“検察庁法改正案”についてのモトケン氏(motoken_tw)の話
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この方が"民主主義厨"と呼びたい考えの人も、なんでもかんでも多数決で決めろと考えてるわけでは無いんだろうけどね。こういう考え方こそ極端過ぎる。 twitter.com/motoken_tw/sta…
2020-05-14 19:06:36@u__r__a 選挙は万能の解決手段ではないということ。 内閣対検察の構図において、内閣の権利濫用は選挙で解決すべきだ、という人が何人もいましてね。
2020-05-14 19:11:31@motoken_tw @backtodystopia @m_shito @TV65377118 検察幹部を「政治任用」することで民意は反映されます。もしそれで悪い結果が出れば「選挙」という形で審判をうけます。
2020-05-15 01:14:14相変わらず民主主義を持ち出して改正案を擁護する人がいるのだが、憲法の基本原理は民主主義だけじゃなくて自由主義も双璧としてある。 民主主義の代表が国会であり、自由主義の擁護者が司法だと言える。 司法や検察の独立性は自由主義原理から導かれる。 民主主義ばかりを振りかざしても説得力がない
2020-05-16 23:19:55検察に対する民主的統制を強化した場合、たとえば
「国民の支持が厚い首相や閣僚、国会議員の違法行為を適切に摘発できるのか?」といった懸念が生じることが考えられます。
リプ欄の批判的意見を読むと、憲法を理解してない人ばっかり。 法律制度の制度設計と解釈運用の基本は相反する要請間の矛盾や緊張をいかにして調整するかにある。チェックアンドバランスや利益衡量という考え方。 民主主義と自由主義の間にもそういう関係がある。 今の制度の全体像を知らない人たち。
2020-05-17 08:26:28>私は素人だからか、その『バランス的』や『オカシな決め方』って所がわかりません。 検察庁と内閣の問題は選挙で解決すればいいと言う人が多いのだが、こういう素人さんたちが、内閣と検察庁の問題について、選挙で正しい判断ができるのだろうか? twitter.com/PetepSagan/sta…
2020-05-17 08:40:14@motoken_tw ということは「正しい判断」が出来ない人からは選挙権を行使する資格がない、そういうことになりかねません。 それでは逆に、知的エリートの専制独走を招いてしまいます。その先には大衆からの遊離、疎外… あの自由を重んじる現代フランスも、自由主義ゆえの「熾烈で不毛な思想闘争」を招きました。
2020-05-17 11:46:39@motoken_tw そもそも論では、「正しさの根拠」など、せいぜいが科学的にしか認められようがありません。 社会人文分野において「正しい判断がある」とすること自体が妄想です。だから現在、社会学でもなんでも、重んじられるのはデータ分析です。それが、せめてもの「参考」だからですよ? ご存じないはずがない。
2020-05-17 11:50:06@motoken_tw 法律分野は、これほどにセンシティブでありながら、「客観的正義の根拠」が乏しすぎるのです。だから、ひとびとは感覚を重視するのです。 そのことへの大きな顧慮なく正義を語ってはなりません。 その姿勢が改憲すらやむなしという感性を招きます。
2020-05-17 11:53:02@no_low_jp >ということは「正しい判断」が出来ない人からは選挙権を行使する資格がない、そういうことになりかねません。 選挙は選挙結果の「正しさ」を保証するものではありません。 結果に対して、「民主主義的正当性」を与えるだけです。 「民主主義的正当性」以外の問題に対しては、選挙は手段として不適切
2020-05-17 11:59:47@motoken_tw その場合は選挙で政治家を落とせる。かつての造船疑獄でも選挙で与党が惨敗したでしょ?それに、もし「人事制度の柔軟性」がなかったら「検察庁の混乱」を恐れて「検察庁幹部の一斉摘発」が見送られるリスクがありますよ。
2020-05-17 13:00:07秘密保護法案、共謀罪法案、安保法案などで、選挙における野党の無力さを繰り返し思い知らされているはずなのに、自分に都合のいい理屈のためには選挙を持ち出す人がこの人だけでなくけっこう多い。 造船疑獄が理由にならないのは以下のとおり。 twitter.com/motoken_tw/sta… twitter.com/norinon4989/st…
2020-05-17 13:08:57大屋雄裕教授(@takehiroohya)とのやりとり
基本的に前回まとめの再録です。
これをモトケン先生が言うのはがっかりで、まず法案の組み立てから国家公務員制度一般が対象であり検察にも横並びの変更を計画したのは端的に事実でしょう。検察の特殊性から横並びでいいのかというご批判だと思いますが、それは事実として横並びであることを前提としないと成立しない。 twitter.com/motoken_tw/sta…
2020-05-11 01:55:22そのことを離れてご批判の内容に対しては、そういう懸念が生じること自体がおかしいとは思いませんが、そもそも法律上は任免権自体を内閣に握られているわけで、そこに役職定年延長・勤務延長というクリティカルなタイミングでしか機能しない権限を追加して何が変わるのかがポイントかと。
2020-05-11 01:55:22つまり法的権限の水準では有意に変わるわけではなく、実質的に変わるかどうかは整備予定の準則と実際の運用を見ないとわからない、それ抜きに濫用の危険を言い立てることに十分な根拠があるとは思えないし、従来と格段に異なる何かが起きると法文だけで主張するなら不誠実だというところでしょうか。
2020-05-11 01:55:22@takehiroohya 「それは事実として横並びであることを前提としないと成立しない。」 何が成立しないと言うのでしょう? 組織の性格が特殊なのだから、横並びである必然性も必要性もなく、弊害ばかりが予測される改正法案だから批判されているんですよ。私だけでなく多くの法曹から。
2020-05-11 02:01:32