2020-07-29のまとめ
(・д・)ホォー Acemoglu et. al (2020)は感染症と経済活動の関連性についての考察の中で、街中の散策や店舗での購買を通じた接触機会は人口密度の増加に従い増加するが、仕事や交友関係を通じた接触機会は時間と構成員が限定されていることから、
2020-07-29 00:57:00その限りにおいて感染率は人口密度に依存しないといった議論を行っている13。また、 新型コロナウイルスの感染者数と人口密度の関係については否定的な見解もある。
2020-07-29 00:57:01世界銀行の都市開発分野のエコノミストであるFang and Wahba(2020)は、中国のデータを用いて、地域ごとの人口密度と感染者数をプロットした結果を踏まえ、人口密度の高さが新型コロナウイルスの脅威をもたらすものではないと述べている。
2020-07-29 00:57:012015年の東京都の夜間人口は約1,350万人であるのに対し、昼間人口は1,590万人となっている(図6)。つまり、昼間に約240万人が東 京以外の地域から東京に通勤・通学等で流入している。
2020-07-29 00:57:03このため、東京に移動するまでの距離が長く、狭い空間に人が密集した交通手段で移動するような場合は、感染リスクが高まる
2020-07-29 00:57:04(・д・)ホォー 経済活動の中心地における感染拡大が一国全体に与える影響について、アメリカを対象に分析したMuro et al. (2020)は、新型コロナウイルスの感染拡大により最も被害を受けた都市部は国家の生産能力の中核を形成している地域であり、
2020-07-29 00:57:05最も影響を受けた50の地域はアメリカの雇用全体の30%、GDP全体の36%を占めていたことから、一握りの地域における衛生危機と労働市場の機能不全が、国家全体の経済力を削いだと指摘している。
2020-07-29 00:57:05都道府県庁所在地別の住宅地の公示平均価格(単位:円/㎡) pic.twitter.com/ZXIH5VW5Ob
2020-07-29 00:58:24東京都23区が最も高く約63万円となっており、さらに昨年比で3万円上昇している。2位である大阪市の約25万円と約40万円の差が生じており、都道府県庁所在地の中で最も低い秋田市と比較すると約60万円も の差がある。
2020-07-29 00:58:25このように東京都23区における 住宅地の地価は極めて 高い水準にあり、加えて、2020年も他の地域と比較して 対前年比で大きく上昇している。
2020-07-29 00:58:26地方移住への関心(年代別)質問「今回の感染症の影響下において、地方移住への関心に変化はありましたか。」 pic.twitter.com/Z9QurR7MU7
2020-07-29 00:58:27地方移住への関心(20歳代の地域別)質問:「今回の感染症の影響下において、地方移住への関心に変化はありましたか。」 pic.twitter.com/91VLsACnbG
2020-07-29 00:58:28地方移住への関心が高いのは、より柔軟に居住地域を変えやすい20歳代を中心とする若い世代や、東京の中でもより密集地域となっている23区に居住している者である
2020-07-29 00:58:28(´ω`;) 内閣府実施の東京都在住の18~69歳男女を対象とした「東京都在住者の今後の暮らしに関する意向調査(2018年10月)」によると、地方移住のイメージ(9つの選択肢から複数回答)で最も多いのは「自然豊かな環境でのんびりと老後を過ごす暮らし」、
2020-07-29 00:58:292番目が「家庭菜園程度の野菜をつくる暮らし」、3番目が「コンパクトな地方都市の中心地で、低コストで利便性のある暮らし」となっており、それぞれ思い描く暮らしが異なる
2020-07-29 00:58:30地域別のテレワークの実施状況質問:「今回の感染症の影響下において、経験した働き方をすべて回答してください。」 pic.twitter.com/8nLQEGlSoK
2020-07-29 00:59:43テレワーク経験者の意識変化質問:「今回の感染症の影響下において、地方移住への関心に変化はありましたか。」 pic.twitter.com/7q4aBkGfuL
2020-07-29 00:59:45学生の将来の就職地に関する選択・希望の変化質問:「今回の感染症拡大前と比べて、東京圏(東京、神奈川、千葉、埼玉)で就職するか、それ以外で就職するかの選択・希望に変化はありましたか。」 pic.twitter.com/W5u6osTLBa
2020-07-29 00:59:47地方出身者は、都市部以外の地方を就職先として志向する割合が増えている。また、地方出身者又は東京圏出身者であっても東京圏以外に居住している学生のうち、地方都市での就職志向が高まったと回答した人が比較的増えている。
2020-07-29 00:59:48(´ω`;) 一方、東京圏出身で東京圏居住の学生の場合は、むしろ東京圏での就職志向が高まったとの回答割合(14.6%)の方が、都市部以外の地方や地方都市での就職志向が高まったとの回答割合(4.5%)よりも大きくなっている。
2020-07-29 00:59:49「通勤時間が減少した」と回答した回答者の通勤時間に対する意識の変化 pic.twitter.com/FUBWebp9BW
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