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本日読了。面白かった!こんな実話があるとは。それにしてもフィリピン上層部の腐敗っぷりが酷い。 天才プログラマーにして闇社会の帝王、超大金持ちにしてドケチ。その男の名はル・ルー。ドラマ化決定の『魔王: 奸智と暴力のサイバー犯罪帝国を築いた男』 honz.jp/articles/-/454…
2020-01-31 20:57:59『魔王──奸智と暴力のサイバー犯罪帝国を築いた男』ポール・ル・ルーという男が築き上げた犯罪帝国についてのノンフィクションなんだけど、「いうて魔王は言いすぎでしょ」と思ってたらやることの無軌道さと神話と現実が入り混じったような行動と欲望が半端なさすぎて途中から笑いが止まらなくなった
2019-10-17 23:15:38ポール・ル・ルーか。ジンバブエの貧困層に生まれるも養子として金持ちに受け入れられ、頭の良さを見込まれて南アフリカへ家族で引っ越したらプログラミングの才能をメキメキ発揮してイギリスに飛んだ男だ。その後、フィリピンに移住して「自分以外は全員合法だと思っている」オンライン薬局を開いた。
2020-01-31 23:44:57暗号プログラムの開発者から傭兵を率いる国際犯罪帝国のボスになったポール・ル・ルーのドキュメンタリー。優れたプログラマーが犯罪組織を作る時代だよなぁと恐ろしくなる。魔王──奸智と暴力のサイバー犯罪帝国を築いた男 #ハヤカワ・オンライン hayakawa-online.co.jp/shopdetail/000…
2020-01-30 02:10:58そういう言えば、この本の中でル・ルーが現地に部下を派遣してソマリアの海賊と交渉し、マグロ漁の拠点を作ろうとして、巨額の費用を投じながら失敗する件があった。日本のお寿司さんの社長がそういうことやったという話も聞いたことあるけど、同じようなこと考えた人は他にもいたんだねぇ。
2020-01-30 07:47:40ちょっとググると中国もいろいろやっているらしい。Oxfamのような国際人道機関もソマリアの漁業資源で地域安定を図るような援助をしていたらしく、当時はちょっと注目されていたんだな。qz.com/africa/1506419…
2020-01-30 07:58:50ル・ルーのソマリアでの漁業開発の文章だと、地元の有力者と交渉に成功しても、イスラム勢力のアル・シャバブが海外企業にいい顔をしないので、結果自前でかなり武装しないと意見なかったらしい。そりゃあ、そうか。
2020-01-30 08:03:52アメリカの巨大なネット販売処方薬市場、たった1人の天才プログラマーによって統括管理されてたの(あまりに巧妙で医師や麻薬取締官の誰も全容に気付けなかった)凄すぎる
2020-01-31 23:23:56その他に南米の麻薬カルテルと提携してコカインを流通させ、武器密売し、北朝鮮産の高純度覚醒剤を売り、ソマリアではマグロ事業を始め、イランに自作のミサイル誘導システム売り付けたり、東アフリカで傭兵軍団組織してクーデター起こしかけたり、これたった1人のネットオタクが指揮してたらしい
2020-01-31 23:25:15若い頃にE4M(トゥルークリプトのベースになった暗号化プログラム)をオープンソースで公開してたり、セキュリティ意識がパラノイア並みに高くて部下の殆どがボスの正体を全く知らなかったってのも魅力 Bitcoin創設者のサトシ・ナカモトの正体説も出て来てて草
2020-01-31 23:48:39ちなみに暗殺事業の事は「ニンジャ・ワーク」と呼んでたらしい 実行部隊に暗殺過程の詳細な報告書要求したり、スプレッドシート使ったり、パソコン知識の無い犯罪者がネットに自信ニキのボスを持って大変だったろうな
2020-01-31 23:55:50史上最凶のプログラマがヤバすぎた|深津 貴之 (fladdict)|noteシャーロック・ホームズのモリアーティや、羊たちの沈黙のハンニバル・レクター教授の現実版がいるとすれば、それはポール・ル・ルーだろう。 それが本書「魔王」を… note.com/fladdict/n/n87… pic.twitter.com/phnWdlL3VQ
2019-12-09 06:08:29エヴァン・ラトリフ『魔王』(早川書房)。ポール・ル・ルーというジンバブエ出身の白人男性が築き上げた一大犯罪組織について、ミステリ小説のように描いた渾身のノンフィクション。当初はグレーゾーンであったオンライン薬局からビジネスを伸長し、その後グローバル化して展開する犯罪組織に戦慄。
2019-11-13 19:33:28ポール・ル・ルーが行った犯罪行為自体は一見するとバラバラなのだが、調査当局の地道な捜査によって、点と点が結びつき、最終的に巨大な犯罪組織があぶりだされる。そして黒幕だったル・ルーが逮捕された後もまた、彼の協力により、自分の犯罪王国が潰されていく過程もまたスリリングである。
2019-11-13 19:33:28本書で興味深いのは腐敗の文化である。フィリピンなどの事案を見ると、地獄の沙汰も金次第という感じで、ル・ルーがオンライン調薬業で得た金が賄賂として使われ、彼自身が特権化していく。つまり賄賂は国家のガバナンスを歪め、時にはこのような犯罪組織を助長させる恐れもある。
2019-11-13 19:33:29やはり金のあるところには、犯罪と腐敗の温床でもある。天才プログラマーであった彼の能力が別の方向に活かせたらきっと、イーロン・マスクのようになれたのかもしれない。残念ながら闇に惹かれてしまったことが、ル・ルーの不幸だったのかもしれない。大変に面白いノンフィクションでした。
2019-11-13 19:33:29@J_kaliy Encryption for the Masses (E4M) の作者で、TrueCryptに大きく関与したプログラマーですからねぇ。最後はやや誇大妄想気味な企てをしますが、システムをすごく意識した犯罪者だと思います。
2020-01-30 17:04:07@kinnako1210 さまざまなのでツイッターの字数制限では語りつくせませんが、「仕事を科学(俯瞰)して、アップデートするひと。仕組み化して効率化や新たな価値をうむひと」でしょうか。
2019-09-11 10:49:02