総括「英労働党自滅選挙」〜コービン路線は、なぜ敗北したのか。日本政治が教訓とすべき点は
英総選挙で勝利したジョンソン保守党陣営の内幕。選挙戦を仕切ったのは、ブレグジットの設計者ドミニク・カミングスではなく、豪州から招いた選挙プロのIsaac Levidoだった。ただ、これからの5年間がカミングスのものとなるのは間違いないという。 politico.eu/article/domini…
2019-12-14 21:12:42ここ何回かの日本の国政選挙も似たようなもんだよね。自民党が勝ったというよりは、野党が自滅してる。求められてるのは、候補者の一本化じゃないんだよ。それはもはや、数合わせとしか国民の目に映ってない。 “英総選挙 保守党圧勝 専門家「労働党自滅選挙」” www3.nhk.or.jp/news/html/2019…
2019-12-14 22:48:30この中にも出てくるが、ジョンソン勝利にとって決定的だったのは、10月17日のEUとの離脱協定案合意だ。英国が大幅譲歩したヘタレ合意だが、合意は合意。これがあったために、与党は明確な方向性をぶれなく提示できた(それが正しいかどうかは別)。労働党には方向性がなく、勝負は最初からついていた。
2019-12-15 00:17:51中道の有権者がが確かにいるにも関わらず可視化されないなどの問題で分極化。日本にも当てはまるのでは。「中道左派でEU残留派の人はどこに投票すればいいのか。受け皿になる党がない。労働党コービンの主張は中道左派ではなく極左である」/さようなら、イギリス。 buff.ly/2rJNnB7
2019-12-15 08:06:00We have suffered a heavy defeat, and I take my responsibility for it. Whoever becomes the new leader, our movement will continue to work for a more equal and just society, and a sustainable and peaceful world. theguardian.com/politics/2019/…
2019-12-15 08:16:44英・労働党の敗北を「リベラルの自滅」と評するツイートが流れてきたが、イギリスで労働党をliberalだと思う人は一人もおらんわな。 (大学1年の政治学で、佐藤誠三郎教授がイギリス英語とアメリカ英語のliberalの意味内容の違いを強調してたのを思い出すなど)
2019-12-15 09:29:49日本語のいわゆる「リベラル」の使われ方からしても、ブレアのNew Labourは当てはまりそうだけど、コービンは当てはまらんわな。
2019-12-15 09:31:30労働党の過激な政策は何一つ実現せず、生活向上へのコービンの貢献は、コービン主義者が忌み嫌うブレアに及ばない。党のエリート指導部は、信頼を得る代わりに、イデオロギー的妄想や左翼陰謀論にとらわれた。国政を担う資格はなかった。ジョナサン・フリードランド論考。 theguardian.com/commentisfree/…
2019-12-15 09:58:04コービン率いるイギリス労働党、12/12の選挙大敗が報じられましたが、年代別グラフを見ると、若い人ほど赤い(Labour=労働党)。 若い人たちにとっての出口は労働党の反緊縮政策しかなかった。とすれば、労働党には展望があって道半ば、なんだと思います。 日本でいうとれいわ新選組ですね。 pic.twitter.com/i9awegn1Zv
2019-12-15 13:46:34イギリス総選挙で労働党が自滅~Identity PoliticsとTribalism|Prof. Nemuro🏶 #note note.com/prof_nemuro/n/…
2019-12-15 18:13:59決定的な総選挙で、労働党が自滅し歴史的な大敗を喫した影響ははかりしれない。1月末までの離脱の道筋はできたが、EU離脱の正念場はその後の移行期間にある。the People's Governmentとした新政権、問題は、誰を人民the Peopleとみなすかである。強大な権力を手にしたジョンソン首相の舵取りはいかに
2019-12-15 19:31:44UK 総選挙の結果を受けてのダグラス・マレー (『西洋の自死』の著者) のコラム (Daily Mail): 「イギリスの分断は、"南 vs 北" でも "青 vs 赤" (それぞれ保守党と労働党のシンボルカラー) でもない。"醜く非寛容な左派 vs それ以外の人々" だ」 dailymail.co.uk/debate/article…
2019-12-15 19:37:58@tarafuku10 不勉強でつい最近知ったのですが、マレーはゲイを公言しているのですね。 neoconservativeと呼ばれているようですが、キング牧師の時代のclassical liberalistだと個人的には思っています。 西洋の自死を日本で取り上げた人達が、国家社会主義者だったのは残念なことでした。
2019-12-15 19:54:07web.smartnews.com/articles/hy7DU… ここまで無様な負け惜しみは正直見たことがない。議論に勝ったとみなされてないから選挙に大敗したんだろうが。たとえかったとしても選挙に負けたら意味がない!
2019-12-16 05:14:41> 総選挙で大敗した労働党のコービン党首は...「議論には勝った。(議席に)つなげられず悔しい」と述べ、同党のマニフェストは間違っていなかったと主張した。党内からは「1935年以来最悪の選挙結果への最も侮辱的な対応だ。今すぐ出て行け」などと厳しい声が上がった。 web.smartnews.com/articles/hy7DU…
2019-12-16 06:21:47@KunisueNorito コービン党首は、社会主義的な色彩が強いマニフェストを掲げた結果、中道層が自由党・社民党連合に流れて惨敗した1983年総選挙の時と同じ轍を踏んでしまった様に感じています。
2019-12-16 09:35:11電力や水道の再国有化がブレグジットに比べて「あまりにも非現実的な政策」とされる事自体、短絡的なガス抜きが社会的な鬱憤の根本原因の解決より好まれるという世界的な風潮を象徴していて控え目に言ってもしみじみと碌でもない世相だなあというお気持ち htn.to/eoXLUMz9hd
2019-12-16 11:41:16#英国総選挙 日本では野党分断がボリス保守党大勝を生んだ、他山の石だ、みたいな語り方がされています。半分近く賛同しますが、半分以上違和感がありますので、またもやちょい連ツイ。
2019-12-16 13:17:30①制度の違い。英国は下院650議席全部小選挙区制です。日本の衆院比例代表ブロックのような逃げ道がない。小選挙区候補者引っ込めても比例で取り返せば、の余地がない。野党共闘は全然、まったく簡単じゃありません。
2019-12-16 13:23:03②だから市民社会が共闘を進める力になる。「戦略的投票」です。英国でメディアや市民団体がわあわあ戦略的投票を勧めるのは、野党共闘が制度的にとても難しいからです。専用サイトができて、そこに自分の住所地が属する選挙区、郵便番号など入れると「ボリスを倒すためにはこの人へ」と出てくる。
2019-12-16 13:28:24③野党共闘の努力はあった。労働党は努力した。これがほんとは一番言いたいことだが、コービン嫌いはそんなのウソだというでしょうね。コービンのそもそも強い働きかけはあったんです。SNPはかなりノリノリだった。だがリブデムがずっとそっぽを向いていた。
2019-12-16 13:31:20コービン労働党は、ボリス保守党がマイノリティガバメントだった前の国会で、他野党に働きかけ、コービン選挙管理内閣をつくって労働党主導、野党主導で総選挙に打って出る戦略を描きました。が、リブデムがまったく乗らなかった。拒絶した。
2019-12-16 13:34:09