高度、深度、濃度、明度…値の程度を表すときは値の大きい漢字が尺度に用いられるのか?日本語の他の例や英語で考えてみた
高さ低さ⇨高度 深さ浅さ⇨深度 濃さ薄さ⇨濃度 明るさ暗さ⇨明度 のように、値の程度を表す対照的な漢字が2つある場合は値が大きい方の漢字が尺度の名称になっている。 何か例外はあるかな?
2019-01-20 11:33:10@saba_sono4 ありがとうございます! 気になって「距」「離」のそれぞれの字義を調べてみた所、どちらも「はなれる」という意味があるらしいので、大きい(遠い)方が尺度名になっていると言えなくもない…かも。
2019-01-20 19:20:24@kurodashoichi ご回答ありがとうございます。 私も「離」など訓読みのとおり「はなれる」なので微妙かと思ったのですが、「遠・近」は「離れている度合い」のことなのでセーフかな?と思った次第です。
2019-01-20 19:52:48@kurodashoichi 少し考えたのですが、 高さ低さ 深さ浅さ 濃さ薄さ 明るさ暗さ って、対になっているようで実は違うというか。 0から垂直に10離れた所は「高い」、1なら「低い」。どちらも「高く」なっているのは同じなんですよね。その他も同様です。なのでその度合いについては「高度、高さ」等と呼ばれるのでしょう
2019-01-20 20:03:10@saba_sono4 なるほど。確かにそうかもしれませんね! 私も考えてみたのですが、絶対的な尺度の場合は高い/低いは仰るように反対の意味ではなくなりますが、相対的な尺度で使う場合は10mのビルと5mのビルが並んでいた場合10mの方は(他方より)高く、5mは(他方より)低いというように対義語になるのかなと思いました。
2019-01-20 20:22:29@kurodashoichi おっしゃるとおり対義語ではないというのは誤りでした。 思い出したのですが、鈴木孝夫の「ことばと文化」に「大きい・小さい」「長い・短い」は「赤い」「丸い」と違い、比較するものが必要という意味で構造が違う、とありました。 そういう形容詞の性質も関わっているのかもしれないと思いました。
2019-01-20 21:07:30@kurodashoichi 目立つほうに名前がつきますの。 1 ーー ただの線 2 ーー ーーーーーー 比べてみると下のがヤバイ! こういうの長いと呼ぼう!! →じゃあ長くないのは短いと呼ぼう 3 ーー ーーー ーーーーーー 線の規模を表す概念を長さと呼ぼう
2019-01-20 18:14:10@nitfongotsi @kurodashoichi 「透明度」なんていかがでしょう?「濁度」という指標もありますが
2019-01-20 13:05:56@kumlo_apricot @kurodashoichi あ、面白い例ですね!なるほど_φ(・_・ 私も探してみます!
2019-01-20 13:07:40@nitfongotsi @kurodashoichi 「清濁」という単語がある以上、むしろ例外と見るべきは「濁度」の方ですかねぇ、などと……
2019-01-20 13:11:17@kumlo_apricot @kurodashoichi この点は、スケールがどういう背景で逆転するかということも関係しそうですが、〜ホドー否定というスケールが関わる表現では逆転を簡単に許しそうなものの、「度」はそう簡単に変わらなそうな。
2019-01-20 13:14:44@nitfongotsi @kumlo_apricot ありがとうございます! 有標無標、初めて知ったのですが面白い概念ですね。 なるほど、透明度ですか! 私も思いついたら書いてみます。
2019-01-20 14:23:54@nitfongotsi @kumlo_apricot ちょっと違うかもしれませんが、難易度というのがありました。 これは高い側低い側両方を含んでいる例という事で。 ただ「難易度が高い」より「難度が高い」の方が正しい用法な気も。
2019-01-20 15:07:47“遅度”
@kurodashoichi 少しズレてしまうかもしれませんが、「速い遅い」の「速度」に対して「遅度」という概念があるという話を聞いたことがあります。 速度が「単位時間当たりに進む距離」ですが、遅度は「単位距離を進むのにかかる時間」です。
2019-01-20 17:05:59@koridentetsu ありがとうございます! 速度の逆数を遅度というとは初めて知りました。 速度に比べあまり使われてないのも不思議ですね。
2019-01-20 17:18:07@kurodashoichi 遅度という言い方それ自体はあまり使われないのですが、概念的には「100m競争でウサインボルトが9秒xxで走った」が「遅度」ですね。
2019-01-20 17:20:53@koridentetsu @kurodashoichi (「少しズレるかも」という前おきがあるので分かってらっしゃると思いますが)[s/m]を遅度で定するなら、「値が大きいものを形容する漢字(言葉)に「-度」を付けたものを、その値の名前とする」ことの例外にはならないと思います
2019-01-20 18:27:01@koridentetsu @kurodashoichi 「値の大きい方」といいますが、程度に数値を対応させること自体が割と新しい概念だと思うので、「○さの度合いを○度と呼ぶ場合、○いほど大きな値となる」というのに、なかなか例外があるとは思えません… 「○さの度合いを○度と呼ぶ」の例外は、例えば長さの度合いを長度と呼ばなかったりしますが
2019-01-20 18:33:18