教育は、用意された「正解」に誰がいち早く辿り着くかというゲームではない。

@isa_kentさんの2011年4月28日のつぶやきから。
5
いさけんさん(脱ホカペ宣言・春) @isa_kent

今日、塾で小学生を教えていて分かったこと。今の小学校の算数では、ちゃんと数を数えるということを教えていません。計算の答えは間違えずに出せても、その意味などこれっぽっちも教わっていない。いつからそうなったのかは分かりませんが、机上の空論もここに極まるって感じです。可哀想過ぎます。

2011-04-27 23:28:50
いさけんさん(脱ホカペ宣言・春) @isa_kent

とにかく「正解」を出せと教育された人が増えてきてることに、僕は恐怖すら覚える。「正解」とは基本的に正しい思考を積み重ね辿り着いた「結果」を指す。教育は、用意された「正解」に誰がいち早く辿り着くかというゲームではない。でも今は、それが出来ない子は「落伍者」とされ社会から排除される。

2011-04-27 23:57:17
いさけんさん(脱ホカペ宣言・春) @isa_kent

教育の本質は正しい思考の組み立て方を身につけることであるはず。それは先人たちが身を削る思いで積み上げてきたのだ。しかし今の教育は、その上辺だけを掬い取る事が目的化してる。1から100まで数えられる子が2桁の足し算引き算で躓くなんて、本質を理解させていない以外の理由が見つからない。

2011-04-28 00:08:27
いさけんさん(脱ホカペ宣言・春) @isa_kent

そして「正解」を出すことを目的として教えられた子供たちが親になりつつある。「うちの子は計算もできない」と嘆く親に「1から100までを10*10で書いてあげて、ひとつひとつ数えさせてあげてください」と言うと「なるほど」と関心されたことがある。教える側も本質を見失いかけてるのだろう。

2011-04-28 00:21:56
いさけんさん(脱ホカペ宣言・春) @isa_kent

当たり前だけど社会で起こる出来事に「用意された正解」などない。なのに、いつでもそれが用意されているものと教え込まれてきた人が、今回の原発事故に対しても、「正解」の代わりに「陰謀」や「数値」や「似非科学」をはめ込んで一喜一憂しているように、僕の目には映る。そこに有名無名の差はない。

2011-04-28 01:03:22