日弁連シンポジウム「原発事故を通して世界のエネルギー・環境問題を考える」

6月11日13:30~16:30 日本弁護士連盟のシンポジウム「福島第一原子力発電所の事故を通して世界のエネルギー・環境問題を考える」がありました。 パネリスト:飯田哲也(環境エネルギー政策研究所所長)        小野章昌(元・三井物産原子力燃料部長)        後藤政志(元・東芝原子炉格納容器設計技師)        林  勉 (元・日立製作所原子力事業部長) 続きを読む
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これより日弁連のシンポジウム「第一発電所の事故を通して世界のエネルギー環境問題を考える」の実況を始めます。ハッシュタグは #611nichiben です。

2011-06-11 13:33:10
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これより開始します。恐らく会場はもう入れないかと。 #611nichiben

2011-06-11 13:34:21
KNB @kw36_wav

司会挨拶「本日は多数の方のいお越し頂き有り難うございます。一に311の大震災でなくなられた方にはお悔やみ、被災者にはお見舞いを申し上げる。各地の弁護士会と連携して様々な活動に取り組んでいる」 #611nichiben

2011-06-11 13:35:39
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司会「今回の震災で第一発電所が損傷し、放射性物質が拡散する事態が発生しました。多くの場で検出もされており、汚染の不安が募るばかりで工程表の実効性にも疑問がある。他の原発の安全性にも不安の一方、発電量3割の現実もある」 #611nichiben

2011-06-11 13:36:45
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司会「そこで本日は様々な立場での第一人者にパネリストとして今回の問題点を分析してもらうと共に議論をおこないたい。」 #611nichiben

2011-06-11 13:37:20
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司会「松村氏、林氏、千葉氏、後藤氏、小野氏、飯田氏。大変ご期待申し上げたい。心の空の感謝、を開会の挨拶としたい」 #611nichiben

2011-06-11 13:38:30
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続いて関東弁連の環境保全委員会坂本氏の趣旨説明。坂本「今回のシンポジウムは3月11日の大震災以降、地震津波の結果での原発事故で多大な被害が起きて大量の放射性物質が放出され、現在も収束の見込みは立ってない」 #611nichiben

2011-06-11 13:39:45
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坂本「我が国には様々な原発が活断層やプレート境界に位置している。被害が大いに予想されていた、そういう状況下で今後の原発政策を考えないと行けない。また国東電の適切な対応には疑問もある。この点についてはマスメディアに対しても反省を」 #611nichiben

2011-06-11 13:40:50
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坂本「原発では国の3割を賄っている。またCo2削減からの必要性が議論されている。今回は推進反対だった両者の立場の方に力論をという主旨。このような機会は殆ど無かった。正にこのような事態だからこそ出来たモノ。」 #611nichiben

2011-06-11 13:41:46
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坂本「お互い完膚無きなでお願いしたい」 #611nichiben

2011-06-11 13:42:10
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まずは弁護士の只野氏・今野氏。只野「議論は平行線のままかもしれないが、この原発エネルギー問題は誰にも影響があるので考えて欲しいテーマ。今回は結論を出すための会議ではないので考える材料を提供頂きたい」 #611nichiben

2011-06-11 13:43:54
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只野「まずは原発のコアの部分について後藤氏林氏に。」 #611nichiben

2011-06-11 13:44:17
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後藤「後藤でございます。東芝で原子力を10数年担当していたモノです。今日は技術的な面と将来に向けた点について」 #611nichiben

2011-06-11 13:44:49
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後藤「スリーマイルから福島原発まで、これは水素爆発が懸念されている中、小規模な冷却材の喪失、ECCS喪失の不手際がスリーマイルの原因。チェルノでは無謀な運転計画など。」 #611nichiben

2011-06-11 13:45:50
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後藤「スリーマイルを受け対応としては日本でもしてきたが、チェルノでは異なっていた。で、日本は安全だと言われて起きたのが今回の事故。ある程度でこの規模で済んでいるが焦点は津波でもあるが、これは一つのきっかけでしかない」 #611nichiben

2011-06-11 13:46:49
KNB @kw36_wav

後藤「福島原発の現状を考えると制御棒が挿入されたけど・・・、という事。通常時でも間違ってというケースが設計後に懸念されてきた。07年までに10数件の制御棒脱落操作ミスがあった。全て後で公表で隠している」 #611nichiben

2011-06-11 13:47:49
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後藤「今回制御棒が入ったと聞いてホットはした。冷やすことについては喪失して現在も不安定な冷却状態。コントロールできないと。もう一つ、炉心が損傷した後の話だが左3つのプラントでは内部突破された場合には外部からが基本」 #611nichiben

2011-06-11 13:49:02
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後藤「これはつまり、システム破綻後のシビアアクシデントで外の電源給水と言うことになる。水素爆発やらの中で、これらはアクシデントマネジメントという。対策とは技術的に対策をするということだが、津波では場所が悪かったら上に上げる、で水確保の問題など」 #611nichiben

2011-06-11 13:50:13
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後藤「逆に地盤で割れたら事故になる可能性も。で、低いときの津波リスクと高い場所での地震リスクを比べて、それらの対策を固めて初めて対策になる。システム破損後は電源の消防車なりを持ってきたも当てにならないと言うこと。」 #611nichiben

2011-06-11 13:51:07
KNB @kw36_wav

後藤「電源車を持ってきたが方法が分からないなどの事例も事故と言うことになる。それらに頼るわけにはいかない。また地震での交通渋滞でも来れなくなっていた。そんな外から持ってくるとは思わなかったが、当たり前として一つの対策であるのが事故対策」 #611nichiben

2011-06-11 13:52:10
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後藤「なので安全の観点からでは炉心熔融が起きないようにすることが重要。起きてからでは話にならない」 #611nichiben

2011-06-11 13:52:35
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後藤「圧力容器の外に落ちる、で、こういう状態で安全かどうかを議論するのがもはや無意味。熔融物から水素が出て爆発、水接触での蒸気の爆発もあり、非常に高エネルギー。条件があるが様々な可能性がある」 #611nichiben

2011-06-11 13:53:23
KNB @kw36_wav

後藤「で、そういう意味で原子力というのは、その前は掘削装置の設計をしていたが、技術的対策は安全・・、ということだが原子力ではそれがない。注水でも常に爆発のリスクを負うことになる。水を入れないとチャイナになる」 #611nichiben

2011-06-11 13:54:34
KNB @kw36_wav

後藤「で、冷却のために水を入れると必ず出ているのが蒸気、で汚染が拡がると。もう一つ今回の特徴としては格納容器の設計条件超え。容器の中に閉じ込められれば外の影響は小さくなったが、結局はベントと称して本来禁止の放出を行った」 #611nichiben

2011-06-11 13:55:28
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