方言?当時の流行?ドラえもんなどの藤子作品で男性キャラが「〜かしら」という女性的な言い回しをするのは何故なのか

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中井かんいち @ichikawakon

藤子・F・不二雄先生の漫画では、男性が「~かしら」という言い回しをよく使っていた印象がある。 子どものころにF先生の漫画を読み込んでいたためか、大人になった今も「~かしら」という言い回しを使ってしまう。 これはどちらかといえば女性的な言葉だと思うが、F先生の口癖だったのかしら? pic.twitter.com/qiqDEYDrCj

2019-08-21 17:37:31
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中井かんいち @ichikawakon

twitter.com/ichikawakon/st…

2019-08-22 21:44:58
中井かんいち @ichikawakon

藤子・F・不二雄先生の漫画の「~かしら」の言い回しについて、コメント欄の指摘で、江戸川乱歩の小説などで使われていたことを思い出した。 どちらかというと山の手の言葉のようなので、神保町生まれで両親も下町生まれの私には、もともとは馴染みが薄い表現だったのかもしれない。 pic.twitter.com/0SIDQfwUoB

2019-08-22 17:13:37
中井かんいち @ichikawakon

藤子・F・不二雄先生の漫画の「~かしら」の言い回しについて、コメント欄の指摘で、江戸川乱歩の小説などで使われていたことを思い出した。 どちらかというと山の手の言葉のようなので、神保町生まれで両親も下町生まれの私には、もともとは馴染みが薄い表現だったのかもしれない。 pic.twitter.com/0SIDQfwUoB

2019-08-22 17:13:37
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中井かんいち @ichikawakon

twitter.com/ichikawakon/st…

2019-08-22 21:45:50
中井かんいち @ichikawakon

藤子・F・不二雄先生が、富山県高岡市の出身であることはよく知られている。 富山県でも「~かしら」という表現は結構使われていたのであろうか? それよりも、F先生にとっては、(コメント欄の説明から推測すると)小説や落語で馴染みのある表現だったのではないだろうか。勉強家でしたからね。 pic.twitter.com/b4uOevzDln

2019-08-22 17:21:21
中井かんいち @ichikawakon

藤子・F・不二雄先生が、富山県高岡市の出身であることはよく知られている。 富山県でも「~かしら」という表現は結構使われていたのであろうか? それよりも、F先生にとっては、(コメント欄の説明から推測すると)小説や落語で馴染みのある表現だったのではないだろうか。勉強家でしたからね。 pic.twitter.com/b4uOevzDln

2019-08-22 17:21:21
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町田暁雄 @fishcurry1963

@ichikawakon 失礼します。 東京・大森の生まれ&育ちですが、 子どものころから普通に使って、いまでも使います。 >「~かしら」 父親はまったく使いませんでしたが、近所のおじさん、 お兄さんには使う人が多かった記憶があります。

2019-08-21 21:00:48
中井かんいち @ichikawakon

@fishcurry1963 色々な方から同様なご指摘がありましたが、やはり東京の方言なのですかね?私は神保町生まれで、両親も下町(墨田区・千代田区の神田)なのですが、もともと使われていないような気が。。。東京でも地域により違うのかもしれませんね。

2019-08-21 21:05:34
Kirenenko @You_yan

@ichikawakon @ken1chi31 @fishcurry1963 〜かしらは東京の方言ですが山の手言葉なので昔で言えば麹町・芝・麻布・赤坂・四谷・牛込・小石川・本郷あたりで使われてたのではないでしょうか(今はもっと広域でしょうが)下町は江戸言葉の方が強いので使わなかったのではないですかね。

2019-08-22 11:25:30
水城洋臣(洋画劇場P) @Yankun1984

@ichikawakon @maple_june_ 他の方も指摘されているようですが、東京方言のひとつ「山手言葉」の言い回しですね。 「~かしら」とか「~な方がよろしくてよ」とか、年配の男性とかでも使う人いますよ。オネエオーラをまるで出さずに。

2019-08-21 22:04:48
水城洋臣(洋画劇場P) @Yankun1984

オネエオーラをあまり感じさせずに山手言葉の言い回しを使ってるのが想像に難いという人は…、笠智衆さん、淀川長治さん、藤村俊二さんあたりを想像するといいかも(若者置いてきぼりの可能性) pic.twitter.com/ASRSXbAYiD

2019-08-22 10:27:04
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水城洋臣(洋画劇場P) @Yankun1984

@take_noble 大正~昭和初期だと、東京山手の普通の話し言葉でしたからな。 今となっては江戸弁(べらんめぇ)と共に、どんどん消えていっとりますが。まぁ、どこの方言もそうか。

2019-08-22 12:54:32
武信貴行★映画『さなぎの猫』12月1日より大阪上映 @take_noble

@Yankun1984 30年前でもリアルに使うと「女言葉っぽい」と言われた記憶があるので、結構消えちゃってるんでしょうねw

2019-08-22 13:04:04
水城洋臣(洋画劇場P) @Yankun1984

@take_noble 大正期はモガさんたちを中心に「~よ」「~だわ」などの女性語が生まれた時期で、その頃に山手言葉の言い回しも「都会っぽくてカッコいい」という理由で、好んでモガさんたちが使ったという流れだったので、由来からすると逆なんですがねw

2019-08-22 13:07:06
武信貴行★映画『さなぎの猫』12月1日より大阪上映 @take_noble

@Yankun1984 女言葉は一瞬でしたね、定着してたのw 大正~昭和までのイメージwww

2019-08-22 13:08:40
水城洋臣(洋画劇場P) @Yankun1984

@take_noble 平成以降はもはやオネエしか使ってないイメージw

2019-08-22 13:12:02
げきあつくん @gekiatsu_anime

@ichikawakon 「〜わよ」「〜かしら」は日本語学でいう「女ことば」の文末表現ですね。ただ元から女性性を表象する表現でもなさそうで、おそらく明治〜大正初期あたりまでは男性も使用していたと思います。(当方、日本語学は門外漢ですので素人の言説になってしまいますが)

2019-08-21 19:32:34
げきあつくん @gekiatsu_anime

@ichikawakon 漱石とかそこら辺の年代の小説にも結構「〜かしら」「かしらん」「か知らん」って表記での用法があります。結構古風でお上品な表現ですね。

2019-08-21 19:37:03
げきあつくん @gekiatsu_anime

@ichikawakon 下記URLは「女ことば」「男ことば」の差異と変遷に関する研究です。当該論文は年代が明治大正まで遡行してないのが残念ですが、ご参考までに。 twcu.repo.nii.ac.jp/index.php?acti…

2019-08-21 19:37:54
もふ@( °ω° )オオウ…天ガ地ガ人ガマンデラガ @mofumf

@ichikawakon @kingbiscuitSIU > 「〜かなあ」のやや丁寧語として東京では使われていましたね。 今もたまに使いますが、他県民の多い 場所では「多分女性言葉と受け取っただろうな」というニュアンスは感じます。 江戸言葉の流れかしらん。 この「〜か知らん」から来たのかも。これも男性が使ったのを見たのは’70thまでかしらね。

2019-08-21 21:12:49
もふ@( °ω° )オオウ…天ガ地ガ人ガマンデラガ @mofumf

@ichikawakon @kingbiscuitSIU > 埼玉県でも使うかな? 例えば、「翔んで埼玉」で有名な さいたまんぞうの「なぜか埼玉」 (’81年)も出だしが 「なぜかしらねど 夜の埼玉は…♪」 であり、これは 「なぜ+〜か知らね+ども」であり 「なぜ+〜かしら」でもあるから。

2019-08-21 21:35:54
吉野 忍 @FUKUBLOG

@mofumf @ichikawakon @kingbiscuitSIU 60〜80年代まで埼玉で育ちましたが、身の回りで「かしら」を使う男性は見ませんでした。藤子先生の作品かどうかは忘れましたが漫画で男性が「かしら」を使っているのを見て違和感を感じたことがあります。

2019-08-22 08:01:02
もふ@( °ω° )オオウ…天ガ地ガ人ガマンデラガ @mofumf

@FUKUBLOG @ichikawakon @kingbiscuitSIU > やはり江戸言葉由来ですかね。 同様のものとして神奈川でも 「では」→「じゃ」に なりますね。 (用例:「ではないか」→「じゃないか」→「じゃんか」→「じゃん」)

2019-08-22 08:27:11