バトル・オブ・ブリテンについて語ってみたよ(途中)

ぼろ太@C102 日曜日 東地区 “ア” ブロック 27b @futaba_AFB

と言うわけで、駆け足でバトル・オブ・ブリテンの開始と戦闘の前半を駆け足で見てみたのですが、この頃ドイツはイギリスとの和平を模索しており、戦闘そのものもまだまだ限定的なものでした。

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ドイツ空軍は増え続ける未帰還機にイギリス空軍の本体が今まで戦ってきた相手とは一味ちがうことに気づき始め、連戦によって熟練パイロットの損失の影響が出始めます。一方イギリスはビーバー・ブルックによって戦闘機不足は改善されつつある中、イギリス空軍もまた熟練パイロットの枯渇に苦しみます。

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イギリスが和平を拒絶したため、ドイツも上陸作戦のため絶対に必要な制空権の確保が必要となり、8月に入ると戦闘は激しさをまし、苛烈な航空戦が繰り広げられるのですが、キリがいいので今日はここまでです。

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忘れてましたが、今日のまとめ、7月の戦闘でのドイツとイギリスの損失機の比較とイギリスの出撃ソーティをグラフにしてみました、信頼性は凄くアレなので参考程度にしてください。 http://twitpic.com/5v3uid

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http://t.co/9Aw1Kcy じゃじゃーん！じゃーん！じゃじゃっじゃじゃじゃじゃーん！

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8月の最初の一週間は、空中戦に限ればそれほど大きな動きは無いのですが、この戦いの大きな転換点を迎えることになります。

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8/1日は海峡への機雷散布や散発的な船団への攻撃が続けられていましたが、この日ヒトラーは「指令第17号」を発令し、ついにイギリスへの侵攻作戦の実施が指示される事になります。

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さて、この指令には以下のような目標が掲げられました。

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1.可能なかぎり短時間でのイギリス空軍の制圧を行う。主目標は、飛行機、関連施設、補給機関で、これには航空産業を含まれていました。

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2.制空権を一時または局地的に確保した後は食料庫を中心に港湾を攻撃、内陸の貯蔵庫も攻撃。港湾への攻撃は事後の作戦を鑑み、最小限に留める。

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３.艦艇、商船への攻撃は大きな獲物、先ほど上げた２.の項目に効果を及ぼすもの、訓練に関係する場合を除いて縮小する。

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４.海軍の作戦への支援が可能な範囲で航空戦を強化、ゼーレーヴェ作戦に全力で参加できる体制も確保する。

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5.報復手段としての都市爆撃については決定を保留とする。

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６.航空戦の本格化には８月５日またはそれ以降に開始が必要。開始時期は作戦準備完了後、気象状況を考慮して空軍が決定する。海軍は提案された作戦の同じ開始権限を有する。

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これらは9月15日までに完了することとなりました。

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後にこれは延期されますが、バトル・オブ・ブリテンでのイギリス空軍、ドイツ空軍双方の勝利条件が決まったと言えるでしょう。イギリス空軍はこの日までイギリスを守りぬき、ドイツ空軍はこの日までにイギリス空軍を根絶やしにしなければいけません。

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また、これによりイギリスの航空産業への攻撃も明確化されることになります。

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しかしドイツ空軍内でも、ケッセルリンク、シュペルレ、オステルカンプから、スピットファイアは強力である。爆撃機の損耗が激しいなど、この時既に遂行が難しい旨の報告をゲーリングは受けていますが、再考されることはありませんでした。。

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翌８月２日は散発的な艦船への攻撃が続けられ、ゲーリングから第二、三、五 各航空艦隊に、攻撃命令が通達されますが、この時点では具体的な作戦手順や攻撃実施方法、攻撃目標の所在地などについては触れられておりません。

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8/4も散発的な艦船攻撃、機雷散布が続けられいましたが、具体的な攻撃目標が定まってくることになります。

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これにはレーダー・サイトも攻撃目標に含まれていたようですが、ツェッペリン飛行船による偵察などを行っても実態はつかめておらず。イギリス空軍の待ち伏せ攻撃に関係有るのでは？程度の認識でしか無かった模様です。

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8/6には作戦命令が実戦部隊に通達され、第一回目の1000機規模での攻撃、通称アドラー・アングリフが8/9に行われることが決まります。(後に悪天候のため延期)

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というか、この頃すでにドイツでは一〇〇〇機規模での航空作戦が行われていますが、旧軍でこれだけ大規模な航空作戦って行われたことってありましたっけ？

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され、この頃の中休みはドイツ軍にとって損耗した爆撃機の補充ができ、作戦成功に足る戦力を手に入れた一方で、イギリス空軍にとっても貴重な休養期間で、枯渇しかけたパイロットを補充するためポーランド人部隊を始めとする、亡命空軍の機種転換訓練が急ピッチで進められ後の大活躍につながります。