Carlos Rodrigues(@fever7777)による「戦後政治史」【第十一章】清和会支配と国民生活(2001~09)小泉内閣から麻生内閣まで

【参考】「戦後政治史」【第一章】http://togetter.com/li/108740 【参考】「戦後政治史」【第二章】http://togetter.com/li/109443 【参考】「戦後政治史」【第三章】http://togetter.com/li/113219 【参考】「戦後政治史」【第四章】http://togetter.com/li/113959 【参考】「戦後政治史」【第五章】http://togetter.com/li/123490 続きを読む
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fever7777 @fever7777

19. 麻生太郎は日本の政治家には珍しくサブカルチャーに造詣が深く、若者からの人気が高かった。翌年までには総選挙があるため、選挙の顔として国民人気のあった麻生にようやく白羽の矢が立った訳である。麻生は吉田茂の孫であり、血筋としても申し分ないという自民党の判断だった。

2011-05-22 20:43:21
fever7777 @fever7777

20. 麻生内閣は選挙管理内閣であったのだが、最大の誤算は麻生自体が政権運営に意欲を見せてしまったことで、発足時の内閣支持率の高いうちに解散・総選挙が打てなかった。その後、世界金融危機の影響が強く出てしまい、徹底的に麻生はマスメディアに叩かれることになる。

2011-05-22 20:43:52
fever7777 @fever7777

21. 結局、麻生が衆議院解散を表明したのは、任期満了間近の2009年7月に異例の「解散予告」という形で行われた。解散時期の決断ができなかったことが、その後の政権交代に大きな影響を与えてしまった。そして8月30日には再び「小選挙区制のマジック」に衝撃が走ることになる。

2011-05-22 20:44:22
fever7777 @fever7777

22. 次章は民主党が政権を奪取するまでの道のりと、鳩山由紀夫内閣について記す。郵政選挙では自民党に大きく吹いた風が、政権選択選挙では民主党に吹くことになる。そして鳩山は、破壊された国民生活の再建に乗り出すことになるが… (この章終了)

2011-05-22 20:44:51