【国士無双】韓信はなぜ、劉邦を支援しなかったのか？ 韓信は真の国士無双たる名将だった！【漢の大将軍】
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mamesiba195
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１ はじめに
まめ＠史記人物大好きクリエイター
@mamesiba195
項羽と劉邦との間で行われた楚漢戦争の最終決戦において、王の地位と領地を劉邦に約束されるまで、劉邦の支援におもむかなかったと言われる韓信について、その理由について考察し、私なりに考えた韓信への擁護意見を述べようと思います。 #楚漢 #韓信 pic.twitter.com/zyCqoqh2hz
2020-05-03 00:24:51
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まめ＠史記人物大好きクリエイター
@mamesiba195
近年では史記などの史料が知れ渡った結果、創作において美化された解釈をされる面が多かった韓信に対して、批判が強い創作作品も発表されたこともあり、史実における韓信へのネット上での批判が強まっています。
2020-05-03 00:18:17
まめ＠史記人物大好きクリエイター
@mamesiba195
特に韓信への批判が多いのはこの四点です。この四点を仮に「韓信の四大汚点」と呼びます。 pic.twitter.com/tQMu6QNd7l
2020-05-03 00:23:34
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まめ＠史記人物大好きクリエイター
@mamesiba195
ニコニコ大百科の項目を参考にしてください。ニコニコ大百科については、私が加筆した部分がかなり多いですが、今回のまとめとほとんど重複する部分はありません。
2020-05-03 00:23:35
まめ＠史記人物大好きクリエイター
@mamesiba195
近年のネットにおける韓信批判は、こちらのリンク先の文章が一例です。下線部分は特に批判的な断定がかなり強いと思える部分です。また、ニコニコ大百科のコメント欄でも批判的なコメントが多く寄せられ、かつては私も一部において同意した時もあります。 typemoon.wiki.cre.jp/wiki/%E9%9F%93… pic.twitter.com/JsMev8DCoR
2020-05-03 00:23:36
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まめ＠史記人物大好きクリエイター
@mamesiba195
しかし、私がニコニコ大百科の項目を加筆する時に調べた結果、韓信に対して擁護の上、さらなる再評価できる余地が十分にあることに気づきました。
2020-05-03 00:23:36
まめ＠史記人物大好きクリエイター
@mamesiba195
そこで、私が仮に定義した韓信の四大汚点の一点に対し、擁護や再評価の意見を述べることにしたのが、今回のまとめです。
2020-05-03 00:23:37
まめ＠史記人物大好きクリエイター
@mamesiba195
私がいう韓信の四大汚点とは以下の四つです。時系列は１→２→３→４ですが、今回はその中で最も批判が大きいと思われる「２．劉邦への支援要請を無視して、王の領土を約束されてやっと援軍に赴いたこと」に関する事実を探り、意見を述べたいと考えます。 pic.twitter.com/Qf30b3OYE5
2020-05-03 00:23:37
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まめ＠史記人物大好きクリエイター
@mamesiba195
なお、地図については、こちらのサイトに掲載された「秦代地図」の加工が可能とのことですので、利用させていただきました。ここにお礼申し上げます。
2020-05-03 00:23:38
まめ＠史記人物大好きクリエイター
@mamesiba195
また、このまとめは、こちらのまとめの姉妹編となります。このまとめをお読みになった後で、こちらのまとめもお読みになれば、もっとお楽しみいただけると思います。
2020-05-06 00:52:43
韓信はなぜ、友人の鍾離眛を自害に追い込んだのか？ 『史記』には異なる記述が記されていた！
中国史上において、有数の名将として知られる韓信という人物がいます。韓信にまつわる故事として、国士無双・韓信匍匐・背水の陣がよく知られています。こちらは近年、史記や漢書の記述の普及等により、批判されることが増えた韓信について再評価を行うとともに、韓信が古い友人の鍾離眛（しょうりばつ）をかくまいきれず、自殺に追い込み、劉邦に捕らえられ、楚王を廃位となった背景について探った内容のまとめとなります。
内容はこちらの内容の姉妹編となります。
https://togetter.com/li/1502438
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２ 「劉邦への支援要請を無視して、王の領土を約束されてやっと援軍に赴いた件について」
まめ＠史記人物大好きクリエイター
@mamesiba195
このことに関する韓信に対する批判は特に大きいです。年表では末尾の方の前２０２年の事件です。韓信はこのことによって、楚王を廃位されて当然という意見があります。私も事実としてそうであるなら、むしろ、自然なことであると感じます。 pic.twitter.com/fzWi5HZt2u
2020-05-03 00:31:28
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３ 地図を見ての当時の形勢
まめ＠史記人物大好きクリエイター
@mamesiba195
しかし、当時の形勢について、地図で見ると少し考えが変わりました。韓信は果たして王の地位が欲しいだけのために援軍を出さなかったのでしょうか？
2020-05-03 00:31:28
まめ＠史記人物大好きクリエイター
@mamesiba195
まず、西の赤の櫟陽は劉邦の本拠地、東の青の彭城が項羽の本拠地です。楚漢戦争とは、大まかにこの櫟陽と彭城を結ぶ線の奪い合いです。 そして、その線を結ぶ中央あたりにある滎陽が楚漢戦争の主な舞台となり、項羽と劉邦が講和した広武山の付近となります。 pic.twitter.com/DHyW3AszGf
2020-05-03 00:31:29
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まめ＠史記人物大好きクリエイター
@mamesiba195
つまりは、滎陽あたりで項羽と劉邦は講和し、項羽は東に帰り、劉邦はその講和を破り、後ろから攻め込んだわけです。そして、韓信と彭越が援軍に来なかったため、劉邦は項羽にだいだい色で囲った固陵というところで敗北します。 pic.twitter.com/hoFWjkiyDP
2020-05-03 00:31:30
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まめ＠史記人物大好きクリエイター
@mamesiba195
この頃、韓信は東北にある紫で囲った斉にいて、劉邦がつけてくれた武将である灌嬰に命じて、彭城方面を攻め込んでいました。 この時、韓信は劉邦の支援を行わず、王としての領土を約束されてからはじめて、項羽討伐の援軍を出し、後世の人から厳しい批判を受けています。 pic.twitter.com/u9OTev9cwV
2020-05-03 00:31:30
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