「戦国時代と宗教」2題~仏教の比叡山と、キリスト教の宣教師と

大きくふたつの、独立したテーマに分かれています。分量の関係で、「宗教」というくくりでその2つを一緒にするとちょうどいいかなと。
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まとめ管理人 @1059kanri

恐らくこういうのは、ヨーロッパへの報告というよりも、日本の信者に対しての説明をそのまま書いたのだと思われます。宣教師たちの説明では「神の鞭」として仏教を弾圧していた信長が突如滅びたのですから、日本人信者が「これは仏罰では?」と動揺するのは当然ですからね。

2019-02-12 23:34:30
bookroad @bookroad1

@1059kanri @obenkyounuma この辺…戦国時代の「スペインの日本侵略意図」とか「キリスト教の侵略性」の解釈が、微妙に政治がらみの案件になりつつあるようでワクワク(笑)

2019-02-09 21:23:41
NoTimetoRetire @23sato4

@1059kanri 日本側の当時の日記類では、信長の死に関する因果話めいたことは記されておらず(松永久秀や明智光秀については『多聞院日記』ではそれがある)。他方、遅れて成立した『当代記』では信長の横死について「無道も無之所、如此横死し給事不及是非次第也、偏に弘法大師之當法罰給云々」とあり。伝教大師不言

2019-02-13 18:35:50
domitoryレイナーレ Raynare love @domitoryreynall

@1059kanri 逆にコロンブスは彼が会った西インド諸島(この名称は彼の誤解から来たものですが)の先住民を【従順で素直で悪意がない】と言いつつ【こんな連中はわずかなスペイン人で簡単に征服できる。奴隷として我々の好きなように使えば良い】とスペイン国王夫妻への報告書で言っていますからね。

2019-02-10 20:13:00
まとめ管理人 @1059kanri

@domitoryreynall 結局日本人に自分たちと似た資質を見た、ということなんでしょうねw

2019-02-10 20:50:34
HI @tateita_HI

@1059kanri 基本、狙撃ですからね 大砲ですら

2019-02-10 20:10:12
仙丸/幸田高吉 @1000_MARU

@1059kanri マキャベリも「君主たるもの愛されるより怖れられろ」と言ってましたし、あの時代はこのくらいじゃなきゃ国自体が飲み込まれていたかもしれませんね……。

2019-02-11 14:11:45
domitoryレイナーレ Raynare love @domitoryreynall

@1059kanri ヴァリニャーノは【日本は他国人が征服し支配していけるような国ではない。日本人はそのような無気力な国民ではないから】と言っていますので、傲慢、残酷、陰険といった言葉も【一筋縄ではいかない連中】とその実力を認めての事だとも言えるかと思います。

2019-02-10 20:09:16
西方政府軍兵士@ノクターンノベルズ&ノベルアッププラス @Lkpi8dEIKmF7bi1

@1059kanri 尚30年戦争かそのあたりの時代のスペイン兵は塹壕掘る位ならマドリードで乞食やる方がマシとか言ってたりする模様、工兵仕事や野戦築城は兵士の仕事ではないと思ってたらしい<鉄炮や大砲の操作が緩慢

2019-02-10 19:58:28
Af @Sz73B

@1059kanri 俊敏さが命の遊牧民の戦争ならともかく、銃砲が戦争の基本となって以降の西欧の戦争も、兵士が銃弾の中をトボトボ歩いてひたすら撃ち殺されるようなずいぶん鈍重なことをナポレオン戦争頃までやってたようなので、案外鉄砲普及後の日本の戦争もそんな感じだったのかもしれんですね。

2019-02-10 21:34:35
アプロ @rUyaCVtIiRxgC9M

@Sz73B @1059kanri ちょっと誤解があるというか、鉄砲普及以前から戦争で歩兵は「隊列を組んで歩いて戦う」のが基本です。 武器や鎧という重荷を持った人間がダッシュできる時間は限られますし、何より足並みを揃えなければ突出してしまい囲んで棒で叩かれて終わりですから。

2019-02-11 22:24:22
アプロ @rUyaCVtIiRxgC9M

@Sz73B @1059kanri また、鉄砲登場以降も騎兵は活躍しています。ナポレオン戦争でも騎兵がしばしその機動力を生かして決定的な戦果を挙げていました。 騎兵が止めを刺されたのは機関銃の登場後の話です。 ・・・まあ、ポーランド騎兵とかイタリア騎兵みたいに、機関銃の登場後も戦果を挙げたバグみたいなのもいますが。

2019-02-11 22:28:12
アプロ @rUyaCVtIiRxgC9M

@Sz73B @1059kanri また、戦国時代の鉄砲が普及した後の戦いは、鉄砲を先頭に弓・槍・騎馬を縦列に並べた「備」と呼ばれる戦術単位が基本となります。 この「備」を横に連ねることで一つの陣(言わば戦列)を構成し、この陣がさらに集まり鶴翼之陣等を構成します。

2019-02-11 22:32:35
アプロ @rUyaCVtIiRxgC9M

@Sz73B @1059kanri 鉄砲も弓も槍も数と足並みを揃えてなんぼなので、必然的にこの「備」も横一列に歩調を合わせて歩いて前進します。 走るのは騎馬や武者が斬り込みをかける時。つまり戦列歩兵が銃剣突撃するのと同様に、敵陣に決定的な一撃を与えるor崩れた敵を追撃する局面の話です。

2019-02-11 22:36:11
アプロ @rUyaCVtIiRxgC9M

@Sz73B @1059kanri 日本の場合は、「備」の先頭に矢玉を防ぐための盾を構える人が居て、その後ろに鉄砲とか弓とか槍とか縦隊を作りゾロゾロ付いてくるのが特徴です。 この盾は平安~戦国初期は大きな木の板にささえ棒をつけたものでしたが、鉄砲登場以降は竹束や厚さ5~6cmもある車輪付きの盾車に変わりました。

2019-02-11 22:44:39
アプロ @rUyaCVtIiRxgC9M

@Sz73B @1059kanri 大阪夏の陣では厚さ10cmを越え、さらに鉄板で補強した盾車も用いられたようです。

2019-02-11 22:47:10
アプロ @rUyaCVtIiRxgC9M

@Sz73B @1059kanri なお、こね「備」はだいたい下級の武士とその郎党からなる戦術単位だったようですが、指揮官である武士の一はその武士の考え方で変わりました。 騎乗した武士はだいたい後ろに控えていて、射撃戦で敵が崩れ騎馬突撃の命が出たら「先生、出番です!」と前に出てくる感じだったとか。

2019-02-11 22:51:06
アプロ @rUyaCVtIiRxgC9M

@Sz73B @1059kanri それに対し、射撃戦を重視する武士は自らも弓や鉄板を持って「備」の先頭に位置し、射撃戦に加わっていたとか。 武士が自分自身も鉄砲を扱い、射撃戦に加わるというのは同時期のヨーロッパの騎士にはあまり見られない発想ですね。

2019-02-11 22:54:04
アプロ @rUyaCVtIiRxgC9M

@Sz73B @1059kanri ここら辺、オスマントルコの自由騎兵や、インドや中華の騎士・戦士階級がどう考えていたのか、個人的にかなり気になります。

2019-02-11 22:55:51
囚人番号6 @F4EJ2Phantom

@1059kanri 「傲慢」「残酷」「戦争好き」「陰険」「強欲」> 当時のヨーロッパ人「未開人かと思ったら俺らと同じだ。征服は難しいな」

2019-02-10 22:54:49
擲弾兵@4回目接種済 @tekidanhei

@1059kanri 前半部に関しては「敵に回してはいけない」という誉め言葉と取っておきましょうw 最後に関しては「鉄砲ですら狙って当てに行く」という日本の戦作法が西洋人の戦作法の常識と食い違っていて面白いですね。

2019-02-10 21:27:29
B.L @blqueen3

@1059kanri @Fransisco1530 時代的にしゃーないと思うんですけど、君たちのカトリックがそういわれたら悲しいやろ!ちょっとは容赦せい!…と思ったり思わなかったりw

2019-02-10 20:50:59
domitoryレイナーレ Raynare love @domitoryreynall

@blqueen3 @1059kanri @Fransisco1530 彼らはカトリック信仰のみか正しく、後はキリスト教の他宗派も含めて全て【悪魔の教え】で撲滅するのが正義と考えていましたからね…秀吉や家康が危険視して嫌ったのは当然かと…

2019-02-10 22:47:20
OOEDO @OOEDO4

@1059kanri いま、池上遼一画/工藤かずや原作の「信長」が全話無料公開中なんですけど、まとめ管理人さんがtwitterで長年指摘し続けてきた「80年代ごろの、通俗常識としての織田信長」像がすべて池上先生の筆力で絵にとなってて、ある意味でものすごく貴重な作品な気がしました。 manga-zero.com/product/1044

2019-02-14 02:51:04