続・ニホンザルの近況:2年半後の続報
- parasite2006
- 8519
- 295
- 8
- 6
@komipati @o_k_e_n_ ニホンザルの研究の件、報道が煽り姿勢で多くの方が誤解しているようですがアカデミックな分野では研究自体の精度とか疑問をていされている方も多いという情報も知っておいた方が良いですね。報道もそのまま受け入れるのではなく総合的に判断した方が良いと思います。 togetter.com/li/1290836
2018-11-24 09:12:20@komipati ニホンザルの件、ニュースの見出しがアレなので煽られた方が多いのですが、論文の精度に疑問を呈している研究者も多いです。その辺りの会話はこちらにまとめられていますのでご一読ください。 togetter.com/li/1290836
2018-11-24 09:31:58(その4:サル以外の野生生物も調査されています)
ニホンザルの話で喧しいですが、他の生物についても環境省のプロジェクトで解析されています。 平成29年度野生動植物への放射線影響に関する調査研究報告会要旨集(PDFです)env.go.jp/jishin/monitor… 差がみられないという方が現時点では多数。
2018-11-23 15:54:25環境省は2013年3月14日に「平成24年度 野生動植物の放射線影響に関する意見交換会」を開催して以来、毎年1回研究発表会を開催しています。途中少しずつ名称が変更され、最も新しい名称は「野生動植物への放射線影響調査研究報告会」となっています。毎回の要旨集は環境省ホームページの特設コーナー「野生動植物モニタリングの測定結果」
https://www.env.go.jp/jishin/monitoring/results_r-wl.html
でまとめて読むことができます。
(前回まとめ「ニホンザルの近況」を作ってから今回のまとめを作るまでの2年半の間に環境省ホームページがリニューアルされてしまい、この研究発表会の特設コーナーがどこへ行ったかわからなくなってしまいました。「野生動植物」と「放射線影響」で環境省ホームページをサイト内検索してようやく探し当てたものの、このページは環境省の「東日本大震災への対応 」ページ
https://www.env.go.jp/jishin/index.html
にはリンクされておらず、サイトマップにも出ていませんから、外部から到達するには「野生動植物」と「放射線影響」でググる以外に方法がありません)
(その5:発端のツイートを1件だけ再録、「ダメ情報のチェリーピッキングによる風評加害」とは言い得て妙)
どうも昨日の「放射線被曝でサルの血球減少が」という論文、論文自体がダメダメで「人間における低線量被曝影響の解明につながる」どころかサルの検証自体ができてないやつだった模様。
2018-11-23 13:28:56@PKAnzug その論文とセットで使われる、ダメ論文をもう一つ紹介します。 facebook.com/10000297113371…
2018-11-23 18:20:51@yamazaksv2 あー、例のヤマトシジミの…。何というか、いまだに「ダメ情報のチェリーピッキングによる風評加害」を試みる連中がいるの、頭痛くなりますね。
2018-11-24 11:19:35@PKAnzug 論文として学術的な価値が絶無であっても、それが報道で大々的に取り上げられることによって、多くの方々に誤った情報がインプットされてしまうのでしょうね。
2018-11-24 12:58:45@tenjn9999 報道の暴力的な側面だと思います。新聞が取り上げるような間違った情報は、多くの場合「そんな間違いが広まると困る人たち」がいますが、そういう人たちのことはお構いなしですからね。
2018-11-24 13:08:02@PKAnzug 誤報であってもそれを認めることはまずないのでしょうし、訂正記事を掲載しても小さな扱いでしょうし、仮に読み手にその情報が伝わったにしても、当初の情報のインパクトを覆すのもまた困難でしょうし、「言ったもの勝ち」なとこありますよね、残念ながら。まさに暴力ですね。
2018-11-24 13:14:19(その6)
この記事のことで、執筆した記者さんとやりとり中です。 -- 原発事故:福島の野生ニホンザルに放射性物質の影響か - 毎日新聞 mainichi.jp/articles/20181…
2018-11-24 14:09:12イタタタ。「科学というパワーワード」で殴られたー(棒) pic.twitter.com/DiWpVjNxje
2018-11-24 13:31:53グリーンピースジャパンは、野生の猿に健康被害が出ないようにするために政府に要望しようとしているのではなく、(猿で見られたように)ヒトへの健康被害が出ないようにするために帰還させるな、と言いたいのでしょう。原論文を読めば、そんな結論を出すことは無理筋。
2018-11-24 16:28:51漆原論文の結論部分に、the present study provides extremely crucial data for understanding the effect of chronic, very low-dose-rate radiation on humansと書いているが、ニホンザルを調べて被曝量が桁で少ないヒトへの影響が分かると書くのは言いすぎだろう。 nature.com/articles/s4159…
2018-11-24 17:21:21@mo0210 福島の一般人の方々の内部被ばく線量は、事故1年後から預託実効線量(成人なら検査後50年間、子供なら70歳になるまで)で1 mSvを超える人がほとんど出なくなっている状況で、福本論文の図2のグラフ上(上段の横軸が1日あたり内部被ばく量。365倍すれば年間量)に表示すれば左端の縦軸に貼り付きます
2018-11-24 17:36:27サンプル数は少ないし、データポイントがバラバラで相関がないと言う方が自然なのに、被曝量と血球数に逆相関があると言っちゃっているし。そう思い込むとないものが見えてしまう例になっている。
2018-11-24 17:24:17被曝による人間への健康影響は人間を調べることでしか分からないし、1F事故による影響は(ほぼ)ないことがもう分かっている。その意味では、ニホンザルを使ってヒトへの影響を調べるという研究テーマはもはや成立しない。
2018-11-24 17:41:23ヒトはもう関係ないよね。ニホンザルのデータが得られるのは貴重だけど twitter.com/mo0210/status/…
2018-11-25 17:47:07福島の野生のサルの被曝影響()の論文が話題のようだけど、野生じゃないヒトの被曝線量は桁違いに小さいから、サルの研究はサルの研究であって、ヒトには投影できない。 ・内部被ばく検診結果city.minamisoma.lg.jp/index.cfm/10,0… ・個人積算線量測定結果city.minamisoma.lg.jp/index.cfm/10,0… (南相馬市)
2018-11-25 17:55:22@mo0210 大石先生も学者さんですので、学者が何に着目して何を研究するかは自由だとお思いかと。ただし、研究成果を論文発表すれば、当然、検証・批評されると。今回の件は、大石先生始めきちんと批判してくださる専門家が多くいらして安堵しています。
2018-11-24 18:05:45