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「許せないこと」後記

齋藤 雄志 @Yuusisaitou
良い作品が「なぜ良いのか」と、ダメな作品が「なぜダメなのか」 どっちも等しく言語化出来るんだけど、需要があるのはやっぱり後者なのかなぁと思う。 良いモノは別に「なぜ良いか」なんてタネ明かししたいと思わないものね。 逆につまんないモノは原因を究明したり攻撃したくなるのが人の性。
齋藤 雄志 @Yuusisaitou
でも、作品を作ってる人に対するリスペクトは忘れちゃいけない。 自分の作品と批評の基本理念はエスパー魔美の「くたばれ評論家」だけど、今のSNS時代はアレがまかり通せるとは思ってない。 だから今回のSBMドラの記事には作り手の名前は書かなかった(タグ含め) 特定個人に対する誹謗中傷は避けたい。 pic.twitter.com/2m85ZiAYtX
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齋藤 雄志 @Yuusisaitou
オーソン・ウェルズが当時の批評記事に対して「君らはなんでも監督の手柄にしすぎだ」みたいなことを言ったという話を昔どっかで見た。 映画なんて、誰がどこに手を入れてるかはわからないもの。あんまり監督のせいばかりにするのもよろしくない。まあレビュー書いてるとついそういう論調になるけど
齋藤 雄志 @Yuusisaitou
だから、「STAND BY ME ドラえもん2」にも、一応期待はしてる。良いものが出来るにこしたことはない。 まあ見には行かないけど!

「SBM2」内容予想

齋藤 雄志 @Yuusisaitou
「STAND BY ME ドラえもん2」 脚本・監督:山崎貴氏コメント >なんとか大好きなおばあちゃんにお嫁さん(つまり大人になったしずかちゃんですが)を一目会わそうとして、のび太とドラえもんの大冒険が始まります。
齋藤 雄志 @Yuusisaitou
>当然一筋縄でいくはずもなく、その過程で二人は様々な大変な経験を重ねていきますが、その中で二人はいつしか家族というものの温かさを再発見していくことになります。 Oh…これは嫌な予感(汗
齋藤 雄志 @Yuusisaitou
つまり「のび太の身勝手な都合でしずかを利用しようとしてトラブルになってすったもんだあって何かを学ぶみたいなプロットってことですよねこれ…。
齋藤 雄志 @Yuusisaitou
「傍目から見ても非常識な行動を取らせてそれを解決する」って発のプロットは正直あまり関心しない。 ドラえもん自体そういう話じゃないか?って思われるかもしれないけど、基本的には「コメディ漫画」だから成り立ってる話。 「SBM」がそうだったけど、どうも基本的に言動に好感が持てないんだよな
齋藤 雄志 @Yuusisaitou
本来一本の話の中で正当な手続きを踏んで問題起こして学習する流れなのに、「SBM」は短編を連ねてるものだから、幕が切り替わる度にいちいちのび太が「初期化」されちゃって、何度もしょうもないことで騒ぎ立てて『こいつ何にも学習してねーじゃんって印象が強かった記憶がある。
齋藤 雄志 @Yuusisaitou
特にこう、「主人公が掲げた目標に対して盲目的になり、内省しない」シナリオは本当にアカン。 原作ののび太はバカだけど、そういう欠点はあまりない。F先生自体が非常に聡明な方で、基本的にシニカルな思想が作品世界に流れてるから、実はこういう話作りはされていない。
齋藤 雄志 @Yuusisaitou
例えば大長編なんかは起動した問題に対して非常に冷静にシミュレートされてる。 鉄人兵団で「異星人が攻めてくる」って判明したら「まず関係各省に電話で警告する」とか。 その後の作戦立てとかもドラえもん世界レベルでかなり理知的な戦略が取られてる。
齋藤 雄志 @Yuusisaitou
「のび太が突拍子もない発想で非常識な行動を取る」はドラえもんの通常回プロットの共通起点だけど、これは「あまりにも常識外れな発想」で笑わせにきてるので、そもそも最初から読者には「ありえねーw」と思わせてるわけで。 pic.twitter.com/VV5RVjj1bE
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齋藤 雄志 @Yuusisaitou
それをシリアスな映画一本の貫通命題にするのはかなり危ない。 初っ端から「ありえねーw」じゃなく「ありえねぇ…」になる可能性は非常に高い。
齋藤 雄志 @Yuusisaitou
「短編の話をキッカケにして大長編にする」F先生もされてたことだし長いアニメ化で何度もされてきたことだけど、それはある程度話を広げるに値する妥当性」があってのこと。 例えば「のび太の恐竜」短編でアッサリ解決したことを拡張して更なる困難に立ち向かわせる、とか。
齋藤 雄志 @Yuusisaitou
基本、ちゃんと物語として説得力のある動機を拡張してドラマにしてる。 オチになってる突拍子もないことを拡張するってのはどうなのかなぁ。 pic.twitter.com/mqcufuqDAR
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齋藤 雄志 @Yuusisaitou
のび太だけが非常識な行動をして痛い目にあって反省する話ならまだ簡単だけど、そこに「しずか」を巻き込むとなると、これはもうF先生以外では納得感のあるシナリオは作れないと思う。 「しずちゃんさようなら」のように、のび太の行動を批評する評価者としてしずかが機能しないといけないわけで。
齋藤 雄志 @Yuusisaitou
もしくは「対外的な目標をしずかに設定しておいて、実際はしずかを一切巻き込まない形で物語を作る」か。 これなら面白そうだけど、難しいだろうな。どのみち最終的にしずかに一言貰うのは必須だと思うし。
齋藤 雄志 @Yuusisaitou
しずかを巻き込むなら、これは監督の能力とか関係なしに無茶苦茶難しい。元々F先生の哲学が独特かつ表現に全く隙がないので、他人が手を出せる領域が少ない まあ他人の手が入る時点で多かれ少なかれそういう部分は発生するし、それが映像化の醍醐味ではあるんだけど…。
齋藤 雄志 @Yuusisaitou
現時点ではただの憶測、邪推だけど…怖いものみたさで興味が出てきたな。 「STAND BY ME ドラえもん2」見に行くかもしれない。 pic.twitter.com/2xOwrqQEDx
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齋藤 雄志 @Yuusisaitou
賛否があるってのは、それだけ「ドラえもん」って作品が多くの人に愛されてるってことですからね。 それ自体は悪いことばかりではない。 pic.twitter.com/rqA6BIFvzH
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個人的回顧録

齋藤 雄志 @Yuusisaitou
久しぶりにドラ映画見たくなってきた。 07年の「新魔界」から14年の「新大魔境」までは、12年の「奇跡の島」以外は毎年劇場に行ってたけど、以降は見てない作品が多い。 賛否あるけどリニューアル後の初期リメイク作品はどれも凄い力の入れ様で、傑作が多い。
齋藤 雄志 @Yuusisaitou
大人が落ち着いてドラ映画見に行くなら「春休み突入前」「平日」鉄則 一度、事前のリサーチ不足で小学校の終業式に当たってしまって、結構キッズに囲まれて見たことがある。 アレはアレで子供のリアクションが新鮮なんだけど、こっちは腕組んで眉間にしわ寄せて「マジ」で見に行ってるので 苦笑
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コメント

空家の恵比寿様1968 @ebcdic_ascii 2019年12月14日
リアルタイムで第1話の「未来の国からはるばると」を読んだような記憶があるんだが、連載開始が1969年か。計算が合わんな。
nekosencho @Neko_Sencho 2019年12月14日
個人的には、ドラえもん(というか藤子F)の絵に似せようという努力があんまし感じられないのがね。 いや3DCGで再現するの難しい絵なのもわかるんだけど
暴君虎 @Tyrannotiger 2019年12月15日
最初3Dやるなら「プラモ大海戦」とか「転がせ屋」すればいいのにと思った。
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