ゴッホ、自殺する2年前に南仏に引っ越して「空気は澄んでまるで日本みたいだ、素晴らしい。まだパリで消耗しているの?」みたいに延々と手紙で日本を持ち上げてパリを貶しまくるの、人生うまくいってない人が外国や田舎に憧れるのは変わんないんだなと、悲しくなってしまった。
2019-11-18 23:08:47@yuunya ゴッホが南仏アルルに移住し、ゴーギャンらと共同生活したい、と考えて誘いをかけている時期ですので、どうしても似てきますね。ただすみません、「消耗しているの?」とは書いていないんです。似たようなことを連想して使ってしまいました。
2019-11-19 14:05:42サラリーマンだった貴方は、好きだった絵で生きていこうと転身。一部で好評を博すも生活は苦しい。そんな時、 大手美術商会の社員が自分の絵を買ってくれ、高く評価してくれた。「あなたにはすごい才能がある」
2019-11-18 23:49:35彼は美術商会の社長の甥で、後継者だという話だ。他の画商や大物画家を紹介してくれる一方で、こんな提案をしてくれた。「私の兄もすごい才能がある。一緒に住んで才能を高めあっては」
2019-11-18 23:50:29そういわれて、貴方のもとに現れた「兄」は美術について専門の教育を受けたこともなく、もともとは叔父である社長のコネで美術商会に務めたが1年ほどで退職。以後職を転々として、今は叔父と弟というコネがバッチリある絵の世界で「画家」を名乗っているが、まだ一枚も絵が売れたことがないという。
2019-11-18 23:51:59貴方これ断れますか?というのがゴーギャンが1888年に直面した事態の恐ろしさで、この状況で二人暮らしを始めて、2か月後には「画家志望の兄」が片耳を自分で切り落とすという事件がおきます。
2019-11-18 23:55:36ほぼホラー小説ですが、自分を引き立ててくれた画商の「画家志望の兄」がヴィンセント・ファン・ゴッホだったため、天才の苦しみエピソードとなるわけなんだなと、岩波のゴッホの手紙とゴーギャンの手紙を読んで思いましたね。
2019-11-19 00:00:51ゴッホ、経営者だった叔父の後継者として美術商会に入社、弟はゴーギャンを見出した腕利き画商の1人だと知ると、極太のコネがあるのに、なぜ絵が1枚しか売れなくて、人生上手くいかなくて死んじゃうのか、さっぱりわからないんだけど、手紙を読むとこういうふうにしか生きられないんだなと納得する。
2019-11-19 00:06:57ゴッホ、物凄い天才で才能を発揮しているはずなのに誰も評価しないのって、まるきし逆異世界転生って感じなんだよな。手紙を読むと、本人は自分の天才に確信を持ってるんだよ。それが正しいのを100年後の僕らは伝える術がない。みんなアンタの絵をみて感動してるんだって。アンタが正しかったって。
2019-11-19 09:20:12@zenlabmmm そうやって誘い込んで共同生活をしたゴーギャンに剃刀を突きつけ、ゴーギャンが逃げた後で自分の耳を切り落としたのが数ヶ月後なので、なかなか難儀な方なんですよ。
2019-11-19 14:07:11@zenlabmmm 株式仲買人として成功しながら、敢えて好きな絵の道に飛び込んだゴーギャンと、経営者の甥として入社したのに、画商が務まらず1年ほどで辞め、職を転々としながら結局コネのある絵の道に進んだゴッホ、一緒に暮らせるわけがないんですよね。ただ両者ともに本物の天才だったわけですが。
2019-11-19 17:38:28田舎で人生詰むと最早どこかに憧れるという心すら消え失せる笑 twitter.com/erizomu/status…
2019-11-19 18:51:08ゴッホはオランダの田舎出身で都会に憧れてロンドンやパリに住み、挫折して南仏に行ってるんですね。「自分は田園出身なので田舎が気に入ってるんんだ」と手紙には書いてるんです。 twitter.com/S_amaboshi/sta…
2019-11-19 18:54:43@erizomu 当時もし何かの拍子で日本に来れてたとしても飢饉や疫病、身分や貧富の差の現実と向かい合って幻滅して絶望したかもしれない 知らずに亡くなったのは幸だったのか不幸だったのか
2019-11-19 14:40:51@yu7941749 ゴッホ、手紙ではインドや南洋諸国の風習について「悲惨だ」としつつ、白人の都合による植民地主義にも疑問を呈しているんです。意外と冷静に日本を受け止めたかも知れませんね。明治21年、日本では東京美術学校が上野に移転したころ、ゴッホは耳を切り落としました。
2019-11-19 19:36:00@erizomu もう少し長生きしていたら共産主義に傾倒していたかもしれませんね もしそうだとしたら今程の絵の価値にはならなかったかもしれませんが 生前認められなかった不遇の天才という付加価値がゴッホの現在の価値にもなっていますから
2019-11-19 20:07:32@Jr15379109 もう大丈夫そうですけど、「ゴッホの手紙」というタイトルで岩波書店から本が出てます。一緒に住んでたゴーギャンも「ゴーギャンの手紙」がこれも岩波書店から出ています。
2019-11-19 12:28:32