秋の読書週間!私のおすすめ本2018

秋の読書週間が近づいてきたので、私の最近のオススメ本を紹介しました。サクッと読めるものから腰を据えてじっくり読むべきものまでいろいろ挙げました。参考にしてくださいね♪
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25『炭素文明論』 (佐藤健太郎 著) 有機化学ファンにはお馴染みの著者・佐藤先生による『炭素化合物から見た世界史の本』です。化学についての記述はかなり噛み砕かれているので、化学に詳しくなくても楽しめます。砂糖、カフェイン、エタノールなんかが世界を動かすんだよなあ......。 pic.twitter.com/f4luAGnVeY

2018-10-19 17:44:11
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26『中国古代化学』 (廣川健 監修) 中国が4000年の歴史で培ってきた技術を化学・化学史的な視点から捉えた本。日本語の類書はあんまりないので、貴重な一冊です。 pic.twitter.com/WpmO5QzBx3

2018-10-19 18:49:36
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27『元素の名前辞典』 (江頭和宏 著) 元素の名前に特化したものすごい本です。元素命名の由来はもちろん、さらにはその語源までをも含む解説がされています。これまで出版された数多くの元素本に埋もれない魅力を持つ一書です! pic.twitter.com/UK5clpJo2V

2018-10-19 18:53:20
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28『毒物ずかん』 (くられ・姫川たけお 著) 化学に全然詳しくなくても楽しめる毒物擬人化解説本。姫川さんの擬人化イラスト激烈かわいい!しかも擬人化キャラにはちゃんとその毒物の特徴が反映されていて玄人をも唸らせる!解説文が化学ライター・くられ先生によるのも大きな魅力ね! pic.twitter.com/ml91noBDKD

2018-10-19 18:55:11
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29『恋する小惑星』 (Quro 著) 今回のマンガ枠は「まんがタイムきらら」コミックから!地学部女子たちのゆるふわ4コマです!何が推しって、(絵もめっちゃかわいいんだけど)、出てくる地学ネタが結構マニアックなの!1話で変光星ミラが出てくるのやばない?11~13話がJAXA見学編なのやばない??? pic.twitter.com/9W1qeCYkfe

2018-10-19 19:03:02
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30『数学ガール/ポアンカレ予想』 (結城浩 著) 数学ガールシリーズを推すのたぶん n回目なんだけど本当に激烈良い本なので何度でも推すわよ!今回は最新刊の第6巻をシリーズ代表としてオススメ!もちろん既刊も非常に面白いです!登場人物が成長していくので、できれば刊行順に読みたいところ。 pic.twitter.com/DlCBu36OAI

2018-10-19 19:11:31
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31『量子論はなぜわかりにくいのか』 (吉田伸夫 著) 宇宙論、素粒子論など数々の大変優れた一般書を世に出す吉田先生による量子論の解説書。「なぜ分かりにくいか」という疑問への回答がめっちゃ分かりやすい。量子論を大学で少しかじったけど結局よくわからん、ぐらいのひとにオススメです。 pic.twitter.com/qNolsp8rA2

2018-10-20 23:03:48
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32『科学と教育』 (板倉聖宣 著) 理科教育技術のひとつ「仮説実験授業」の提唱者として有名な板倉先生による、科学教育を扱った講義録。学生との対話や、優れた仮説実験授業モデル、科学史をふまえた科学の解釈など、たくさんのことが学べる本です。 pic.twitter.com/RjcDHJQuWa

2018-10-20 23:07:23
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33『現代熱力学』 (I. Prigogine・D. Kondepudi 著) 非平衡熱力学研究の第一人者であるプリゴジンの翻訳書。副題の通り、古典的な熱機関から近年研究が進む散逸構造まで、手広くカバーされています。古典的な熱力学に触れたことのある人が発展的なトピックを勉強するのに便利です。 pic.twitter.com/GYUizCIViq

2018-10-24 19:00:13
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34『金属の基本がわかる事典』 (田中和明 著) ありえん分厚いわりに2000円台と安い。私は金属加工や合金などの分野に疎くて本格的な専門書は選び方からして分からないレベルなのですが、この本は記載事項が多くかつ分かりやすく、助けられました。 pic.twitter.com/HlLVpcREpL

2018-10-24 19:04:28
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35『ノーベル賞の事典』 (秋本格・鈴木一郎・川村亮 著) ノーベル賞の自然科学部門3つについて、各年の業績を2012年くらいまで解説してくれている本です。受賞業績の具体的なところまで触れてくれているページも多く、ノーベル賞の業績を自習するのが趣味の私は重宝しています。愛読書です。 pic.twitter.com/g3fs4O3RwJ

2018-10-24 19:08:45
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36『連続体の力学』 (巽友正 著) いわゆる流体力学の教科書。巽先生は流体力学の教科書をいくつか書いていて、どれも優れた教科書として高く評価されているよ。最近、音速を導くのにこの教科書がすこぶる役に立ちました。読みやすかったです。 pic.twitter.com/mXM9WQ4uoP

2018-10-28 16:59:30
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37『ビジュアル大百科 元素と周期表』 (T. Jackson 著) 現時点で一番最近出たビジュアル志向の元素本、だと思います。写真が非常に多いのが特徴で、まさにビジュアル大百科。ニホニウムやオガネソンといった最新の放射性元素についても何かしら(合成現場とかの)写真がついているのが楽しいです。 pic.twitter.com/UO3MXThwdJ

2018-10-28 17:42:33
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38『元素 周期表にまつわる5万年の物語』 (T. Jackson 著) T. Jacksonといえば、私の中ではこの本。この本は珍しいことに、「物質としての元素を主題としたビジュアル本」ではなく「元素発見の歴史を主題としたビジュアル本」です。誰でも楽しめますが、特に科学史好きや化学徒にオススメです。 pic.twitter.com/SYb7AZGZR1

2018-10-28 18:12:43
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39『もしベクレルさんが放射能を発見していなければ』 (大宮理 著) SF小説×科学史と言えばいいのか、少し変わった本です。主人公・鳴門レオは突如現れた未来人・シガーマンに指示されて過去に行き、元素発見の歴史を導いていきます。挑戦的なスタイルですが、一般人から化学徒まで楽しめる本です。 pic.twitter.com/OASLRfmRP7

2018-10-28 19:27:17
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40『科学の本100冊』 (村上陽一郎 著) 1936年生まれの科学史家・村上陽一郎が2015年に書いた、オススメ科学本100冊をレビューした本です。村上先生のレビューそれ自体も興味深いですし、レビューされている本を自分で手に取ってみるのも勉強になるでしょう。皆さんも、良い読書に出逢えますように。 pic.twitter.com/gLG9hZ0BkG

2018-10-28 19:38:09
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はい、というわけで、長々としてしまいましたが秋の読書週間に向けて私のオススメ本を40冊紹介しました!どれも面白い本ですので、気になるものは是非読んでみてね!

2018-10-28 19:41:33