- uchida_kawasaki
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自然放射線における空気吸収線量から実効線量当量への換算係数の評価 森内 茂, 堤 正博, 斎藤 公明(1990) jstage.jst.go.jp/article/jhps19…
2019-01-22 20:27:29この論文は、ICRP pub.26の実効線量当量によるリスク概念の日本国内の法令への取入れにより作業環境において1989年にICRU球の1cm当量線量が採用されるようになり、環境放射線のR単位から実効線量への変換の必要が出てきてその方法を探る試みである。
2019-01-22 20:31:40「(UNSCEAR1982,1988)では、自然放射線の空気吸収線量Gyから実効線量当量HEへの換算係数として0.7という数値が用いられている。」 「…以上の結果から、UNSCEAR報告書で使われている値(引用者注:0.7)は居住環境の自然γ線に適用する換算係数としてはやや低めであると結論できる。」
2019-01-22 20:33:21こういった先行の研究を完全に無視して、宮崎早野論文は0.15という実効線量への変換係数を喧伝したわけだ。
2019-01-22 20:37:45宮崎早野論文がデータ不正利用、計算ミスで騒がれる前に放射線審議会など政府の会議で採用されていたことが話題になっていたが、内容的に信頼度の低い論文がそうやって採用されている例は他にもあるように思われる。
2019-01-26 11:53:33宮崎早野論文は空間線量→実効線量の係数としてUNCEARが定めている0.7がすでにあるのに対して0.15という大胆な仮説を打ち出したが、空間線量を地上1m測定ではなく航空機測定にしたり、ガラスバッジでの測定値を実効線量にしたりと実に不可解な作りの論文だった。
2019-01-26 11:56:37メンションをきっかけに、一年ほど前に話題になっていた、 福島の甲状腺がんが小さいほど成長速度が早く八年ほどで成長停止すると推測した緑川論文の反響について調べたところ、数々の説得力のある批判があるにもかかわらずその論文が福島県民健康調査の場で重要視されているということがわかった。
2019-01-26 11:59:52緑川論文への批判のまとめ togetter.com/li/1172909 平沼百合さんのツイログから「緑川」を検索 twilog.org/YuriHiranuma/s…
2019-01-26 12:03:03福島医大のこの「集大成」的な論文でも、緑川論文は引用されているようですし。 (ツリーの下を参照下さい) twitter.com/YuriHiranuma/s…
2019-01-26 12:09:05JAMAの耳鼻咽頭科専門誌に掲載されている福島医大論文「2011年福島第一原子力発電所事故から5年以内に2回の超音波検査スクリーニングを受けた日本の福島の小児と若年成人における甲状腺がんの発症率」 jamanetwork.com/journals/jamao… 福島医大が出してきた数々の論文の集大成とでも言うべきか・・
2018-12-05 15:25:46私にメンションしてきた医師も緑川論文を高く評価しているようなので、影響力はかなり大きいのではと思います。
2019-01-26 12:10:18ここで山下俊一の発言をふりかえります。 通販生活2012年 緊急座談会 福島のお母さんたち、山下俊一に迫る web.archive.org/web/2012111203… (アーカイブ) 「(引用者注:福島での甲状腺がんの)早期発見と治療は重要です」 pic.twitter.com/GTfcNDN5qw
2019-01-26 12:14:48福島県民健康調査において、がんが多く見つかってから急に「手術は害」という過剰診断論が持ち上がってきたのは気のせいでしょうか? 山下はチェルノブイリの検診にも関わり、スクリーニング効果も十分知っていたはずなのに。
2019-01-26 12:17:12@morecleanenergy IARC国際専門家グループ『TM-NUC』報告書 ”この仮説は数学的モデルに基づいており、解析は短い期間と症例数の少なさで限定されている。ゆえに、これが確実であると立証することは不可能かもしれない。この仮説を確証するためには、今後もサーベイランスを続ける必要がある。” twitter.com/YuriHiranuma/s…
2019-01-26 12:20:22(緑川”成長停止”論文まで出てきたでござる・・。あまり確信は持たれていないっぽいけど。しかし、この”成長停止”仮説の立証には甲状腺検査を続けなきゃいけないというのは、短期的には緑川氏が目指されてたのとはちょっと方向が違うような?)
2018-09-30 15:05:48@YuriHiranuma 半年の観察で「8年後にがんの成長が止まるだろう」っていう論文を書ける神経がよくわからないです。普通、もうちょっと観察期間長くしようとか8年後に止まるなんていう仮説は無理だろうとか思いますよね…。
2019-01-26 12:24:412016年の記事。福島県立医大のデータ利用の不透明さについて。 ourplanet-tv.org/?q=node/2050
2019-01-26 18:32:50↑ アクセプト日 ですm( )m
山下俊一は2012年の「通販生活」座談会で、福島県民健康調査の甲状腺スクリーニングが1/10進んだ時点で「この子どもたちが20歳過ぎても5年ごとの節目に、全国どこにいても甲状腺検査を全国どこでも受けられる体制をつくります。」と述べていた。チェルノブイリの12万人甲状腺検査に関わった山下が。 pic.twitter.com/UHLwzl0Sf0
2019-01-27 11:30:05