4/18更新:大学で遠隔授業/準備やってみたまとめ

遠隔授業やその準備をやってみた大学教員たちのつぶやきをまとめます。作成者の関心から人文学/社会科学がメインです。随時更新。
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KANAYAMA Koji @kanayVc

講義1回分書いてみた。原稿用紙20枚弱と、意外に少ない分量。実際に講義をやるときには、事務連絡、受けた質問への回答、受講生への問いかけと回答、休憩、冗語、漫談(!)とうが加わるわけだから、90分の講義でも凝集した文章の形にすると案外こんなものなのかもしれない。

2020-04-04 23:51:40
KANAYAMA Koji @kanayVc

この調子で2日に一回分の講義を「書く」ペースが保てれば、15回分の講義がちょうど1か月後に完成するはずで、ひとまずそれを放出(Up)することにより、回線に負担をかけない形で遠隔授業に対応できるはずだ(皮算用)。

2020-04-04 23:54:14
Koji Yamamoto 山本浩司 @Koji_hist

先ほどZoomでオンライン授業を終えました。今日は初回ガイダンスでした。参加者は30名強。実験的に双方向で行ってみました。気づいた点を共有しておきます。  1)airplayを使ったipadでのスライドシェアは不具合が数回発生。事前にpptの共有を済ませておくのがベターだと思いました。

2020-04-06 15:23:46
Koji Yamamoto 山本浩司 @Koji_hist

2)ブレイク・アウト機能を使ってリアルタイムでの学生間の議論を3回やってみました。通信の質にはバラツキがあったようです。Google Formを使った授業後アンケートでの「今日のオンライン通信での通信環境はどうでしたか」という質問に対して、1割強が5点満点で2点(相当難しい)という感想でした。

2020-04-06 15:28:13
Koji Yamamoto 山本浩司 @Koji_hist

「双方向のアクティブラーニングができてとても良い」「オンラインでも十分に双方向の議論ができることに驚いた」という感想もあれば「wifiが安定していないのか、時々音声が途切れます」という声もあり、そこが一つの課題かと思います。

2020-04-06 15:30:07
Koji Yamamoto 山本浩司 @Koji_hist

同時に、双方向議論に支障が起きたとして、それはやりとりの録音を速やかに公開すれば補える程度の問題なのか、これは判断が難しいところだなと思いました。

2020-04-06 15:31:17
Koji Yamamoto 山本浩司 @Koji_hist

3)最後のグループワークでは、短い文章を読み、10分間で課題に答え、その答をgoogle spreadsheetに貼り付けてもらいました。その後、もう5分使って、他の参加者にリアルタイムで質問をしてもらう、ということを試したのですが、これは結構盛り上がったような気がします。こんな感じです。 pic.twitter.com/aLwOj1MWJd

2020-04-06 15:35:27
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Koji Yamamoto 山本浩司 @Koji_hist

この方法をうまく授業に取り込めたら、音声を介さずに学生間の議論も促すことができそうです。 ただしマイナス面は、Google Spreadsheetに慣れてない人がいる、タイピングが遅い人がいる、という点です。

2020-04-06 15:36:44
Koji Yamamoto 山本浩司 @Koji_hist

ちなみにガイダンスですし、今後僕の授業に来ない学生のためにも、課題はショーペンハウエルを読んで「良書の見分け方」を議論せよ、というものにしました。 pic.twitter.com/ZXJtTlr9AG

2020-04-06 15:39:12
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Koji Yamamoto 山本浩司 @Koji_hist

ブレイクアウトルームにも入ってみましたが、カメラをオンにした学生は一人もいませんでした。そこを強制するのは難しいかもしれません。音声のみなので、議論にぎこちなさを感じた人もいたとのことでした。

2020-04-06 15:39:38
Koji Yamamoto 山本浩司 @Koji_hist

ちなみに105分の授業を録画し続けた動画ファイルは486MB、音声だけなら40メガでした。音声だけのアクセスならばそれほどの通信負担にはならなそうです。

2020-04-06 15:50:27
Koji Yamamoto 山本浩司 @Koji_hist

ブレイクアウトルームに別れるときは、各自グループ番号を覚えておいてもらった方が良いです。そうでないと、教室に戻った後、自分がどのグループにいたのか相互参照しにくくなります。

2020-04-06 15:53:36
Masumi Yoshida⛰ @yoshidama12

飯尾研究室:オンライン講義開始で何が起こったか iio-lab.blogspot.com/2020/04/we-nee…

2020-04-06 20:41:50
𝑻.𝑰𝒔𝒉𝒊𝒊 @tomokoishii_jwu

本日から本格的に卒論ゼミをZoomで実施。参加者19名。有線LANでネットに繋がっている自宅PCをホストに100分弱。学生の用意したレジュメをこちらから画面共有し、3名の学生に発表してもらったが、質疑も含めて比較的ストレスなしに進めることができた。録画データは600MB、音声のみだと40MB。

2020-04-07 15:09:36
𝑻.𝑰𝒔𝒉𝒊𝒊 @tomokoishii_jwu

なので、講義科目に関しては、配付資料+音声データの形でアップし、manaba掲示板にコメントを書かせたり、小テストやレポートの形で従来の課題を提出させたりすることで対応できそう。学生を退屈させず生配信するだけのスキルもテンションもないし、通信環境の問題もあるしね。

2020-04-07 15:21:41
Kosuke Nakada @KosukeNakada

ここに来て授業形式を少々変えます。やはりあまりに長い動画教材は見る方も多分しんどい。教材で学習してもらったあと、理解度チェックをmoodleで受けてもらうことにします。moodleでは質問も受け付けて、その次の回でフィードバックします。

2020-04-07 16:49:00
mnagao @negadaikon

一眼レフの動画撮影テスト。閉め切ってやれば外付けの指向性マイクいらなそうだなという結論になった。念のため、ICレコーダーでも録音しておいて、音声ファイルと動画ファイル選んでDLできるようにしておけばよかろう。

2020-04-08 14:16:32
mnagao @negadaikon

大学のサーバを当てにしないほうが安全と思われるので、自前のYoutubeチャンネルに限定公開で動画をあげて、大学のLMSにURLかQRコードを載せた講義資料を掲載、DLして各自でアクセスにすれば、講義系は、ほぼ出来そうな感じがしてきたぞ

2020-04-08 14:19:59
斎藤清二 @SaitoSeiji

一か月間の休講が確定した朝。皮肉なことにmanaba+Rはサクサクと気持ちよく動く。一回でも遠隔授業を経験できたことは、教員にとっても学生さんにとっても不幸中の幸いだったのではないだろうか。掲示板の書き込みに応答しつつ、少し振り返ってみたい。 pic.twitter.com/ugz3KTajOT

2020-04-08 07:18:06
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斎藤清二 @SaitoSeiji

①音声ファイル付きのPPT事前配布 ②討論用掲示板の時間内有効利用 ③課題レポートの提示 の三点セットで、170人の授業でも20数名のゼミでも、なんとかやっていけそうな感触を得た。しかしもちろん課題は大いにある。

2020-04-08 07:19:58
斎藤清二 @SaitoSeiji

なんといっても、manaba+Rが動いてくれないことには、どうにもならない。授業時間帯中にアクセスできない状態が続くと、そもそも授業に対する意欲が失われてしまうし、課題の提出までが凍ってしまうことになる。昼間の大人数授業ではこれが改善されることが絶対に必要。

2020-04-08 07:21:27
斎藤清二 @SaitoSeiji

それに対して、夜間の大学院の授業(20数名)では、manaba+Rも快適に動くし、掲示板を通じてのリアルタイムのテクストベースの討論が思いのほか有効に機能する。双方向性も十分担保できる。

2020-04-08 07:23:15
斎藤清二 @SaitoSeiji

Zoomを用いたリモート対面の形式との得失は、現在のところ評価できないが、テクストベースの双方向授業の有利なポイントの可能性は・・ ①初対面の時に生じる「抵抗」が少ない。顔が見えないことで発信のハードルがむしろ低くなる。

2020-04-08 07:25:00
斎藤清二 @SaitoSeiji

②特定の人(教員も含めて)が、全員の時間を「支配してしまう」ことがない。各自が自分のペースで、準備したり、発信したりすることができる。 ③ログが自動的に残るので読み返すことができる。分からない用語が出ててきても、調べることができるので、内容理解の「積み残し」が少なくできる。

2020-04-08 07:27:11