細谷雄一さんへの質問・こぼれ話

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Ⅰ 細谷雄一さんとセネカ

 細谷雄一さんは、セネカの哲学が好きなようです。
 しかし、あまり活用できていません。セネカ本人も嘆いてることでありましょう。

0.プロローグ

@yuichihosoya

ローマ時代の哲学者セネカは『人生はいかに短いか』という本の中で、「心の静かさ平静)」が幸せの本質と書いています。今の時代は、大震災、政治の混乱、経済の停滞、就職の困難、雇用の不安定化、ツイッターなどと、「心の静かさ」を維持するのが難しい。セネカは樽にこもりました。私も必要?

2011-05-08 00:07:15
zeong @zeong_dictator

ギリシャの哲学者ディオゲネスが樽に篭もったという話を聞いたことはあるが、セネカもそうしたというのは初耳で、大いに浅学を恥じる次第。

2011-05-20 10:43:12
polalis @_polalis_

@zeong_dictator 「清貧以外はすべてを手に入れた」と評された人物が樽住まいですか。そんな素敵人物でしたっけ?

2011-05-20 10:43:54
zeong @zeong_dictator

@_polalis_ 残念ながら私は知らない、一部の賢才の間では周知の事かと思うと、冷汗一斗だよ。

2011-05-20 10:46:24
polalis @_polalis_

@zeong_dictator そうだねえ。名誉革命後のマグナ=カルタくらい、人口に膾炙しているのかも知れないねぇ。

2011-05-20 10:48:47

1.セネカを熱く語る(たたかいのまえに)

@yuichihosoya

ツイート100突破!少しずつ使い方も覚えてきましたが、つぶやくネタがない。毎日淡々と仕事をして、あまり怒りもなければ、巨大な歓びもあまりない。これを、ローマ時代の哲学者セネカであれば「心の平静」と呼ぶのかもしれません。まあ、悪いことではありません。

2011-05-31 00:13:13
@yuichihosoya

要するにわれわれの求めているのは、いかにすれば心は常に平坦で順調な道を進み、おのれ自身に親しみ、おのれの状態を喜んで眺め、しかもこの嘉悦を中断することなく、常に静かな状況に留まり、決しておのれを高めも低めもしない、ということである。これが心の平静ということであろう。」(セネカ)

2011-05-31 00:14:35
@yuichihosoya

財産を持たないほうが、失うよりもどれほど苦痛が軽いか。貧乏には失う原因が少ないだけ、それだけ苦痛も少ないことを知らねばならぬ。」(セネカ)

2011-05-31 00:17:04
@yuichihosoya

もちろん、日々いやなこともあれば(朝の通勤電車や湿度の高い車内の汚れた空気)、楽しいこともあります(好きな音楽、好きな読書、楽しい会話、乾いた心地よい風!)。今年の6月は、高温多湿で、冷房除湿の不足が想定されます。心地よい空間を得るのがより難しくなり、疲れが増しそうな予感。

2011-05-31 00:20:19
@yuichihosoya

そんなときはセネカが役に立ちます。「我慢しようと腹に決める段となると、自然は雄々しく堪え忍ぶことを教え、習性は易々と堪え忍ぶことを教える。災いを厭うものとするよりは、むしろ軽いものと思うように心掛ければ、どんな種類の生活のなかにも、楽しみも慰めも喜びも見つけられるであろう。」

2011-05-31 00:23:28
@yuichihosoya

@TATSUGU コメントを有り難うございます。お元気ですか。セネカは富裕な家庭に生まれローマ皇帝の下で官職に就いていましたが、陰謀などに巻き込まれ処刑されそうになり、難を逃れながらもその後流刑され、最後は自殺を強要されます。そのような厳しい現実と生活に打ち勝つための哲学でした。

2011-05-31 08:34:03
@yuichihosoya

いわゆるストア派の哲学の代表格です。どれだけいやなことがあろうと、悲惨な環境にあろうと、厳しい現実に直面しようと、心の内面に道徳心を持つことで、心の平静を得て、幸福を感じることが可能だという哲学で、強い心を備える必要を説いています。セネカ自身の経験から語っているのでしょうね。

2011-05-31 08:36:18
@yuichihosoya

大変な現実に直面する方々に、「セネカを読んで困難を乗り越えよう」などとのんきで失礼なことをいうつもりはないのですが、これからの日本が多くの困難に直面するであろうなかで、強い心を持つ必要性をこれまで以上に感じており、私自身がそのように努力しようと思っているところでした

2011-05-31 08:39:58

3.たたかいすんで

@yuichihosoya

われわれは短い人生を受けているのではなく、われわれがそれを短くしているのである。われわれは人生に不足しているのではなく濫費しているのである。」「充ち溢れる湯水でも使うように諸君は時間を浪費している。」(セネカ「人生の短さについて」)ツイッターとのつきあいも、注意しないと

2011-07-18 22:39:33

 どうやら、セネカ程の強い心は持っていなかった様です。
 困難に直面したとたんに挫けるくらいなら、最初から樽にでもこもっていればいいんじゃないかなぁ。

Ⅱ ジョンお姉さんVS音吉寸前さん

 そもそも「歴史論争」でも「細部で批判がある」わけでもなかったのだが、これに乗ってしまったがためにぐだぐだの擁護をするはめに陥ってしまった音吉寸前さん。
 ある意味、最大の被害者といえるかも?

0.場外戦(これはいらないかもだなぁ)

@yuichihosoya

日本では至る所で「歴史論争」がありますが、多くの方は基本的な歴史理論を無視し、また「客観的事実」が歴史学でどのように論じられてきたかも前提にしていません。日本の高校までの歴史教育では、歴史理論は教わらず、ランケ史観的な「客観的事実」の認識を刷り込まれます。

2011-06-28 07:55:50
趙 秋瑾♥ @Zhaoqiujin

歴史理論から教わる中国の歴史の授業がどんなにつまらないか、役に立たないか、そして歴史をゆがめてみることにつながるのか…なんて考えたことがありますか?ヘーゲルやマルクスは流した害毒の方がはるかに多かったと思います。RT@yuichihosoya 多くの方は基本的な歴史理論を無視…

2011-06-28 20:15:53
しゃけ@太平洋/瀬戸内産 @otokiti_sunzen

歴史理論というのはそのような意味ではない(のだろう)。ある歴史的事象を二つ重ねれば理論ができる。解釈の仕方について学べという意味。(続く) RT @Zhaoqiujin: 歴史理論から教わる中国の歴史の授業がRT@yuichihosoya 多くの方は基本的な歴史

2011-06-28 21:26:48
しゃけ@太平洋/瀬戸内産 @otokiti_sunzen

続:たとえば、産業革命と帝国の形成を重ねたら産業革命が元で帝国を拡大したという"理論"ができるが(~1960頃の定説)(続く)RT @Zhaoqiujin: 歴史理論から教わる中国の歴史の授業がRT@yuichihosoya 多くの方は基本的な歴史

2011-06-28 21:30:39
しゃけ@太平洋/瀬戸内産 @otokiti_sunzen

続2輸出競争力低下後も世界に影響力を与え続けた事実(+1970年代のサッチャービックバン頃)から土地貴族の金の遊ばせ所としての帝国の拡大と歴史も変わってきた。RT @Zhaoqiujin: 歴史理論から教わる中国の歴史の授業がRT@yuichihosoya 多くの方は基本的な歴史

2011-06-28 21:33:05
しゃけ@太平洋/瀬戸内産 @otokiti_sunzen

続3と、こう解釈するとCarr的な「過去と現在との対話」という"歴史理論"になる。このように、歴史とか可塑的で自由な解釈ができる。それが魅力と云いたいに違いない(棒読み)RT@Zhaoqiujin: 歴史理論から教わるRT@yuichihosoya 多くの方は基本的な歴史

2011-06-28 21:37:10
趙 秋瑾♥ @Zhaoqiujin

それは「理論」じゃなくて「論理」或いは「ものの見方」でしょう。大体「帝国」なんてレーニンの段階論が既に入り込んでること自体、あなたも理論に毒されていると思います。@otokiti_sunzen @yuichihosoya …産業革命が元で帝国を拡大したという"理論"ができる

2011-06-28 22:46:53
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