- trend_read
- 21989
- 93
- 31
- 203
@AccSempai こんな感じ。ちょうど今日の娘の宿題でした タイムリィ〜 pic.twitter.com/IdWKxCBa55
2018-11-14 12:07:46いわゆる「さくらんぼ算」と呼ばれる計算方法が海外でもやってるということに驚いた。ここで面白いと思うのが、アメリカだと「10をつくることができると計算が簡単になるよ、やってみよう!」みたいな記述になってるところだなと思った。 twitter.com/Meilynn_M/stat…
2018-11-15 10:46:45要するにアメリカの教材は、10を基準に計算すると簡単になるという「目的が明記されている」んですよね。それに対して、日本の教材はただ「けいさんしきをといてみよう」となってる。なのに「やり方を指定されてる」から、どうしても「やらされている(≒強制されてる)」感じがしてしまうんだろうな。
2018-11-15 11:02:19アメリカと日本の教材の違いを通して客観的に比較してみると、やはり日本の教育は基本的に「言われた通りにやる(やらせる)」ことが優先されているように感じる。指導側の目的はきっと明確なんだろうけど、それを生徒に伝えたり、生徒の行動を促す工夫が足りないように思います。
2018-11-15 11:13:27昨日の午前中「さくらんぼ算」についてツイートしたんだけど、午後から週に一度の学童のお手伝いに行ったら、一年生がちょうどさくらんぼ算の宿題を出されていたので、これ幸いと教えてみて、改めて確信した。日本の学校には「教える」はあっても「育てる」はなくなってるよ、たぶん。
2018-11-16 09:08:11算数とは字のごとく、自分で様々な「数を算ずる」ことが出来るようになることが目的です。数える「やり方」の一つがさくらんぼ算なだけです。ここで日本の学校は「やり方を教える」だけなんですよ。そこには一人ひとりの生徒が数を数えられるようになっているかを見守ること、つまり「育てる」がない。
2018-11-16 09:18:03指導者の多くが「生徒がきちんと数を数えているかどうか」にほとんど関心がなく、ただ「このようにやるのだ」と言い、出来ないと「とにかく何度もやってみろ」と言う。学校の目的がやり方の習得、つまり「型にはめる」ことになっているから、子供たちから「学ぶ(習う)意欲」が失われていく。
2018-11-16 09:22:14小学校一年生くらいだと、まだ「数字」が、実際の「(個)数」と結びついていない子がいます。昨日も「15-8=」が出来ないという子に、ブロックを使って「数えてみてごらん」とやらせてみたところ、まずきちんと15個のブロックを取れない、なんてこともあった。この段階の生徒に「式は読めない」です。
2018-11-16 09:29:43「15-8=」が「15個から8個とったら何個ですか」と問われていることを読めない子に、ただ「型」として数字をいじらせて7という「答えを書けるようにする」というのが今の日本の学校で行われていることです。小学校一年生から延々これを続けてるんだから、そりゃあ中身のないハリボテが大量生産される。
2018-11-16 09:38:52逆に、ある程度きちんと数が数えられる子もいたので、その子にはまずいくつかの式を、やはりブロックを使って数えてもらった。そうすると、当たり前だけど計算の答えはどんどん合うようになる。そこで今度はその子に「ブロックを並べるときに10個をひとまとめにしてごらん」と伝えてやらせてみる。
2018-11-16 09:42:50「数字は10のまとまりは別に書いてあるから、そうやって10個ずつまとめた方が数えやすくなるよ」と、なぜ10個で区切るのかの理由も添えて伝えた。そうして数えさせていると何が起こったか。「15-8=」を数えるとき、まず10個のかたまりから8個を取るようになった。これ「さくらんぼ算」です。
2018-11-16 09:45:57これは想像ですが、何度も数を数えて(計算して)いるうちに、1の位のブロックの数はいろいろ変わるけれど、10個はいつも同じだから、同じところから先に取ってから残りを数えた方が「楽ができる」と思ったのでしょう。教育では、こういった実感を持ってもらうことこそが大事だと、僕は考えます。
2018-11-16 09:56:25例えば算数で、小学校一年生の子供たちを育てるというのは「きちんと(教育指導要綱だと、たぶん100まで)数を数えられるようになってもらうこと」であり「二年生になるまでに15-8=7と書けるようになること」ではありません。けれど、学校だけでなく親も含めて、ここのところを見失っている人が多い。
2018-11-16 10:04:41「みんなが同じ『答え』を書けるようになること」にばかり執心してしまって、学校が同じやり方を「教えるだけ」の場になってしまっているのではないでしょうか。教職に就かれている方々の全てがそうだとは言いませんし、個々に努力もなさっているとは思いますが、そんなことを少し感じた次第です。
2018-11-16 10:09:23ちなみに「型を教える」ことにはメリットもあります。ただその型を「守り続ける」ことが至上命題になってる感じがするあたりに、たぶん問題の一因があるのだと思います。守破離じゃないですが、その先にこそ本来の個性や楽しさが待ってるのだと思います。 twitter.com/isa_kent/statu…
2018-11-16 11:50:55@isa_kent @Ligulia1Ligulia アメリカで九九を習うとき、あちらは暗記はいらないんです〔低学年、一部の話なので全州かはしらない〕。掛け算の意味を考えさせ、テストも意味を問う、
2018-11-16 12:13:54@meimei881 @Ligulia1Ligulia リプライありがとうございます。そうでしょうね、英語だと日本語の九九のようなリズムは作りにくいでしょうから、必然的に意味を伝えることになるのかなとは思います。つまり、逆説的に言えば九九を「全員に必ず」覚えさせる必然性はないと、僕自身は考えています。
2018-11-16 12:17:57@isa_kent @meimei881 我が子が2年生の時を思い出します。4を「し」と読むことと7を「しち」と読むことを拒否する子で、「九九を全部淀みなく暗唱できないと進級させられない」と思いこまされていて非常に難儀した覚えがあります。
2018-11-16 13:01:23