たまごん さんと織原然のマルキシズムの外生説性(商品貨幣論)と内生説(信用貨幣論)との比較対論 他
- orihara_zen
- 3235
- 22
- 0
- 4
@sute_akada もし国民の疲弊を打開するなら、他国の金を奪わなけれなりません。 信用貨幣は違います。インフレ率という別の制約がありますので貨幣の供給しすぎはもちろん問題になるのですが、(インフレ率が高くなりすぎると貧困者が高くなりすぎた商品を購入できなくなります)…
2019-10-19 23:11:40@sute_akada …物量的限界値はありませんので、適正な供給量であれば、国民は疲弊しません。他国の金を奪う必要もなくなります。 世界が現在第2次世界大戦以前と以後では何故、戦争量が減ったのか、戦争を悪とする思想が肯定されたのか、というと…
2019-10-19 23:14:36@sute_akada …戦争を一つの政治的行動として肯定していた時代は「他国を侵略しなければ通貨発行ができない」という事実が一部あったものと推察され、また、現在は「他国を侵略する絶対的理由、貨幣発行量の金保有による制約がなくなった」からだとも推察されます。
2019-10-19 23:17:08@sute_akada >氏の貨幣論は金本位制の時代のため分析不足が多々ありますがそれは栓なきこと、それでも本質は外してないと私は思っています。 と、ありますが、大変失礼ながらマルクスの生きた外生説時代の常識は、現代の非常識であり、外生説の本質は、内生説における虚構にすぎません。
2019-10-19 23:26:41@sute_akada マルクス主義は最初は現実性を伴っていた理論だったでしょうが、1930年代の中盤以降徐々に否定され、1971年のブレトン・ウッズ体制で完全に否定される、「現代では決して採用してはならない主義である」とコメントをして私の反論とさせていただきます。
2019-10-19 23:28:38@orihara_zen ご解説ありがとうございます。良ければお返事の機会頂ければ幸いです。やはり価値論に関する言葉のズレがあるのかと存じますが、戦争に関する記述から人の命を価値あるものの最上と置こうとされている考えが見られ、根本はマルクスや私の考えとは大きく差はないだろうと思いました。1日お待ち下さい。
2019-10-20 11:59:04@orihara_zen 大変お待たせしておりました。頂いた解説のご返答として耐えうるか大変恐縮で、「いやだからそれが外生説ってことで俺は反対なんだよ」となるでしょうが、ご笑覧頂ければ幸いです。私自身「資本論」を読んだだけの素人ですので、間違った認識多々あるかと思いますがお付き合いください。
2019-10-22 16:54:54@orihara_zen ①まず、「国家が交換価値を通貨に与える」とはさまざまな貨幣、計算単位が生まれ得る可能性を、一つの計算単位、例えば"円"や"ドルなど"の「法定の洗礼名」を与えて統一し、それに強制通用力を持たせるという意味です。
2019-10-22 16:55:17@orihara_zen ②マルクスの貨幣論は商品貨幣(小口決済用)と信用貨幣(大口決済用)の2段仕立てて、国定貨幣としてその二つを一緒にしてしまって違いが分からないのが貨幣の現状と述べたものでした。
2019-10-22 16:55:31@orihara_zen ③ですので金と交換できるから貨幣に価値があるとはマルクスは申していません。何でも交換できる、交換価値があるという意味で特権的な商品という意味で氏の貨幣論は「商品貨幣論」なのです。まあ何であれ >価値の保証を貨幣の外部のモノとの交換によって行う をマルクスが取っているとはその通りです
2019-10-22 16:56:35@orihara_zen ④なので仰る通り >商品貨幣論での問題は貨幣の価値を保証するものに「物量的限界値がある」 ということです。「貨幣は生来"金"である」とはマルクスの言葉ですが、この言葉の真意は金本位制支持ではなく、金に込められた人の営みに貨幣量は依存すべきという労働力本位制を説いていたのです。
2019-10-22 16:57:00@orihara_zen ⑤このマルクスの「お金のプール」、労働力本位による貨幣供給の上限は当たり前ですが、お金を作るのにも労働力がいるので限界があるということです。金ならなおさらです。でも現在はデジタルデータという金よりはるかに堅牢で保存が効き計算もしやすく持ち運びもしやすい媒体が登場しています。
2019-10-22 16:57:22@orihara_zen ⑥既述の通り、金本位制は1971年のニクソン・ショックで終わりを告げます。それは世界中での資金需要に金本位制のドルでは耐えられないからでした。なぜ資金需要がそれほど増大できたのでしょうか?世界は金を離れて、どうやって貨幣の価値を相互に照会し合うのでしょうか?
2019-10-22 16:58:08@orihara_zen ⑦いまだ研究中ですが一つの歴史の事実があります。「1965年三井銀行(現:三井住友銀行)が世界初の銀行オンラインシステムを稼働」(next.rikunabi.com/tech/docs/ct_s…)信用貨幣創造にも技術的制約という意味での「お金のプール」はあったと私は考えます。
2019-10-22 16:58:27@orihara_zen ⑧そしてその上限は技術的進歩によりなくなりました。それはマルクスが定めた「お金のプール」についても同様です。なので問題は外生説であるかではなく、価値はどこから来るのかなのだと思います。
2019-10-22 16:58:48@orihara_zen ⑨>貨幣に価値を付与する方法 >1.政府がまず借金をして貨幣を生じさせます。 >2.その貨幣を政府が政府の発注した仕事(公共事業等)その労働に対する賃金として民間企業を通じて国民に供給します。
2019-10-22 16:59:35@orihara_zen ⑩>3.国民に供給された賃金の僅か一部を徴税することで「政府が欲する貴重な貨幣」という認識が共有されます。 上記をorihara_zenさんは「内生説」と仰いました。この説が正当な「内生説」なのかの成否は分かりません。
2019-10-22 17:00:23@orihara_zen ⑪確かにマルクスは労働価値説に準拠しるので、相違があるように見えますが、2.などは貨幣を流通させて交換価値を持たせ「強制通用力を持たせる」ための説明とすれば特に違いがあるとは思えません。3.も税金によって生活コストの下限が定められるので、賃金下落の抑制になります。金本位の代わりですね
2019-10-22 17:01:09@orihara_zen ⑫1.については借金としていますが、事実上の政府紙幣発行ではないですか?マルクスは信用貨幣をAはBに、BはCに、CはAに、と地域全体を通して信用貨幣は回り、役目を終えた期限に返される「ただ対照されるだけである金額までは正量と負量とで相殺される」消える貨幣としています。
2019-10-22 17:01:30@orihara_zen ⑬でも消える貨幣としての言及が見られませんので。ならばこの信用貨幣供給はマルクスのいう「商品貨幣」供給となんら変わらないでしょう。実は真の相違点は2.の"政府の発注した仕事(公共事業等)"の中身にあると思います。
2019-10-22 17:01:57@orihara_zen ⑭もしorihara_zenさんがこの仕事の中身は何でもよく賃金としてその貨幣を渡せたら良いと考えられていたら、私のようなマルクスフォロワーははそれは違うと批判します。本当に人々が必要とする商品・サービスを生産していないのなら、その国家は見捨てられるでしょう。
2019-10-22 17:02:25@orihara_zen ⑮もしそれを国家が担わず、民営に任せるとするなら、その企業が通貨を作った時に、真に自主性が守らるのか疑問です。マルクスフォロワーは仮想通貨を貨幣と見ませんが、アマゾンポイントや楽天ポイントは貨幣とみなして、彼らが貨幣発行に乗り出さないか、いつも注視しています。
2019-10-22 17:03:20@orihara_zen ⑯上記ポイントは既に、人々の労働を動かせるからです。結局 >価値の保証を貨幣の外部のモノとの交換によって行う という立場をとっているということの表明となりました。「外生説」なので論考に値しないとされても仕方ないです
2019-10-22 17:04:11@orihara_zen ⑰ですが、人々の日々の労働にこそ価値がある。という立場をとっていることを理解いただけますと幸いです。orihara_zenさんの「内生説」も真に労働の中身が大事と賛同頂けるなら、マルクスフォロワーも「内生説」に賛同すると思います。 長文乱文失礼いたしました。ありがとうございました。
2019-10-22 17:05:10@sute_akada これは良い討論ですね! ご反論感謝いたします。 私もまた反論したいと思いますので数日お待ち下さい(土日になるかもしれません)。 有意義に思いつつも、お互い多分溝は埋まることも無いと思いますので、お互いの結論を見つめつつ言葉がまとまらなくなったら、止める、というので如何でしょう?
2019-10-22 18:17:34