@brains_rid 表現の自由で勝ち取れることって、せいぜい「規制されないこと」くらいなんですね。 公共機関事業のコラボ広告の継続という高い目標の場合、そこに合わせた主張を展開していく必要があります。 宇崎ちゃんポスターは、公共広告としても適切な文脈があると主張できた案件かと。
2020-08-02 21:22:11@brains_rid 例えばですが、一般書店では偽科学系の本なども年齢制限とかなく流通しているわけですが、同じような内容の広報を公共機関がやった場合には、不適切として中止に追い込まれることありますよね。EMとかアンチワクチンとか。 逆に宇崎ちゃん表紙は、私は公共機関のコラボも可能な企画だと思いました。
2020-08-02 21:30:49@ogi_fuji_npo 偽科学は嘘情報なので当然として「絵の表現」の問題ではないですよね? 宇崎ちゃんは絵が「環境セクハラだ規制しろ」「巨乳奇形の女は出すな」っていうフェミ/ポリコレからの批判攻撃だったから「表現の自由」を理由に「規制されない」と擁護したのですが? あなたはその前提が抜けていますよ。
2020-08-02 21:40:55@brains_rid 「規制されない」だけでは足りなくて、公共機関の事業として適切であると論証しないと、赤十字の性質上、継続が難しくなるんですね。宇崎ちゃんポスターは、ポリコレ的にも適切であると十分に主張できる文脈があるのに、表現の自由論まで後退したら、勝てるのに負けてしまうという話をしています。
2020-08-02 21:48:05@ogi_fuji_npo そもそも撤去も契約打ち切りもされてもおらず(単に予定通りのコラボ期間の終了)、前述のように攻撃への反撃として表現の自由「でも」語れる案件であり、結果的に赤十字とコラボも継続されているので、オウンゴールにもなっていませんよ。
2020-08-02 21:47:26@brains_rid 例えば、仮にセクハラを楽しむ文脈や、奇形の身体を楽しむ文脈でも、それを私人の表現として本屋で流通させたいだけであれば、表現の自由でいけるわけです。でも、宇崎ちゃんの表紙は、そういう文脈ではないと思うんですね。だから赤十字でもコラボ広告に使えると考える次第です。
2020-08-02 21:51:31@brains_rid 「でも」語れる案件部分というのは、例えば有害図書としての取扱いを要求しているような傍論の部分に限られているわけですが、その可能性はほぼないのが実情かと思います。次のコミケでの献血車の状況等を考えるに、やはりキャラクター文化の文脈の部分での主張を展開していくこと等が必要になるかと。
2020-08-02 21:55:29@ogi_fuji_npo ?? この問題では、ポスターを擁護した医療関係者や法曹界の声は完全に黙殺され、大手マスコミを含めて世間に流れたのは、ポスターを批判する社会学者やポリコレフェミばかりで「ポスターは有害とした」んです。 それらに対してこちらは「規制されない」と反論した。 これら事実をわかってます?
2020-08-02 22:03:12@brains_rid 規制されないと主張しても意味がないんです。表現として規制される可能性なんて最初からなかったんです。 そうではなく、赤十字にあったリスクは、公共機関の事業として不適切であるとの評価がくだることだったんです。 表現の自由は後者の論点では無力なんです。
2020-08-02 22:07:49
なかなかイヤなことを言われるけど、「あなたどうせネットでしか動いてないんでしょ? こっちはその件でリアルであれやったこれやった」みたいな話を個別の人にぶつけるのは止めようと思った。
2020-08-02 22:39:53しかし困ったねぇ。予想以上に、ネット情報による思い込みみたいなのが、広く世の中に流布してしまっているよ。
2020-08-02 22:47:03最近は、マスコミまで、そういったネット発の炎上情報みたいなのをニュース扱いするから、ますます厄介な時代にはなっているねぇ。
2020-08-02 22:48:21
(「an・an」SEX特集について)
ananのセックス特集を性教育の代わりにするのは、それはそれで違うんじゃないかと思うけどねぇ。良し悪しではなく、あれは、ある特定の層に特化してマーケティングされた娯楽としての性表現の要素・性質が大きいわけで。
2020-07-31 16:14:17ああいうのを、性教育ということにしてほしいというシスヘテ男性の差別的視点は、きっちり警戒しといた方がいいよ。 さらに言えば、現実の他人を性的対象にするマジョリティや、物理的な身体と紐付いたジェンダーのマジョリティのそういう意識も問題なんだよ、本当は。
2020-07-31 16:20:58ただ、そうしたあるセクシュアリティ層の性的好奇心に訴求しつつも、一定の社会的な問題提起や批評性のあることをやっていることと、性表現の度合い等とを、総合的に考えれば、有害図書にするべきではないという結論に当然なってくるだろうけどね。少なくとも大衆雑誌やスポーツ新聞よりはるかに。
2020-07-31 16:38:38個人的には、子どもが読んだ場合にフォローが必要になるのは、本当はむしろananかもと思うよ。 対人性愛というのは、危険で、押し付けがましいもので、それは変質者のおじさんだけを警戒すればいいんじゃなくて、恋愛対象ではない友達同士の何気ない関係の中の序列とかにも落とし穴があるわけで。。
2020-07-31 17:46:42オークだか触手だかのおぞましいファンタジーと違って、教室や職場の人間関係の延長で起きる諸々の性愛も絡んだ人間模様は、本当に怖いし、なかなか逃げられないし、時として人を殺すことになるし、それはanan的なスタイルの割とすぐ近くにもあるからね……
2020-07-31 17:50:14皆も、そういう怖さを知っているはずなのに、ネットでギャーギャー議論してると、ネット論争だけの蛸壺的な文脈にとらわれて、そういうリアリティを失うんだよね。不思議。
2020-07-31 17:55:54
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