『ヒーローの承認問題』から見る特撮ヒーローもののシリーズと『まどか☆マギカ』
- crowserpent
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ネクサスについては、「自己承認の問題」(なぜ自分がウルトラマンなのか)「他者からの承認の問題」(他のウルトラシリーズであれば仲間であるはずの”防衛隊”からなかなか味方と認めてもらえない)「社会承認の問題」(他のウルトラに比べると、なかなか社会に活躍が認知されない)があるかな、と。
2011-05-17 21:42:26”銀色の巨人”がこの3つの承認を得て、“ウルトラマン“として認知されるまでの物語が「ネクサス」なのかもね。とか。昨日も言った通り、「自己・他者・社会からの承認」の問題は、これまでのウルトラも孕んでたと言えるけれど、ネクサスでは特にそのあたりが強く感じられる気がする。俺だけかもだが
2011-05-17 21:44:24それを下敷きとして、いかに”魔法少女”に社会的承認を与えるか、という話。まどマギ的な意味で。”物語の中で説得力ある(と作者本人が自信を持てる)承認を与えるには?”という方向性なので、「現実なら~」は御法度ね。
2011-05-17 21:46:35@USOuta 最後の最後で思いっきり突き落としてくれましたよね、読者も、主人公も。ああいう盛り上げ方は素直に上手だと思います……
2011-05-17 21:47:24.@jikohaokorusa 手をつけていないテーマに手を伸ばしたのだと思います。”ウルトラマンの人間としての姿”への社会的承認って、これまでのシリーズでは手つかずなんですよ。せいぜい、アンヌや同じ防衛隊の人間からの承認――他者からの承認とまりだったわけで。
2011-05-17 21:51:51個人レベル(自己承認・他者からの承認)から、公共レベル(社会からの承認)への飛躍ってのは、カタルシスに成り得るわけで。いかにして「個人レベルでは承認されてるのに公共レベルでの承認は欠落してる(読み手にすれば”じれったい”状態)」から「個人・公共ともに承認されている」にもっていくか
2011-05-17 22:07:40@Six315 まどマギの場合。ほむとさやかは、欲しい承認の相手って一人だけでしょ。まどかはだれかひとりでよかったんだろね。彼女の与える救いが「魔法少女の戦いと願いを認めてあげること」…それはたぶんまどか自身がしてほしかったことだと。社会の承認で救われるのはマミさんくらいかな
2011-05-17 22:12:37@FXMC_ 日本ではむしろ「ヒーローが守ってくれるから私達にも価値があるんだ!」とでも言いたそうな、社会の存在感の乏しさをヒーローに丸投げして担保して貰う図式があるような気がします。
2011-05-17 22:12:46@FXMC_ 仰る通り結局彼女らは、個人レベルの承認で十分だったんですよね。マミさんの場合はむしろ、社会から承認されても「ほんとうに私が望んでるのは、たったひとりの友達……(ホロリ」となりそう。(続きます)
2011-05-17 22:27:30@FXMC_ まあ今やってるのは”個人レベルの承認で十分な子に公共レベルの承認をぶつけたら?”という思考実験の準備ッス。直感みたいなものですが、「なんで神様(公共レベルの存在)にまどかはならざるを得なかったの?」という話のヒントになるんじゃないかな、と。
2011-05-17 22:29:12@jikohaokorusa 子供がどういう風にウルトラマンを認識してるか、ってのは最終話でひどく悪意的に書かれてましたね…… ある意味、承認に失敗していたのかも……
2011-05-17 22:30:25@Six315 見なければ信じない、理解しがたい、できない事は徹底的に排斥する人間の弱さ。あるいはそうした理解を超えた事を言うものを狂人として切り捨てる社会、組織といったモノの非人間性……。エースの根底にあったテーマはこれらだと個人的には思ってます。
2011-05-17 22:35:55個人レベルのいざござを何千年積み重ねても(魔法少女たちの悲哀)、公共レベル(魔法少女システム)は変わらなかった。変えられたのは、まどかが公共レベルの存在(神)に飛躍したから。//他に、公共レベルに手を届かせる抜け道(破格の取引)は存在しないだろうか(説得力ある形で)
2011-05-17 22:39:54@Six315 一応TLの流れは観ての上ですが、まどマギの魔法少女ってマミさんからもほむらからも何度も語られる通り"(成る時に抱いた)たった一つの願いの他は(個人からも社会からも)いかなる認知も承認も得られない存在"という非常にアレな存在なので、そもそも苦しい話してませんか?
2011-05-17 22:40:28@Six315 まぁ、そこら辺は例の最後の最後の英文、「Don't forget.Always,somewhere,someone is fighting for you(後略)...」をどう解釈するかという話にモロに繋がりそうでもあり、そこは面白いかも知れませんけど……。
2011-05-17 22:41:42@Six315 候補を探しました。 ①球磨川先輩 ②仮面ライダーディケイド ③ウルトラマン一族 ④スペリオルドラゴン ⑤結晶鳳凰 結論、「ホントの意味のチートに頼る」ですかね
2011-05-17 22:43:52@sagara1 あ、はい。濃厚な負け戦です。その上でなんとかひっくり返していけねえかなあ、という。
2011-05-17 22:45:21@sagara1 正直、考察ではなくなってますw ”聞いてて面白いヨタ”レベルになってるなあ、と。最後の英文については、いずれ(ヨタレベルですが)面白いものが見せられれば、と用意しています。
2011-05-17 22:46:16TLで流れてる「承認」とそのレベルの話絡みで言えば、今日の昼、橙乃ままれ『魔王勇者まおゆう』3巻読んだけど、あの長い作品に数ある燃え&泣き要素のかなりの割合は「承認」絡みの話だよなぁ。それはパターナリズムをどう避けるかという問題と密接に関係してもいる。
2011-05-17 22:46:37まず、魔法と社会の相性が良くないのね。魔法少女を社会的に肯定する設定のいびつさは既になのはが。もっと露骨にいうと、爆れつハンターやランス6みると一発でわかる。
2011-05-17 22:46:49まず、魔法と社会の相性が良くないのね。魔法少女を社会的に肯定する設定のいびつさは既になのはが。もっと露骨にいうと、爆れつハンターやランス6みると一発でわかる。
2011-05-17 22:46:49