保存出来る餅 切り餅に至るまで

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@zoucibajasi

保存食としての餅の歴史はとにかくカビとの戦いで、最初は防カビ剤を投入してたけどこれが食品衛生法に触れて回収の大損害、つぎにハム型フィルム包装になるけどこれも食べにくくて今ひとつ pic.twitter.com/XoN1eiXq73

2021-01-02 01:02:04
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消費期限も2週間と短く、評判が悪かったので1965年にのし餅に筋を入れ割れやすくしたリテナー成型板餅を開発、「サトウの板餅・サクラコトブキ印」と名付けて発売。半真空状態で保存期間は6ヶ月。ただこれも開封するとすぐに食べ切らざるを得なかった pic.twitter.com/q7goV5K5yZ

2021-01-02 01:06:26
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1973年、「サトウの切り餅」発売。レトルト殺菌釜、ロータリー真空機、三連包装機、耐熱性資材という多数の革新的機材の賜物。 保存期間は1年を実現。三連のコンパクトな包装が消費者の支持を獲得した。 ただし課題もあり、加熱処理によって、つきたての餅が持つおいしさを失ってしまう問題があった pic.twitter.com/3Vl6ApvAJR

2021-01-02 01:09:50
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1979年に脱酸素剤が登場すると様々な食品分野で食味、鮮度の保持と、保存期間延長のために急速に普及した。 翌1980年、サトウ食品は「サトウの切り餅・つきたてバラ入り」を発売。無菌クリーンルームで生のままの餅をまとめて袋に入れた、同社初の無菌化包装餅であった pic.twitter.com/hm3W8hENxD

2021-01-02 01:12:37
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1983年、「サトウの切り餅・つきたてシングルパック」発売。業界初の生餅を無菌的に個包装した製品である。つきたての味を楽しめるだだけでなく、唯一残っていた酵母による発酵問題も起こらなくなった。現在に続くベストセラーである pic.twitter.com/johKm4mgpW

2021-01-02 01:15:13
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