙は活版印刷用の網点一覧なのでカバーめくってみてください pic.twitter.com/nmPKVX6dE6
2018-08-20 18:07:36今やっと許可出たので ジュンク堂福岡店さんの開始時の写真です 今日の14時ごろの状態なのでいまどうなっているかはわかりません pic.twitter.com/3lsS9RHdtC
2018-08-20 18:41:04新刊のサンプルは、ご自由に立ち読みしてください 開きやすいように、わたしのほうでできるだけ開きグセつけておいたので 廣済堂さんのスミ自体が黒々としているので(ふつうはもっと浅い)、リッチブラックのありがたみがあまり感じられないとことか、見てってください
2018-08-20 22:22:37福岡2店舗、朝の時点では在庫あるそうです(これ言っちゃっていいかどうか聞いてるんだけど返事がこないので言っちゃいます) いまどうなっているかはわからないです
2018-08-21 11:11:43【カミメマーケットで販売している紙:金魚丸】カミメマーケットで販売している紙とそのつくりかたちょっと解説します これはクラフト紙に赤と白のインキで刷ったもの わたしの場合、最近はパターンスウォッチ化せずに、アピアランスで最小単位を移動コピーでパターンをつくることが多いです pic.twitter.com/uQch6J9QzA
2018-08-21 12:39:52【カミメマーケットで販売している紙:ROSE】これもパターン展開はアピアランスつかってます CMYの3色で原稿をつくって、フォトショのチャンネル使って各チャンネルを黒1色に変換したものを入稿データにしています pic.twitter.com/UbEK18l1Xk
2018-08-21 12:41:53【カミメマーケットで販売している紙:Alice】これはMYKの3色で原稿つくっています これも、フォトショのチャンネルで黒1色の画像化して入稿しています パスがこまごまとしてたくさんある場合、とりこぼしが怖いので、レトロ印刷さんにいれる場合、フォトショで画像化というのが楽ですね pic.twitter.com/WtuzCzuJWB
2018-08-21 12:45:16【カミメマーケットで販売している紙:神社】これもCMYで原稿つくっています 黄色の部分は不透明な金インクを使うので、ノセにする部分はレイヤーわけて作業してます レトロ印刷さんの金インクは100%ならほぼ下地を隠してくれるので、今思うとヌキにしている鈴とか鏡の台座もノセでよかった pic.twitter.com/KpZZUFTuPW
2018-08-21 12:48:54【カミメマーケットで販売している紙:ユニコーン】これも神社とおなじしくみ 黄色は金インクです レトロ印刷さんの場合、必ず版ずれが起きるので、細かいパーツのうち、目とか蹄とかあんまりずれたら困るようなものは、できるだけ1つの版で描画するようにしといたほうがよさげですね(という教訓) pic.twitter.com/FwGRQl7br1
2018-08-21 12:52:42金魚丸以外はCMYKのどれかをチョイスする方法ですね 金魚丸だけ、グローバルカラーで制御して最終的に黒にする、というやりかたです 金魚丸の場合、100%の赤か白で構成されてて混色がないのでこっちのほうが楽、という判断です いろんなやりかたを知っていると最適解見つけやすくなります
2018-08-21 12:58:02解法はぜんぶ新刊に収めてあるので、ぜひ読んでみてください できればぜんぶできるようになっておいたほうが、結果的に楽です
2018-08-21 13:00:26【2色刷り中綴じ冊子の入稿データのつくりかた①】先行販売ノベルティの2色刷り冊子をつくったときの流れです 印刷所のテンプレのままだと作業しづらいので、自分用に必要なものだけを抜き出したテンプレをつくりなおしています pic.twitter.com/Ff3NPMijXv
2018-08-24 00:47:53【その②】このテンプレにシアンとマゼンタだけ使ってひとまずデザインします あとでレイヤーを分離しやすいように、色ごとに分けています(最後、色ごとに黒1色にするので) 左ページはパスとテキスト、右ページは画像という構成になっています pic.twitter.com/4lwF1HAALm
2018-08-24 00:50:42【その③】画像のほうはフォトショでチャンネルミキサーつかってシアンとマゼンタに分解してます 数値は写真ごとに相当いじってます 最初はどの値がどの部分に影響するのかわかんないものなんですけど、何回もやってるとわかってきます pic.twitter.com/XyF5c6Rrrv
2018-08-24 00:54:15【その④】チャンネルごとにべた塗りレイヤー化して、インキの色をあててみます これやらないでいきなり黒1色の原稿つくってもいいんですが、シミュレーションしてみないとわかんないことも多いです 色の出方が思ってたより弱い場合は、レイヤーマスクの色調補正で調整してます pic.twitter.com/Bcmr4cllcS
2018-08-24 00:58:27【その⑤】色の配分がOKだったら、それぞれ黒1色でイラレのほうに再度配置します わたしの場合、画像の黒1色変換までの処理を1つのフォトショファイルでやって必要なレイヤーだけ表示した状態で、イラレファイルで埋め込み画像に変換、で画像の書き出し&埋め込みまでやってます pic.twitter.com/5zzfkXS0Mj
2018-08-24 01:03:54【その⑥】入稿データ自体はこれで出来上がっているんで、印刷所を信用できるならそのまま入稿してもかまわないかもしれないんですが、取り違えがこわいので、わたしは出力見本つくります この場合、フォトショで開いてグラデーションマップつくると黒い部分だけに色のせるの簡単です pic.twitter.com/q7Vub41Pui
2018-08-24 01:09:02【その⑦】ここまではやらなくていいんですが、わたしはページ順確認のための冊子状態の見本もインデザでつくってます これはインキと版の検算も兼ねてます(出力見本を乗算で重ねると間違いがないかわかる) 通しノンブルやインキの色や紙の種類も入れておくとミスが起きにくいかと pic.twitter.com/2wKP9gNVP9
2018-08-24 01:15:22色校正見れない場合、ミスが起きないように、こちらができることはぜんぶやっとくほうが心臓にいいので 入稿データと同じくらい、こちら側の意図を確実に伝える見本や資料づくりは大事です(色校正みれるときはわたしはわりといい加減です)
2018-08-24 01:19:38ちなみにここまでやらないといけないの、孔版印刷とか活版印刷とかくらいだろうと思います オフセットの2色刷りはシアンとマゼンタにわけたPDFとかで入稿できるので、もっと簡単です
2018-08-24 01:24:48このシアンとマゼンタで原稿つくった状態でフォトショでチャンネルの画像書き出しでもつくれることはつくれるんですが、レトロ印刷さんの場合、画像は110線で網点化される(普通は175線)ので、グレスケの画像だと、文字などは若干ぼーっとします パスはそのままいったほうがきれいにでます pic.twitter.com/0SfHBt6Gh5
2018-08-24 11:54:18600ppiの2値で入れたらきれいにでるのかもしれないけど(こんどなにか印刷物つくるとき実験してみます)
2018-08-24 11:55:09