日本の行政サービスから間接差別によって朝鮮人らが排除されている理由と歴史(2020/3/21)
さて、話はベーシックインカムなのだけど、ベーシックインカムについては、どこの国でも「支給対象に移民を含むのか」(含むなら許容範囲を超えて移民が流入してくるので社会保障資源が枯渇するじゃないか)が争点になってきた。それで導入にあたっては門戸を厳しく制限するのが基本みたいになってる。
2020-03-21 11:19:44行政サービスを国民に限定するということでいえば、武漢へのチャーター便が在日外国人を乗せなかった件を考えてみるといい。国際災害救助は、古い「国籍」運用がいまでも幅を利かせている数少ない場面の一つ。日本は迷いなくそれに従った。では、ベーシックインカムでは? twilog.org/han_org/date-2…
2020-03-21 11:27:30繰り返すけど、定住外国人を行政サービスに含むかどうかは、法というより世論が重要だった。つまりは行政の裁量に過ぎなかったといってもいい。で、いまの政府が、はたして定住外国人を新しい行政サービスに含めようとするかな? ぼくには、「まさかそんな差別はしないだろう」なんて暢気に思えない。
2020-03-21 11:31:26もちろん杞憂であればそれに越したことはない。でも、2010年代以降のさまざまな事象を踏まえるなら、こうした不安は根拠のない「被害妄想」とはいえないということだけは、できるだけたくさんの人に知っておいてほしいと思う。
2020-03-21 11:35:16付け加えると、ほっといても自動的に定住外国人まではベーシックインカムの対象に含まれるだろうなと信じられる状況なら、在日コリアンとしては口をつぐんで黙っているのが理にかなっているわけですよ。争点化するとネトウヨが騒いで面倒なことになるから。でも、今はもうそういう状況ではない。
2020-03-21 12:04:50そういう実感があるから、市井の在日コリアンが懸念を口にしだしている、ということです。ぼくとしては、日本社会の良識に期待したい気持ちがまだまだ強く残っている。あるいは、もう裏切られたくない、という気持ちもあるかな。助力をお願いします。
2020-03-21 12:09:09あ、一点だけ修正。ガーディアン紙が書いたのではなく、ガーディアン紙の特派員ロバート・ワイマント記者が読売新聞(1979.8.13)に寄稿したものでした。 pic.twitter.com/epaFtMjnLO
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