資源遊休→陳腐化、「大きな政府」の成功、「誰かの黒字は誰かの赤字」、信用創造の実像、貨幣の起源など...

大変な労力をかけたやり取りだったので、せっかくだからまとめないと勿体ないと思ってまとめました。
貨幣 通貨 経済 大きな政府 金融 MMT 信用創造
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CBJapan @CBJapan1
ある資源が「遊休」なのは理由がある。消費者にとってそれ以上に緊急性のある需要のために別の資源が使われなければならないからである。「あ、これ遊休だ、公費で活用しちまえ」とやると本来必要な方面での資源活用ができなくなり、結果として「人手不足」のような現象が起こる。経済は複雑なのだ。 twitter.com/motidukinoyoru…
望月夜 @motidukinoyoru
@CBJapan1 生産体制の余剰が必要だという点はその通りなのですが、余剰のキープという意味では失業や工場の廃止(あるいは工場新設の停止)といった「資源の遊休」はむしろマイナスに働きます。また、そうした資源の退蔵は持続化しやすいという履歴効果もよく知られているところです。
望月夜 @motidukinoyoru
@CBJapan1 不況による資源の退蔵は、経済の生産バッファーをむしろ減少させる方向に働くのです。 MMTでは例えば、こうした事態に対応して、Job Guarantee Programで労働力のバッファーストックプールを確保するといったことが提唱されています。
CBJapan @CBJapan1
より緊急で重要なニーズに資源を向けるためにはそうではないニーズ向けの資源は「遊休」されなければならない。資源は有限である。 政府政策で全国各地に太陽光パネルを敷くことにより資源は活用されるが自然災害(地滑り)や危険物質リスク増大はもとより本来必要な生産サービスの不足をもたらす。 twitter.com/motidukinoyoru…
望月夜 @motidukinoyoru
@CBJapan1 例えば、国家全体での公共事業の水準自体を低下させると、土木建設業の規模が縮小し、即時的に回せる余力が減少して、災害のときに難儀することになります。 他にも、不況で発生した失業者の4割はその後労働に復帰できなかったという研究がアメリカにあり、この意味で遊休は温存よりも陳腐化に近い。
CBJapan @CBJapan1
例えば栃木県の公共事業の規模は栃木県が決めればよい。埼玉県は埼玉県が決めればよい。栃木県で災害が起こって土木業者が必要なら周辺地域の業者にきてもらえばよい。 中央政府がやる必要性なし。難儀する必要もなし。 twitter.com/motidukinoyoru…
望月夜 @motidukinoyoru
@CBJapan1 各県が個別に対応するよりも、国家レベルで団結・協力して土木建築の生産力をキープする方が経済合理的ですよね。 ばらければばらけるほど、生産力や対応力は不安定になるので、人々は「団結」するようになったのです。それが「社会」であり、「国」ですね。
CBJapan @CBJapan1
そう信じて実行したのがソ連。 現在その国は「旧ソ連」。 twitter.com/motidukinoyoru…
望月夜 @motidukinoyoru
@CBJapan1 ソ連というワードで全てを黙らせようとする向きもありますが、現在の先進国も大多数が多かれ少なかれ「大きな政府」であるという経済的事実を無視しています。 特に、第一次世界大戦前と比較した100年余りで政府支出のGDP比は大きく跳ね上がっている。
望月夜 @motidukinoyoru
@CBJapan1 もちろん、政府が大きければ大きいほど良いわけではないですよ。 政府には政府の得意分野(外部経済性、公共財etc)が、民間(市場)には民間の得意分野がある。団結には団結の、競争には競争の得意分野があるということです。
CBJapan @CBJapan1
「大きな政府」を「ちょっとでも小さく」しようとすると努力が経済成長につながり、「ザックリ削って小さく」すると爆発的に経済が成長した、というのも事実である。 クーリッジしかり、レーガンしかり、トランプしかり。 twitter.com/motidukinoyoru…
望月夜 @motidukinoyoru
@CBJapan1 歴史的にはそういったことはありません。 むしろ資本主義最大の繁栄期であったWW2以降は、それまでの経済に比して、明確に政府規模が大きいことが特徴でした。 現在一人当たりGDPの高い国々を見ても、政府規模が決して小さいとは言えない国が多い。
望月夜 @motidukinoyoru
@CBJapan1 あと、レーガンはむしろ政府支出を拡大していた政権ですし、トランプに至っては関税引き上げを主張するなど、政府縮小とは逆の動きをしている(していた)政治家であることには注意する必要があります。
CBJapan @CBJapan1
レーガンは減税と規制緩和を断行して政府を縮小させたのであって拡大したのではない。そういっているのはプロパガンダ。 トランプは一長一短あるが関税引き上げの主ターゲットは国防上のリスクである中国。減税と規制緩和で経済絶賛復活中。 twitter.com/motidukinoyoru…
望月夜 @motidukinoyoru
@CBJapan1 レーガンは減税と規制緩和に取り組み、小さな政府「志向」を持っていたのは間違いありませんが、実際に小さな政府になったかどうかは別問題です。 彼の"経済上の功績"は、むしろ政府支出拡大による(ケインズ的)景気回復にあると言えます。
望月夜 @motidukinoyoru
@CBJapan1 トランプは小さな政府どころか、むしろ莫大なインフラ投資を打ち出している政権であることには注意しておく必要があるでしょう。 r.nikkei.com/article/DGXMZO…
CBJapan @CBJapan1
トランプは保守ではない。だが今までのところ、トランプを支持する保守派の強力な誘導によっていまだかつてないほどに保守の政策が実行されている。 インフラ支出は保守の反対にあっている。大きな政府は保守ではない。 メキシコとの国境に壁を作る政策はいわゆるインフラ支出ではなく国防事業。 twitter.com/motidukinoyoru…
望月夜 @motidukinoyoru
@CBJapan1 重要なのは、保守だとかそうでないとか、そういうレベルの話ではなく、実際にどのような政策を行おうとしているか(あるいは実際にどのような政策を行ってきたか)です。 レーガンは財政支出を拡大したし、トランプは公共投資を拡張しようとしている。それに応じて経済は拡張する、ということです。
Mr.Kite @iwakura1204
資源の無駄遣いを考慮すべきだと思うが? twitter.com/motidukinoyoru…
CBJapan @CBJapan1
レーガンが実行したのは軍拡によるソ連との対決、そして大減税と規制緩和による民間経済の爆発的活性化。 その余波はクリントン時代にまで及んだ。 財政支出を拡大したというのはプロパガンダ。 twitter.com/motidukinoyoru…
望月夜 @motidukinoyoru
@iwakura1204 資源の最大の無駄遣いは、資源を使わないことですね。 Kiteさんの念頭には、石油のような、使わなくても陳腐化しない資源が念頭にあると思いますが、メインの生産資源は人材、組織、施設といった「使わないと陳腐化する」なんですよね。 そうした生産資源は、利用するか、陳腐化するかになる。
望月夜 @motidukinoyoru
@CBJapan1 レーガンが政府支出拡大に勤しんだのは事実でありja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC…、事実を指摘することを「プロパガンダだ」と主張するのは不適切だと思いますよ。
CBJapan @CBJapan1
西欧といっても国によって全然違いますよ。健全な財政と闊達な経済を維持しているスイスと規制と税金で停滞の沼にはまったフランスとではエライ違いだ。 twitter.com/motidukinoyoru…
望月夜 @motidukinoyoru
@CBJapan1 スイスの場合は、国全体の経済規模が小さいので、経常収支赤字、つまり海外の赤字に「依存」できるという構造になっているのが重要でしょう。ecodb.net/country/CH/imf… これは(相対的に)大国であるフランスなどには基本的には真似できない戦略。
Mr.Kite @iwakura1204
民間の信用不安定性とか、それによる不況ていうのは理解できませんが、要は景気が回復したら資源の退蔵も陳腐化も無くなるという事でしょうかね。 twitter.com/motidukinoyoru…
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コメント

hem +9.5k @ex_hem 2018年10月26日
こんなに人の思い込みに丁寧に答える人初めて見た
Leclerc @3adam15 2018年10月27日
望月夜氏はきちんと話しているのに、相手は詭弁の典型みたいな話をしてばかりだな。
ミナミ ユー @u_minami 2018年10月28日
凄い。自分なら途中で諦めるわ。「百円を持ってるだけの人」と「一万円で物を買って一万百円で売った人」の違いがわからないレベルにここまで丁寧に説明するなんて。
omusubikun295 @omusubikun295 2018年10月28日
見てて可哀そうになってくるレベル・・・。しかし有難い知識や情報が盛りだくさんで、勉強になる。まとめていただいて助かります。
天和 @tenhorenho 2018年10月28日
望月氏の意見も一説にすぎない、という気もするな〜。
緊縮でもリフレでもない田中 田中一郎 @bukkakemisosiru 2018年12月10日
生産力とか供給能力って、鉄や石油と言った物質資源みたいに使わないから貯めれるモノじゃなくて、筋力や体力みたいに使わなければ衰えるモノだから、遊休資源とくに労働力の遊休はピラミッドでも穴堀でも使わないと国や社会が衰退するでしょうね
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