- Uroak_Miku
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続く第六部でいよいよ高校入試本番。高校入試は選抜試験という割には実際の倍率は1倍強で、100人受けて95人は合格してしまう。つまり実際に受ける前に進路指導でほぼ決まってしまう。 するといったい高校入試なるシステムは選抜試験とは異なる、何か別の存在理由があって回っているのではないか
2018-10-26 06:45:53義務教育は小学校と中学校までという建前だけど、もう何十年も前から高校も義務教育と同じになっています。たしか1970年時点で高校進学率が92%でしたか。「落ちこぼれ」ということばが生まれたのもこの頃でした。
2018-10-26 06:48:20「子どもに優劣はない」「教育機会の平等」といった戦後日本の理念が、ぎりぎり維持できるのは中学まで。高校までが成績の優劣と無関係にクラス編成されるなんてありえない。ゆえに高校入試で一度ふるいにかけるわけですよ。
2018-10-26 06:50:27もっとも高校はもはや義務教育と同じだから、高校入試が本当の選抜試験として機能してしまってはまずいわけですよ。それで受験前に進路指導で調整される。
2018-10-26 06:51:21そして高校入試は選抜試験ではなく(手を抜かなければ100人中95人は合格できるのだし)、むしろ何かの儀式、中学卒業生たち(の心)に何か烙印を押すためにあるのです、きっと。
2018-10-26 06:53:55前に何度か述べたように、中学で朝の15分間、読書をさせるというわけのわからない指導がはやったことがあります。今でもあるんでしょうかああいうの。あれがどうして広まったのかというと、生徒を<個>に分断して扱いやすくするためでした。
2018-10-26 06:55:23会社で労働組合がストとかデモで暴れだすと、経営者側は分断工作に出るわけです。団結をどう打ち崩して<個>に戻すかを考える。そうやってピケラインをかく乱にかかる。 同じことが朝の読書運動にも感じられます。
2018-10-26 06:56:47身元は伏せているけれどマルチリンガルの生粋のプリンセスで、私の手で英才教育が施された、もうひとりのエレン・ベーカー。この娘の目を通して、日本の奇怪な教育システムの闇に光を当ててみたい。
2018-10-26 07:01:20