オッサンs動画⑤

千晶 @motochia66

ロ「しかし2人だったお陰で背後から撃たれる確率が低くて助かった」 ザ「ん。飯足りてるか？」 ロ「この間の豚串を持ってきた」 ザ「オレもだ。使い勝手良いよな」 ロ「うん」 ザ「前の時ぁ壊しちまったんだが、これなんかに使うのか？」 ロ「必要なら使うかもしれない、とのことだ」 ザ「なるほど」

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ロ「俺は座標を書いておくからチェストの確認をしてくれ」 ザ「あいよ」 ザ「んん、腐った肉、骨、糸…あとなんだ？レコード？」 ロ「レコード」 ザ「とりあえず持って帰ってラデに聞くか」 ロ「うむ」 ザ「馬鎧なんかが出て欲しいんだが」 ロ「そう上手くはいかないか」 ザ「ま、苔石持って帰ろう」

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ザ「…とまあ、こんな感じで採掘をして…こっちの、青い羊毛で飾られたゲートを使うと…地上へ戻る」 ロ「ここにはチェスト付きトロッコがあるので…可能な限り荷物を乗せてボタンを押すと…」 ザ「拠点に送ってくれるっつーわけだな」 ロ「では、また少し採掘に戻ろう」 ザ「俺も別のとこ掘るわ」

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ザ「そういやお前ら、心理テストとかやるのか」 ラ「心理テスト？」 ロ「あれは占いのようなものではないのか？」 ザ「中には何を根拠にって思うのもあるが、なるほどと思うようなのもあるぜ。…まあ、一番面白いのが、言いたいことは分かるが当たってるのか当たってないのかよく分からないやつだな」

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ロ「分からないのが面白いのか？」 ザ「例えばなあ、『風呂に入って最初に洗う場所は』とかな」 ラ・ロ「…」 ザ「あ、まだ言わずにちっと考えろよ？先にどっちか言っちまうと考えにくくなんだろ」 ラ「…考えた」 ロ「私もだ」 ザ「んじゃ答え合わせといくか」

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ラ「俺は…顔かなーと思ったんだけど、よく考えたら顔洗うために手を先に洗うなーと思って…手」 ザ「ほお。…それ言いだすと大体手からの気はするが」 ラ「そしたらやっぱり顔か？」 ザ「ロウは」 ロ「…、いや、ちょっと考える」 ザ「おい（笑）そういうの無しにする為に先考えさせたんだろうが」

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ロ「思ったのと違った」 ザ「まだ答え言ってねぇだろ」 ロ「いや、しかし…」 ラ「ええ、そこまで言うの逆に気になる」 ロ「………椅子」 ザ・ラ「…」 ラ「確かに洗うわ」 ザ「…、…っ（笑）」 ロ「ザウルが呼吸困難なんだが」 ラ「すげぇ笑ってる」

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ザ「椅子洗った後はどこ洗うんだよ（笑）」 ロ「…だから少し考えさせろと言ったのに…。…うーん、うで、かな」 ラ「へえー」 ロ「で、答えは」 ザ「『それはあなたが自信を持っているところです』」 ラ・ロ「……」 ロ「……椅子」 ザ「ぐっ（笑）」 ラ「あー、でも、腕っていうのはロォらしいよな」

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ラ「それに比べて俺は手か顔って…、少なくとも顔に自信は無いのになあ」 ザ「何言ってやがる。自分で『善良な人相』とか言ってるくせに」 ラ「あ、あれは冗談だろう〜。それに、善良な人相なのと顔に自信があるのとは別だろ」 ロ「ザウルはどうだったんだ？」 ザ「ん？頭」 ラ「…中身か？外見か？」

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ザ「さてね、両方かねえ」 ラ「よく言うぜ」 ロ「…しかし椅子と答える人は少なからず居るんじゃないか？」 ザ「あー…、どうかね。そしたら自信があるのはケツじゃねェの？」 ラ・ロ「……」 ロ「尻に自信と言われてもな…」 ラ「あ、で、でもなあ、ロォは男らしい良い尻してるよな」 ザ「お前…」

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ザ「まさかお前がいつもそんな目でロウソウを見ていたとは」 ラ「そんな目で見てないしいつも見てないけど！？」 ロ「そんな事を言われたのは初めてだな」 ザ「頻繁に言われてたらヒくわ」 ラ「あはは…親しくない人に言ったら、ちょっとセクハラっぽいよなあ」 ザ「お前そんな自分はセーフみたいな」

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ラ「えっ！？セーフでしょ！？セーフだよね！？」 ロ「落ち着け、大丈夫、大丈夫」 ラ「…そ、それによく考えたら言い出したのはザウルだった」 ロ「そうだな」 ザ「なんだバレたか」

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ラ「じゃあさあ、これは知ってる？『あなたは真っ暗なトンネルの中を歩いています』」 ザ「ほお」 ラ「『その向こうにようやく出口が見えてきました。光の中に立ってあなたを出迎えたのは誰？』」 ロ「……ううん、」 ラ「ぱっと思い浮かんだ相手を答えてねー」

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ラ「考えた？ザウルは？」 ザ「オレ」 ラ「…ん゛ん！？自分が歩いてるのに！？」 ザ「うーん、オレもそう思ったんだけどよぉ、自分が一番しっかり来るんだよなあ」 ラ「ええー…、ふーん…なるほど…」 ザ「ロウは？」 ロ「ううん…、一番に浮かんだのは、もう1人の幼馴染だったな」 ラ「あ、地元の」

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ロ「それで、次に浮かんだのがお前達二人だった」 ラ「一緒にってこと？」 ロ「そう、一緒に」 ザ「…あー、そんなら、オレも二番目にはお前らだな」 ラ「…ザゥも一緒に？」 ザ「んー…厳密には、ラデが一番に顔を出しそうだ。そんで後ろからロウが余裕顔で歩いてきてよ」 ロ「なるほど？」

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ラ「…よ、良かった…それなら俺の答えも言いにくく無さそうだ…」 ロ「ラデは誰だと思ったんだ？」 ラ「………ザウル」 ザ「そんな言いにくそうに言わんでも」 ラ「俺も二番目だったらロォかなあ」 ロ「そうか」 ザ「で、どういうもんなんだ？」 ラ「……『あなたが迷った時に一番に頼る相手です』」

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ザ・ロ「………」 ザ「オレ」 ラ「……お前はそういう奴だよな」 ザ「そんな恨みがましい目で見んなよ」 ロ「………」 ザ「お、ロウが予想外にダメージ受けてる」 ロ「………あいつか……」 ラ「ええ、そんなに頼りたくないの？」 ロ「…真剣に悩んだ時は頼ってしまいそうなのが腹立たしい」

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ザ「仮にも親友だろ？」 ラ「今だって連絡も取ってるんだし」 ロ「…あいつは、…連絡のたびに息子が自分に似て拳闘の筋が良いとか嫁がカワイイとかそんなことばかり…そんなことばかり…」 ザ「…ああー…（そういや昔同じ女好きになったとか聞いたな）」 ラ「…ロォを動揺させるのが好きなのかな…」

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《オッサンs動画-交易所編-》 ラ「さて、少なからぬ問題を巻き起こした交易所と村作りですが、どうにかそれらしくなってきたので見ていきます！」 ザ「わー（ぱちぱち）」 ロ「わー（ぱちぱち）」 ラ「まずは、この拠点から交易所まで向かいましょう。…この橋を渡った川の向こうです」

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ザ「んじゃ、説明代わりまして…交易所担当です」 ラ「お、なんかお役所仕事っぽいね」 ロ「役所勤めのザウルか」 ラ「ふふ（笑）」 ザ「あんだよ、もしかしたらなってたかも知れないだろ」 ラ「クレーマーが回れ右して帰るな」 ロ「案外良いかもな」 ザ「まったくよぉ…」

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ザ「交易所は四角くフェンスで囲って、大通りの両側に店舗を置く形で作ってある」 ロ「随分いろんな色の家があるな」 ラ「羊毛？」 ザ「ん、羊毛とか石とか木材とか色々だな。形があんまり考える余裕ねーんで一律にしちまったからよ、せめて見た目くらいはと思って壁やら屋根やらあちこち」

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ザ「一応壁の下の段は丸石にしてあるけどよ」 ロ「火災対策か」 ザ「そ。念のためな」 ラ「…あれ？羊毛って階段ブロックとかハーフブロック無いよな？」 ザ「お、よく気がついたな。実は竹MODの『カメレオンブロック』てのがあってよ」 ラ「…そういえばあった！何に使うのかなと思ってたけど！」

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ザ「元のブロックはこう、緑の唐草模様、みたいなんかね？こんなのなんだが。設置する時にクリックしたブロックに…こう、擬態するらしい」 ラ「…はー…、それでハーフブロックや階段ブロックの無いブロックでも建築できるのか…俺はてっきり貴重な建材の節約に使うのかなー、なんて思ってたよ…」

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ザ「そういう用途もあんだろな」 ロ「よく思いついたな」 ザ「建築するとなると、やっぱ作れるもんアレコレ調べるからな…。なんでもやってみるもんだね」 ザ「あとな、ここにはあんまり使ってないんだが…この、『縮小フィールド』ってのが面白ェ。このフィールド上に置くと、ブロックが小さくなる」

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ラ「えっ、何それ」 ザ「しかも2〜5まであって、5は透過ブロック用のやつもある」 ラ「…これ、組み合わせて凄い細かい建築もできるのでは」 ザ「できるだろうな。2ってのは縦横高さが二分の一だから、1マス分の場所に8ブロック置ける」 ラ「…待って、そしたら5って」 ザ「125かね？試してねェけど」