MMT関連小噺集―Hut taxと租税貨幣論、金本位制≒ドルペッグ、最終需要から天下り式に発生する貨幣所持需要

歴史的実例や、分かりやすい例示などでMMT的観点を色々と解説してみました。
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望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

@BugbearR 何もないところに河川を作るケースを考えるとわかりやすいと思うのですが、その河川に十分な流量が発生するためには、少なくとも最初は排出量以上の水を供給しないといけませんよね。排出量以下の水供給だと、河川流量はゼロ、干上がったままになってしまう。

2018-12-30 17:10:41
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

@BugbearR MMTで「財政支出高>租税高が常態」と論じるのもこの点から来ていて、河川に流れを起こす(≡通貨を流通させる)ためには十分な排出力(≡租税)が必要なのだけど、河川の流量を確保するためには、流量分だけ累計財政支出(累計通貨発行量)が超過していないといけないわけです。

2018-12-30 17:12:42
BugbearR @BugbearR

@motidukinoyoru ここは、経済を完全なゼロサムと考えるか、循環するかはさておきどこかから新たな通貨供給をしなければ経済を維持できないと考えるかの違いですね。なぜ市場の通貨量を増やさなければならないのか、というのが肝なんだと思ってます。

2018-12-30 17:38:30
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

@BugbearR それも河川で考えるとわかりやすくて、より多くの人に、より多くのものを河川を通じて運ぼうとしたら、当然河川を拡大しなければならず、必然的に河川の総流量は増加し、その際は河川への水の"純"供給は追加されなくてはならないわけです。

2018-12-30 17:42:07