非公式アイナナ女体化同人ユニット騒動まとめ

2019年1月6日最終更新

最終更新時まとめ
本件は結局何が問題だったのか

①
・公式楽曲の歌ってみた
・公式に寄せたロゴ
・公式に寄せたキャライラスト
という、ひとつひとつは他の二次創作でも見られる要素を
・静止画を繋げた動画に声真似音声を合わせた作品
という、本家のゲームのストーリーパートと近しい形で行ったことから「二次創作ではなくパクリではないか」という印象を与えたこと。

②
・女体化
・キャラ名の改変
という見る人を選ぶ内容を
・本家公式も動画を上げるyoutubeでの二次創作動画のアップロード
・「公式」という表記の使用、並びに、二次創作である旨を意図的にわかりづらく記載したアカウントで告知
・アイナナやアイドリッシュセブンの名をそのまま使用し、公式情報を求めて検索した人の目につく状態
・RTという情報拡散を目的とした機能がついてまわるツイッター上での活動
という、望まない人に見せない配慮が著しく欠如していたこと。

③
上記を指摘した人物に対し、当該団体が攻撃的な対応をしたこと。

その他、キャラ名の改変が著作者人格権の同一性保持権の侵害にあたる可能性や、主催者個人の有償仕事依頼の募集への販促とも取れる行為があったこと等もあげられる。

前提
・IDOLiSH GiRLS!を名乗る二次創作集団がいて
・公式キャラを女体化し、それに伴い下の名前等の設定を改変し
・自分たちで作ったストーリーに声を当てたり
・公式楽曲を歌ったものを
・自分たちで描いたイラストと合わせて動画にし
・Youtubeに上げている

騒動のきっかけ
れもん@ttktkhttkというアカウントが
・プロフィールに「公式」と記載があるのはアイナナ本家公式と関連がある団体と誤解されかねないのではないか
・使用しているロゴがアイナナ本家公式との関連があると誤解されるものではないか
・公式楽曲を勝手に歌ってつべに上げるのは権利侵害ではないか
とDMにて問い合わせ

それに対しIDOLiSH GiRLS!側はれもん氏に
・「公式」という言葉だけで本家企業と誤認する人が多いとは言い切れない
・ロゴは公式がカタカナなのに対しこっちは英語だから違いがある(ので紛らわしくない)。そもそもそのロゴもう使ってないし、それ作った人もう抜けたから無関係です。
・ジャスラック管理の楽曲はつべに上げられる。オケも耳コピ自作なので問題ない。
とDMにて返答。

れもん氏、下記注意喚起ツイートを流す

※2018年12月20日23:40頃、れもん氏による当該ツイートの削除、その後アカウントも削除されたことを確認

その後、ツイートが拡散。それを受けIDOLiSH GiRLS!側より以下のツイートがなされる。

アイドリッシュセブン公式が提示する二次創作ガイドライン
2015年11月12日　プロデューサーレター＃３

企画の問題点

本家公式による二次創作ガイドラインの引用
”【二次創作物について】

以前きちんと公式で見解を出しますと言っておきながら整備が遅くなっており申し訳ございません。
基本方針は以下の通りとなります。これは現時点では「お願い」の域を出ないものかと思います。

◆当プロジェクトのスタンス
・二次創作は是非楽しんでください。
・個人あるいはグループで楽しむこと（非営利）を主たる目的としてください。
・作品を傷つける行為は行わないで欲しいです。
・ファンを傷つける行為はご遠慮いただきたいです。
・本編設定と異なる場合は、誤解を生まないよう事前に注意書きをするなど留意してください。
（まるで公式設定であるようにふるまうのはNGとなります）
・販促活動に使用しないでください。

創作は作るのも見るのも楽しいものです。
僕たちも「アイドリッシュセブン」を創るのは楽しかったです。今も楽しいです。

しかしながら一定のルールがないと作品設定に誤解を生むなども起こりえる可能性があると思います。
当プロジェクトのスタンスを一読いただき、ご理解いただけますと幸いです。

なにがよくてでなにがダメなのか？と疑問を持たれると思いますが、
二次創作は多岐にわたっており、そのすべてを洗い出して、白黒つけるのは難しいと考えております。
以下はあくまで参考であり、これ以外については上記のスタンスに基づいて行動をいただけると嬉しいです。

◆現時点でOKと思われる行為
・ファンアート（似顔絵など）をSNSで公開した
・衣装など自作等行い、コスプレをした。またその写真をアップした。
・きちんと二次創作である旨を注意と記載したうえで、漫画などを公開した。
・踊ってみた、歌ってみた。（※音楽を伴うためJASRAC権利処理が行われる場所をご利用ください）

◆現時点でNGと思われる行為
・公式設定と偽りオリジナルの設定を公開した
・公式の絵を使用し無断で商品化を行った
・公式と偽り個人情報を集めるのに利用した

※本コンテンツの楽曲はすべてJASRACに信託を予定しております。
本プロジェクトの音楽などを伴う場合は特にご注意ください。”
引用元

アナウンス・配慮不足
・注意喚起が拡散されるまで、「公式」という文言をTwitterにて使用していたり、Twitterや動画、出演者等を募るnanaページ(後述)に二次創作である旨の記載がほとんどなかったこと
・女体化二次創作というセンシティヴな内容を扱うにも拘わらず「アイドリッシュセブン」や「アイナナ」という本家公式はじめ一般のファンも広く利用する略称をそのまま使用し、その文言で検索等した場合に検索にかかる状態であったこと

上記の「見たくない人に見せないようにする配慮」が大きく欠けていたことが最大ともいえる問題点であり、これに関してはIDOLiSH GiRLS!側もツイートにて非を認め、文言の変更等を行っている。

主作品である動画そのものについて
現在IDOLiSH GiRLS!の運営するYouTubeチャンネルに３つの動画が上がっている

https://youtu.be/6SHpt5xlYms

https://youtu.be/2MP_H3D510M

https://youtu.be/WGnBSqHCMwk

※2018年12月20日2:00追記
現在、以下のツイートの通り動画はIDOLiSH GiRLS!側によって非公開設定されている