チャレンジ・商学原論

商学・商学部は『商学原論』を構築していないのでアイデンティティクライシスとか。 商店街―中心市街地活性化界隈で商業に関する理論的な言説が乏しいはず。理論が無いと活性化への道が確定しないので粗製濫造してみました。
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情報創発研究 @takeoquolaid

学識が商業まちづくりという商業者が登場しない商店街活性化を提唱したとたん、商学部の出る幕はなくなった。 商店街活性化以外の領域は学識の指導助言を必要とせず、専門分野については所要の理論と技術を蓄積していない。

2019-02-09 07:44:14
情報創発研究 @takeoquolaid

商店街活性化推進隘路、商業理論の不在からの脱出は誰の仕事か? 中活法を引くまでもなく、行政(国、地方公共団体)の責務でしょう。 商学原論は提供されていないので別のルートに当たるべきかも。

2019-02-09 10:38:29
情報創発研究 @takeoquolaid

商店街を維持するためには、個店の店舗、什器の更新が課題になる。再投資が可能な個店の増収増益実現は、商店街にとって重要課題だが、ほとんど個店まかせが現状だ。個店の業績が個店でどうにでもなったのは大店法以前の話。

2019-02-10 10:23:31
情報創発研究 @takeoquolaid

「商業まちづくり」がダメなのは、街を街たらしめている個店の窮状を見て見ない振りをしているところ。老朽化一途の個店群が再投資可能な条件を再構築しなければまちづくりもへったくれも無いだろうに。

2019-02-10 10:26:11
情報創発研究 @takeoquolaid

「まちづくり」なんぞというヤワな言葉で集積間競争に翻弄される商店街をあらためてショッピングゾーンとして構築するプロジェクトが組織出来るわけが無いので、まちづくり派は商店街の商業集積としての維持、再構築は念頭に無いと判断しなくては。

2019-02-10 10:29:18
情報創発研究 @takeoquolaid

中心市街地活性化法の枠組みは、あらかじめ商業理論を装備しておかないと実務に活用出来ない。商業理論を装備していてはじめて中活法の枠組みが「商店街活性化への道」として活用することが出来る。

2019-02-10 10:52:55
情報創発研究 @takeoquolaid

中活法の枠組みによる取組は、商業理論を装備していなければ、目的を達成することが出来ない。商業理論の片鱗すら持ち合わせずに作られた中心市街地活性化基本計画の結果を見よ。 pic.twitter.com/MX00lrROBK

2019-02-10 10:52:55
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情報創発研究 @takeoquolaid

中活法の枠組みを理解するには商業理論が不可欠だが、関係者誰一人として装備していない、というのが中心市街地活性化的問題状況。 競争力とは、消費購買行動を吸引する魅力の広域商圏における相対的なレベル。業種揃え・店揃えとは、SCでいえばテナントミックス。商業集積が標的とする消費購買行動

2019-02-10 11:19:02
情報創発研究 @takeoquolaid

にとってのショッピングへの期待に対応する品揃え・サービス揃え・売り場揃えのこと。自然発生的な集合では無い。 最適化:ゴールを目指すという意味では無く、消費購買行動、ニーズの変化に応じて適切に変化していくこと。 ちなみにこれがタウンマネジメントの中核業務。

2019-02-10 11:19:02
情報創発研究 @takeoquolaid

「中小小売商業の競争力の根幹は業種揃え・店揃えの最適化(以下「集積性」)」というのは怖ろしい話。商店街の空洞化とは競争力の空洞化であり、その発端は空店舗では無く、営業中の店舗群によって自生的に構成されていた集積性が、後発の集積との比較で陳腐と評価され、顧客離れが生じたことが淵源。

2019-02-10 13:45:35
情報創発研究 @takeoquolaid

集積性は陳腐化~劣化と進み、ついには空店舗の固定化による誰が見ても明らかな「空洞化」へ至る。空洞化の前に競争力=来街価値の陳腐化が起こっていることを理解しないと、空店舗=埋めれば良い、という話に短絡する。 商店街活性化とは商業集積性の再構築であり、既存個店群の

2019-02-10 13:45:35
情報創発研究 @takeoquolaid

売り場の業容改革が中核的な仕事になる。 この基本中の基本を理解していない商学部方面の学識経験者が商業店づくりとか提唱しているが、競争力の再構築という一丁目一番地的課題への対応については何の助言も出来ない。商学原論―商業理論の不在という学的問題状況に混乱させられる商店街活性化。

2019-02-10 13:45:35
情報創発研究 @takeoquolaid

致命的な商業理論の不在。 競争力の根幹である集積性の再構築を目指す、自生的集積からコンセプト主導集積への漸進的移行という取組に到達できず、集積性再構築のカギを握る「個店売場」の業容転換を指導する理論・技術も無い。無い無い尽くし活性化。 タウンマネジメントが泣いている。

2019-02-10 13:49:43
情報創発研究 @takeoquolaid

商業理論の不在が原因で取り組めない2大課題: その1:広域商圏で当該商店街が占めるべきポジションの決定 その2:業種業態不問、既存個店群の業容改革の術式開発 いずれも現在の商学にとって難問だが、関係方面で商学以外に適任は無い。

2019-02-10 15:40:17
情報創発研究 @takeoquolaid

その商学方面がこのあたりの問題についてまったく意識できない、商業まちづくり程度でお茶を濁しているところに問題の深刻さが。何しろ地方創生に直結する問題。

2019-02-10 15:41:51
情報創発研究 @takeoquolaid

それで困るのが都市経営の最前線・地方公共団体とりわけ市町。 商学系の支援が望めない条件下で商店街活性化に取り組まなければならない。 基礎となる商業理論、計画論といった領域の知見をどう確保するか。 という問題があることが自覚されているか、という地方創生の根幹に関わる問題がここにも。

2019-02-10 15:44:57
情報創発研究 @takeoquolaid

#売買集中の原理 メモ) 売買集中とは何か? 原理とは何か? リアルの商業界でホントに作用しているのか? 作用しているとすればどのような機制か? 面白そうですね。 商業まちづくりとの関係とかも。

2019-02-10 20:03:15
情報創発研究 @takeoquolaid

商業:小売業に限定して考えていくが、まず、小売業の存立基盤、そもそも世の中にはなぜ小売業が存在するのか? 原理派は、小売業を生産と消費を媒介する機能の担い手として位置づけ、生産と消費を集束することで発生する便益がその存在意義とする。存在意義についてはあらためて後に検討するが、

2019-02-10 20:34:31
情報創発研究 @takeoquolaid

この存在意義から「売買集中の原理」を帰結するのは無理がある。 売買集中の原理:「売買機能は集中する」は小売業が現実に果たしている機能から導かれるものでも、追求していることでも無い。 原理というなら原理である所以を説明しなければならないが、説明は迷走しているというのが我々の観測。

2019-02-10 20:34:32
情報創発研究 @takeoquolaid

メモ:商業の内部編成=実態に即して表現するなら「小売業界の構造」でしょうかね。これは誰かが意図的に編成したものでは無く、商業者・生産者・消費者が織りなす関係で自然生成、変化し続けている構造。誰が企画したわけでも無い自生的構造ですね。商業の内部編成=小売業界の自生的構造のこと。

2019-02-10 20:47:08
情報創発研究 @takeoquolaid

集中原理とコスト最小追求が結合するのは初期条件次第。 自ら認めているように、集中を追求することがコストの逓増をうむ状況は容易に想定することが出来る。近年の論文では古典的?集中原理は否定され、第一原理、第二原理というかっての原理とはまったくことなる概念が作られている。

2019-02-11 02:34:34
情報創発研究 @takeoquolaid

もはや集中の原理という概念では無く、集中原理というコトバだけが残されて、第一、第二原理というかっての集中原理とは似て非なる概念が「小空間市場」という概念とセットで導入されている。もはやただ集中原理というコトバを墨守するためだけに論文が書かれているような。

2019-02-11 02:34:34
情報創発研究 @takeoquolaid

商業の存在意義を明らかにしたいなら、売買集中とは異なる文脈で立論すべき。理論構築のモデル設定の方法をもっと検討した方が良い。「売買集中」で商業の自生的構造を説明するのは無理がある。第一、第二と言い換えても無理。

2019-02-11 02:34:35
情報創発研究 @takeoquolaid

存在意義としての集中原理と商業の「内部編成」説明としての第一、第二原理は関係の無い話。後者には「集中原理」は用いない方が良い。早晩訂正が入ると思う。

2019-02-11 03:33:17
情報創発研究 @takeoquolaid

再掲:「商学原論」のために 柏木 信一商学及び商学部のアイデンティティクライシス「商学原論」確立の必要ci.nii.ac.jp/naid/120005610… 本間幸作『商学及び商学部の危機とその再建』 doi.org/10.24472/abjab…

2019-02-11 08:42:21