「原因も治療法も本当に人それぞれ」うつ病の発症から寛解までを描いたマンガに、様々な声集まる
そもそも本当に「うつ病」で、本当に「治った」のか
鬱病マンガのエピソードの前半に「それまで私は仕事や学業に熱中して力を注ぐことができてしばしば徹夜をするほどでした」みたいのが挟まれると「完全に双極性障害の人間の躁エピソードじゃん!」となってしまうけど、「昔はまともだった」というエピソードとしてこれが案外あるんだよね……
2021-01-17 19:39:24皆さんの周りに長期に渡って鬱病で苦しんでいたり、治ったり戻ったりを繰り返しているような人がいたら、それとなく双極性障害の可能性を示唆してあげてみてくださいね。
2021-01-17 01:17:38みなさん、人生において"調子がいい"ときってありますよね。双極性障害がそれを感じたら"軽躁状態"の可能性を危惧しなければいけません。この人生において"調子がいい"という感覚を持ってはいけないと深く心に刻まれるのが双極性障害という病気です。
2021-01-17 01:26:14鬱病は治ると信じ治療を続け、治ったと勘違いをして躁状態になり死んでいく双極性障害がいます。(双極性障害2型は鬱病と見分けがつきにくく、効く薬も異なるため)
2021-01-17 01:14:12双極性障害が自殺するの、鬱状態の罪悪感を背負ったまま自殺する元気はある躁状態になるからですね。(これを混合状態と言います)
2021-01-17 01:18:54鬱病はこうして治りました!!みたいな体験談、長期的に観察すると軽躁状態で自殺していましたみたいなケースが結構あると踏んでいるので治りたての体験談は信じられない。
2021-01-17 01:32:43ウツぬけの人も私はかなり怪しいと思っていて(行動様式に躁状態がある気がする)、鬱病でも双極性障害でも、"死ぬ寸前まで"経過を見てようやく実は完治していたのかもと言える病気で、この手のライフハックで救われる人と死ぬ人が両方出るので本当にケースバイケースだと思う。
2021-01-17 17:46:52???「鬱病が治りました! 治し方はこうです!!」 わたし「躁転したみたいですね、ご自愛ください」
2021-01-17 19:04:43実生活でもインターネットでも転職の面接でもなるべく双極性障害というのを隠さずに聞かれたらどういう障害かを説明するようにしていて、これは自分のためでもあるけど、鬱病と誤解されると治療が長引くので認知度を高めたいという思いがあるからです。
2021-01-17 01:45:07双極性障害、自殺率は高いけどきちんと治療を継続できている人は割合安定していますからね。(安定というのは健常者と同等というわけではない)(継続できる人はそれほど症状が酷くないとも言える)
2021-01-17 01:50:07双極性障害、本当に認知度さえ高まればそれだけで救える命があるはずなんですよ、救っていきましょう。
2021-01-17 02:06:26メンタルヘルス周辺のビジネスモデルの危うさ
心理療法を受けるにあたって知っておいた方が良いことが2つある。 ①カウンセラーは誰でも名乗る事が出来る。 ②カウンセラー資格も誰でも作る事が出来る。 独学カウンセラーになって相談料をとり、独自資格で受講料をとるってのはよくあるテンプレで、このテンプレを成功させるために(→)
2021-01-17 06:40:16(→)メディアを通して口コミ形成をするのが定石になってる。 漫画の出来がとても良いから、それを目にした人の何%かは「マエダ先生」に17万円を払い、何%かはそこに受講費を納め、資格をとった人は次の顧客を探す旅が始まる。 民間療法批判だけでは何も生まないのだけど。それでも自営の知識として。
2021-01-17 06:47:02TLに流れてきた鬱漫画読んだけど、アドラーとかNLPとか認知行動療法とか色々書かれていて、寛解までがすごくリアルで良かっ。良かったんだけど、良いと思うんだけど、催眠療法だけは科学的根拠が疑問視されている、詐欺やプラシーボ的なので高額請求するようなのも多い分野なので、注意してほしい。
2021-01-17 08:00:31まじで保険診療使えないところや、医師免許ないやつが「施術」という名前で行うやつとかに行ってはいけないぞ。 「薬なんて飲むのやめなさい」「きみの疾患は病気ではない」と言われて悪化、入院、さらに薬へ、みたいな話はよくあるんだ。
2021-01-17 08:05:06今ふと「マエダ先生」でググったら、どんぴしゃなのが出てきて、漫画を宣伝に使っていて、白目むきそうになったわ。だめじゃん。
2021-01-17 08:05:07医師の立場から
僕は精神科で実習したとき、指導医から 「君ら一般医が手を出せる範囲はここまで。ここからは専門家の領域」 「素人が下手に手を出してめちゃくちゃにされると専門医でも手に負えなくなることがある」 と教わり、震えたことを覚えています。 手に負えなくなる、とはつまり患者が死に至るということ。
2021-06-10 22:17:56身体にメスを入れるってとき、手術の基礎も学んでない医師が「でも何回もやってますから」って言い張って迫ってきたら恐ろしく感じるだろう。 心にメスを入れる、ってのも同じくらい恐ろしいことなのだけど、それを医師でも臨床心理士でもない「自称カウンセラー」に任せても良いと思えてしまうのか?
2021-06-10 22:20:48心理的な問題って昔から「気のせい」とか「心が弱い」とかって軽く見られてきて、ようやく最近は「病」として認識されるようにはなってはきた。 でも、まだまだそれが「死に至ることもある病」で、素人がそれを加速させることもあるって認識が一般に乏しいんじゃないかな。
2021-06-10 22:28:32ちなみに僕は医師だけど、心理教育は体系だって受けているわけではない。だから心にメスを入れる行為には恐怖があるし、「ここから先は専門家の領域」を探りながらやっている。自信がない行為については臨床心理士に確認するか任せる。 逆に言えば恐怖がない人はメス持っちゃいけないんじゃないかな。
2021-06-10 22:24:19カウンターとして再アップされた作品と、その背景
妻が描いたマンガ作品です。 約10年まえの我が家の日常。毎日が、だいたいこんな感じでした。「現状より悪くならないこと(死なないこと)」だけを考えて過ごしていました。 実務面では、 「処方された薬を飲まないとダメ。必ず悪いことがおこる」はお忘れなく。 twitter.com/masapon_com/st…
2021-01-18 13:40:10むかし私が書いた漫画です 双極性障害の鬱期で、寝たきりの生活でした(1/2) pic.twitter.com/Jcm2JDJiPj
2021-01-18 00:42:04