量子論メモ(自分用、時々読む)

掘田先生の量子論についてのツイートのスクラップブック
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Masahiro Hotta @hottaqu

@QuantumToy U|ψ>|0>は重ね合わせ状態になります。対象系の状態が特定の|n=no>であると観測し、そして観測者の状態もそのnoに依存した純粋状態|u(no)>になることはできません。(U|ψ>|0>≠|n=no>|u(no)>)このUはnoに依存しない線形演算子ですから。

2019-12-05 16:56:27
Masahiro Hotta @hottaqu

@QuantumToy 観測や測定では、Uは特定の測定結果noに依存しませんが、一方波動関数の収縮があれば、U|ψ>|0>はno依存するという矛盾がでるわけです。

2019-12-05 17:00:58
Masahiro Hotta @hottaqu

@QuantumToy ここでU|ψ>|0>=Σn c(n)|n>|u(n)>の展開係数c(n)は任意ですので、特定のn=noの状態|no>|u(no)>にする変換は少なくとも線形では実現できません。任意のc(n)でVΣn c(n)|n>|u(n)>=Σn c(n)V(|n>|u(n)>)=|no>|u(no)>となる線形演算子Vは存在しないのです。異なる|n>|u(n)>は互いに直交するベクトルですから。

2019-12-05 17:08:12
Masahiro Hotta @hottaqu

@QFTlover 「ρ’=U|ψ><ψ|U†=|Uψ><Uψ|となって、混合状態にならない気がしたのですが」違う話をしています。2つの部分系AとBを考えて、A+B系はユニタリー時間発展なのですが、Bを縮約してAだけの状態をみれば、それは初期に純粋状態のテンソル積だったとしても、時間と共に混合状態になります。

2019-12-05 18:36:57
Masahiro Hotta @hottaqu

@myoga33 宇宙の過去についても、現在の様々な物質にその情報が刻まれていますので、それを今読み取っているわけですね。その現在の情報から、ビッグバンの存在などを推定するのが、今の宇宙論です。

2019-12-05 18:40:02