アインシュタイン方程式は飛行機の操縦席である試論

uroak_miku @Uroak_Miku

これよくまとまってますね。「テンソル」なるものが三つあります。これは喩えるならば飛行機の操縦席に並んでいるメーター群。それが３セットあるわけです。 そして３つとも違うメーター群と思えば感じはつかめる。 pic.twitter.com/eng4ota9D0

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こんな感じ。ひとつのテンソルに、こんな感じにメーターが縦横詰まって並んでいるの。 そして３つのテンソルに、それぞれ違うメーターが、やはりこんな感じに詰まっている。 操縦席が三つある飛行機をイメージしてください。（「そんなんあるんか」というツッコミは却下。私も知らないです） pic.twitter.com/mQSsocVDPY

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どうして急にテンソルの話をするのかというと、これにざっと目を通してみて、いろいろ思うところがあったからです。amazon.co.jp/dp/4924460664

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『一般相対性理論の直観的方法』という書名から察しがつくように、この理論を数式のごり押しではなく直観的イメージの積み重ねで理解しましょうという内容です。

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その狙いがどこまでうまくいっているかは、ここではさしあたって論じない。面白いと思ったのは、肝心の方程式が、たった一か所でしか出てこないことでした。

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アインシュタイン方程式を使わないで一般相対論を語り切ろうという大野心、天晴です。 しかしながら私にいわせれば、そこまで禁欲的にならずとも、この方程式を堂々とステージにあげて、比喩表現を駆使してこの方程式を語っていくほうが、後々の理解が進むのではないかなーと思うわけです。

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微積を使わないで、初等幾何オンリーでケプラーの法則を説明するようなまだるっこしさ（もっともニュートンはこの手で万有引力の法則を提唱した！）を、この本には感じる。

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それにしてもこれの著者さん、当時おいくつだったんだろう。 ２９歳？　あー前書き後書きに漂う若さと青さと背伸び感（あわせてイタさともいう）に、我が身を照らして心の奥で赤面。