重巡洋艦「羽黒」乗員の回想、余談として艦隊旗艦に求められた通信性能談義

余談のほうが主題になってしまったかもしれない (2020.08.02阿武隈について追加)
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SUDO @sudo_simoigusa

例えば受信機は阿賀野は計画時点では20基だった。これは戦時の最前線で頭張ってた5500tよりも少ない。もちろん建造中に増加して同じ22基になってる 酒匂になると送信受信とも数がだいぶ少ないけど、代わりに無線電話が11基になる。こういうのも時期の変遷なんだな

2020-08-01 15:30:26
SUDO @sudo_simoigusa

香取型が旗艦になれるのは、こいつ送信10の受信27というあたりでわかるね。代わりにというか電話は3しかない。つまり手近な隷下と細かいやり取りすることは要求されてないわけだ。 なお対潜掃討艦に改装されたときに無線機は送信5の受信12に減った(部屋ないしな

2020-08-01 15:33:44
SUDO @sudo_simoigusa

大淀とか利根になると搭載機との通信の為の設備の文だけ少し多めなのかな。だから搭載機のない大井はあれでもそう困らないのかもなとか色々考えると面白い

2020-08-01 15:41:05
SUDO @sudo_simoigusa

ピャーが気軽に11セットも載せてる無線電話だが、駆逐艦だと大きな連中とか司令駆逐でもないかぎり無いかあっても1つ2つだからな。やっぱ軽巡を旗艦にしたくなるわけですよ

2020-08-01 15:43:03
SUDO @sudo_simoigusa

戦場で今何がどうなってるってのは下の方は耳を澄ませて流れてくるのを聞きながら類推するしかないわけで、無線機とくに受信機の数は命綱になる場合があるよね

2020-08-01 15:44:24
SUDO @sudo_simoigusa

WW2日本軽巡の本質は旗艦やれる通信機能を備えた最小限の船って感じなのが面白いよね(さきにRTした阿武隈なんかかなりの上位だな

2020-08-01 15:49:43
SUDO @sudo_simoigusa

大井と阿武隈の最大の差は阿武隈はバイタルパートの中に通信室が一つあるということ。つまりあの艦の通信能力が完全に失われるのは最後のほう。大淀や阿賀野も防御区画に通信機能の一部が置かれてる。

2020-08-01 15:59:28
SUDO @sudo_simoigusa

まあ無線機はかさばって重たいから、艦の奥深くに起きたいよねとか言わない約束

2020-08-01 16:10:55
SUDO @sudo_simoigusa

@katsujiame なお天龍型の昭和18年では送信3受信8電話3と他軽巡よりだいぶしょぼいw 当時のかさばる無線機を20とか30積むには天龍程度では余裕がないんですな

2020-08-01 16:49:49
SUDO @sudo_simoigusa

天龍もしょぼいけど夕張も記載漏れじゃないかと思うレベルでしょぼいんで、無線関連は図体が大事なんだよなあ

2020-08-01 16:51:13
SUDO @sudo_simoigusa

高雄型の開戦時で送信7受信28電話11か。やっぱ重巡それも艦隊旗艦やれる奴はすげえや

2020-08-01 16:54:34
SUDO @sudo_simoigusa

他の重巡でもだいたい装備品と数は同じようなもん(高雄型は少しだけ受信と電話が多い)で、当然だけど各艦で細かい仕様差はあるんだろうけど、天龍とか夕張と比べちゃ駄目よねって感じの差があるし、意外と5500tの一部や阿賀野型は充実してる

2020-08-01 16:57:36
SUDO @sudo_simoigusa

こういうあからさまに通信能力の差があると、そりゃ改装5500~阿賀野の系譜の理由が凄く良く分かる。巡洋艦としては弱いだの何だの言われても、重巡に近い通信能力を持っててちょっとした部隊の指揮が可能なんだもん。そりゃ便利よね

2020-08-01 16:59:46
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