横浜市立大 佐藤彰洋教授の感染シミュレーション
COVID-19情報
横浜市立大学データサイエンス学部佐藤彰洋教授のCOVID-19(新型肺炎)の感染拡大抑止に関する研究・検討資料内容を共有するページです。
東大の先生達が佐藤教授に公開質問状を突きつける

TVや新聞で報道されている横浜市大・佐藤教授による新型コロナ感染予測シミュレーションについて、東大・佐野特任教授らが問題点を指摘。人口が保存されていない、交差検証が行われていない、個人的価値観に基づく最悪条件の反映など。メディアに慎重な報道を求めている。 sano-lab.com/covid-19/
2020-04-10 13:09:40新型コロナウイルスの感染拡大に関して、専門家による予測として、各TV局、新聞等で取り上げられている佐藤彰洋氏(横浜市立大学)のシミュレーション内容については、以下に述べるような問題と疑義があります。私たちは1)佐藤彰洋氏に対して、この問題を再三指摘し、修正を促しましたが、十分な回答はなく、佐藤氏は修正にも応じていません。我々は科学者としての社会的責任を感じ、佐藤氏には、以下で指摘する問題をなぜ修正しないのか科学的根拠を明瞭にして回答することと、必要な対応を求めるものです。マスコミ各社には、下記の問題点を含むと思われる佐藤氏の予測結果を無批判に報道することの社会的影響を認識くださるようお願い致します。
(中略)
2020年4月9日
本堂 毅(東北大学理学研究科准教授、科学技術社会論)
佐野雅己(東京大学名誉教授、東京大学国際高等研究所東京カレッジ特任教授、統計物理学)
松下 貢(中央大学名誉教授、統計物理学)
ウイルスの空間汚染の効果が組み込まれていない現在の推計モデルでは、今後感染リスクを常に過小評価すると考えるため、感染者確認数が1日当たり100名を超える都道府県については、これ以降、推計値の更新作業は、モデルに空間汚染の効果を取り込むことができるようになるまでは一度取りやめとしたい。
佐藤先生から公開質問状への回答が公開されました。

@MasakiOshikawa @nishiurah 公開質問状に対するコメントをまとめました。fttsus.jp/covinfo/answer…
2020-04-13 14:37:442020年4月9日付で本堂氏、佐野氏、松下氏から提出された公開質問状に対して、個人的にはすでに質問に対して回答を行っておりましたが、公開の場で疑問が提示されたことについて大変不本意であり、大変遺憾です。
現在我々が一義にするのは、感染拡大を抑止することであり、この問題を解決することと理解します。
私はこれから感染される可能性のある方を一人でも減らすために最善の検討を尽くし、感染された方が一人でも生命の危険を避けることができるように研究調査を行うことが重要であると考えています。
この大規模災害を未然に予防する観点から検討資料を作成し、この緊急事態下において知見を共有するべきとの認識を持って、この研究資料を作成しています。
公開質問として提示された質問事項に関して、以下私の見解を述べさせていただきます。

火中の栗な気もしますが jun-makino.sakuraweb.com/articles/coron… 交通整理。佐藤氏の文書への佐野氏他の批判について。
2020-04-13 00:47:21
@jun_makino 牧野様、問題は、殆ど不可能と思われる98%削減という推定が正しいかどうかです。その原因を調べるうちにこの報道が増えたため、やむを得ず公開しました。単純なSIRモデルでは「6割削減で臨界、8割削減で減少」は妥当な推定です。減少を始めた他国のデータを見ればそれほど間違っていないと思います。
2020-04-13 11:33:20
@jun_makino 我々の指摘に対する牧野さんの解釈にも誤解がありますが、あまり細かい議論をここですると批判もありますので。むしろ、単純なSIRモデルを超えて、日本ももっと実際的な予測を行いそれを公開すべき時では?例えば、imperial.ac.uk/media/imperial… やhealthdata.org/research-artic…
2020-04-13 11:57:37
@jun_makino 他の2名から科学的な議論は遠慮せず行うべき、とのことですので、誤解について説明します。長いので、3回に分けて。1)人口保存は、反応速度論的には守らないと物理的な意味が脆弱。感染者が少ない時は誤差は少ないが、爆発が起こる場合は変動が1のオーダーになるので致命的。2)は長いので最後に。
2020-04-13 15:13:21